最近、書きたいことがない。
無欲、無気力といったわけではないが、「これを書きたい」というか「これは言っておきたい」というような事柄がない。だから、全力で連載を休んでいる。書きたいことがない時に書いた文章はただでさえ偉そうな私の文章を"偉そうなだけ"にしてしまうから。

とはいえ、”物書き”である以上、書き続けなくてはならない。何も書きたいことがない時は「何も書きたいことがない」ということを書かなくてはならない。だが、そんなこと私にはできない。できないというよりしたくないというか、したくなすぎてできないというか、なんというか。

だから、今日は頭に浮かんだことをダラダラと飽きるまで書いてみようと思う。

最近、なぜか頻繁に「なんでコラムニストになったんですか?」という質問を受けるのだが、コラムニストを志したことは一度もない。Twitterで人を小馬鹿にしたツイートをし続けていたら、それが打ち上げ花火のラストのようにドンドコバズり、18歳の時に『MTRL』というWebメディアの編集長から「コラムを書いてみませんか?」とお声がけをいただいたのがきっかけである。

それから6年の年月が経ち、ただ人を小馬鹿にしていたJKツイッタラーのアカウントにはTwitter社から公認マークが与えられ、フォロワーという名の監視員が7万8千人集まった。ただそれだけのことである。

コラムニストになるための勉強や努力をしたことは一切ない。本もたいして読まない。同世代の子よりは少し多く読む程度である。諸先輩方からいただいた本はまだしも、インフルエンサーから献本されたページ数稼ぎのためにデカデカと文字が書かれた過去ツイートのまとめ本はまず読まない。あいつらも別にIGのストーリーにさえ載せてくれりゃあ満足だしな。

そもそも、私はツイッタラーにいきなり本を書かせること自体間違っていると思う。140文字で綴るプロたちに1章2000字を求めたら、文章がグダるのは当然である。短距離ランナーにマラソン走らせるってどう考えてもアホでしょうよ。

・・・本格的に独り言っぽくなってきましたが、なんだか嫌いじゃないのでこのまま続けます。

ここ1年特に集中力がなさすぎて、映画館で映画を見ることはおろか、Netflixで映画を見ることも出来なくなってしまいました。NetflixもAmazonプライムもHuluも全て解約しました。テレビも本当に見ない。私が普段つるんでいる連中もみんなテレビを見ないので、たまに会う従姉妹や元旦那の家族から、連ドラの話や流行りのバラエティー番組の話をされても全くついていけない。

曜日感覚もないし、完全にアウトドア派の人間なので、毎週同じ時間にドラマを見れる生活になんだか穏やかさを感じてしまう。のどかでいいなと本気で思う。でも、時に感じの悪い自分が「ドラマに夢中になって一喜一憂している奴らはさぞ退屈な人生をお過ごしなんだろうな。絶対に田舎のやつだろうな。金曜の夜に行くところもなけりゃ誰からの誘いもないからリアタイでドラマ見れるんだもんな〜」と鼻で笑っていたりもする。どちらもきっと私の本心。穏やかな暮らしにもうっとりするし、煌びやかな暮らしにも誇りを持っているのだろう。

あーあ、飽きる前に眠たくなってきたからおやすみ。