自分の顔は見えないもの
昨日、某渋谷のレストランの化粧室の鏡の前で・・・
小学校時代の記憶が鮮明に蘇りました。
道徳の時間だった？ 先生が言ったわ。
ある少年が二人、エントツ掃除を頼まれました。
エントツの中は真っ暗です。
＊小学生の私は、エントツ掃除=西洋と思い、
こんなイメージで記憶に残っている
二人は一所懸命エントツ掃除をして・・・
数時間後、表に出て来ました。
表に出てきた少年たち、
一人の少年は顔が真っ黒、
もう一人の少年の顔はまったく汚れていませんでした。
太陽の元、少年たちはお互いの顔を見て・・・
はい！ いいですか？
この二人、どちらが先に顔を洗いに行ったでしょうか？
はい！ 手を上げて！！
はい、わかりました！
では、今度は・・・
手を上げて！
はい！ありがとう！
きれいな顔の少年の方が先に洗いに行くと答えた人たち！！
その理由を教えてください。
はい、山田君！ どーぞ！！
太陽の下、相手の汚い顔を見た少年は
きっと自分の顔もこうなっていると思い・・・
すぐに顔を洗いに行ったのです！！
その反対に相手のきれいな顔を見た少年の方は
自分の顔もこの少年のように汚れていはいないと思い、
自分の顔が汚れていることに気がつかなかったのです！！
私はというと・・・
どちらが先に顔を洗いに行ったかなんてことよりも
もっと引っかかる疑問で頭が一杯だった。
すると先生がタイミングよくこう言ったの。
いやだ～！！
私は勢いよく手をあげたの！！
でも・・・指されたのは吉田さん・・・。
もー！！ 答えたかったのにィ！！
その先にある不思議に気づくような子にね！！
そう言うと、先生は・・・
私は言った。
でも、これはまったくの嘘で・・・
内心は当たらなくてよかった！ という気持ちで一杯だった。
だって・・・だってね・・・
私の思っていた疑問と言えば・・・
だったから・・・。全然論点が違ったよ・・・。（冷汗・・・
少し話が脱線したわ。
そう・・・化粧室の鏡の前でなぜこの話を思い出したかと言うとね・・・。
昨日、私はアメーバブックス新社の小林さんとランチをしたの。
前から何度も言っているけど、小林さんは
「どうしてアイドルにならなかったの？」と会う度に
聞きたくなるほど可愛い女性だ。
私の友人の この人 なんて
「今まで自分が可愛いと思って得をした出来事を３つ、
正直に答えなさい！
そしたらその可愛さ許してあげてもいいからさ！！」
と酔っぱらった勢いで小林さんに絡みついていたくらいだ。
（まるまるちゃん代弁してくれてありがとう！）
そんなアイドル・小林さんとランチをしていた私は
始めこそ、その可愛さにうっとりしていたものの・・・
１時間も小林さんと話していたらね・・・。
すっかり勘違いしてしまったようなの・・・。
トイレに行きたくなり、席を外し・・・
用を済ませ、
鏡に映った自分の顔を見て！！
えっ？
それから・・・
ヒーーーーッ！
一瞬気を失いそうになったのだ。
そうなの・・・すっかり小林さんの顔しか見てなかったら・・・
その状態で鏡を見たものだから・・・
こーゆー顔が鏡に映ると錯覚してしまっていたみたい・・・。
鏡に映っていたほーれー線クッキリシッカリの・・・
目の下乾燥ピキピキの・・・ファンデーションムラムラの自分の顔見て
あまりのショックに失神しそうになったのだった。
そして、あの小学生の時に聞いた話が蘇ってきたわけ。
自分の顔は見えないのよね・・・（涙
鏡の前、涙をぬぐいながら・・・考えちゃった。
そう言われてみれば・・・小林さん。
私と話しながら、しきりに口角引っ張り上げていたような・・・
ううん、考えすぎよね？ 小林さん・・・。
それとも、無意識にそうしちゃったの？
正直に答えなさい！
そしたらその可愛さ許してあげてもいいから！！
←でも傷つくのは嫌よ、小林さん！