こんにちは、妹尾ユウカです。
先日の突然のデキ婚報告に対して、沢山の方からお祝いのお言葉を頂き、大変嬉しく思っております。
妹尾ユウカ@yuka_senoこの度、私、妹尾ユウカは20歳でデキ婚することにしましたことをご報告申し上げます。このコラムが自業自得の緊急事態に慌てふためき、悩んでいる人へ届くことを願って。平成30年 7月24日 妹尾ユウカhttps://t.co/RwxoXbiNOi
2018年07月24日 12:00
しかし、私がこれまで人に好かれる生き方をして来なかったせいか、こんな時でも「死ね」「命を軽視する人でなし」「自分の親が妹尾ユウカとか死んでも無理」というメッセージや投稿も見かけました。
まあ、死んでも私がお前の親になることは無いから余計な心配すんな!といった感じなんですけどね。
それはさておき。
この度、たくさん頂いたメッセージの中でも、特に気になったこのDMについて、今回はお話させてください。
「お前のメッセージこそ不快だから、こちらの気持ちを考えてDMした方がいいと思います!」と言いたいところですが、先日のコラムを読んで、このようなメッセージを送って来た人は、彼女以外にもいました。
マイノリティーとはいえ、彼女のような人が存在することは確かです。
「デキ婚で望まれないで生まれて来る子供は可哀想」
確かに、望んだタイミングでの妊娠・出産ではありませんが、生まれてくる子供が望まない子供というわけでは全くありません。こんなこと言わなくてもわかると思うんですけどね。
また、「エコー写真をコラムのトップ画像にしているのは、見せびらかしているようにしか思えないし、不快」という意見に関しては、正直、度肝を抜かれました。
「不妊治療をしている方に、エコー写真を見せびらかしてやろう!」なんて意図は、もちろんありませんし、そんな意図があって、エコー写真をSNSにアップしたり、マタニティーマークをつけて電車に乗ってる人なんていないと思います。
松葉杖をついている人とすれ違う時に「健康な足を見せびらかしてやろう!」と思って通る人はいないですよね。
雨の中、傘を持っていない人に対して「俺は突然の雨に備えて傘を持ってるんだぜ!自慢してやろう!」と思って、信号待ちで傘をさして肩を並べる人はいないですよね。
大袈裟かもしれませんが、それと同じです。
日本は不妊治療を受けている患者数が世界1位で、近年の晩婚化により、患者数が年々増えていることは、私も前々から知っています。母の友人からも、精神的にも肉体的にもとても辛いものだと伺いました。メッセージをくれたこの方の場合、それを2年間も続けているので、負担は計り知れないほど大きいということは理解できます。
けれど、私が妊娠したからといって、あなたの妊娠のチャンスが奪われたわけじゃないですよね?
私のデキ婚報告を「おめでたいことだから喜ぶべき!」とか「祝え!」なんて微塵も思っていません。
むしろ、思ってもいないのに「おめでとう!」なんて言わなくて良いです。私も仲良くない奴の誕生日に「おめでとう!」なんて言いませんし。
ただ、水を差すようなことをする必要はないんじゃないですか?と。
人の幸せを奪う事や、壊すことに注力を注いでいる間に、あなたの「幸せ」は作り出すことが出来ます。
この世に存在できる「幸せの数」に上限は無いのだから、人から奪おうとする必要は無いのです。