こんにちは、妹尾ユウカです。


先日の突然のデキ婚報告に対して、沢山の方からお祝いのお言葉を頂き、大変嬉しく思っております。




しかし、私がこれまで人に好かれる生き方をして来なかったせいか、こんな時でも「死ね」「命を軽視する人でなし」「自分の親が妹尾ユウカとか死んでも無理」というメッセージや投稿も見かけました。


まあ、死んでも私がお前の親になることは無いから余計な心配すんな!といった感じなんですけどね。


それはさておき。

この度、たくさん頂いたメッセージの中でも、特に気になったこのDMについて、今回はお話させてください。

「お前のメッセージこそ不快だから、こちらの気持ちを考えてDMした方がいいと思います!」と言いたいところですが、先日のコラムを読んで、このようなメッセージを送って来た人は、彼女以外にもいました。


マイノリティーとはいえ、彼女のような人が存在することは確かです。


「デキ婚で望まれないで生まれて来る子供は可哀想」


確かに、望んだタイミングでの妊娠・出産ではありませんが、生まれてくる子供が望まない子供というわけでは全くありません。こんなこと言わなくてもわかると思うんですけどね。


また、「エコー写真をコラムのトップ画像にしているのは、見せびらかしているようにしか思えないし、不快」という意見に関しては、正直、度肝を抜かれました。


「不妊治療をしている方に、エコー写真を見せびらかしてやろう!」なんて意図は、もちろんありませんし、そんな意図があって、エコー写真をSNSにアップしたり、マタニティーマークをつけて電車に乗ってる人なんていないと思います。


松葉杖をついている人とすれ違う時に「健康な足を見せびらかしてやろう!」と思って通る人はいないですよね。


雨の中、傘を持っていない人に対して「俺は突然の雨に備えて傘を持ってるんだぜ!自慢してやろう!」と思って、信号待ちで傘をさして肩を並べる人はいないですよね。


大袈裟かもしれませんが、それと同じです。


日本は不妊治療を受けている患者数が世界1位で、近年の晩婚化により、患者数が年々増えていることは、私も前々から知っています。母の友人からも、精神的にも肉体的にもとても辛いものだと伺いました。メッセージをくれたこの方の場合、それを2年間も続けているので、負担は計り知れないほど大きいということは理解できます。


けれど、私が妊娠したからといって、あなたの妊娠のチャンスが奪われたわけじゃないですよね?


私のデキ婚報告を「おめでたいことだから喜ぶべき!」とか「祝え!」なんて微塵も思っていません。


むしろ、思ってもいないのに「おめでとう!」なんて言わなくて良いです。私も仲良くない奴の誕生日に「おめでとう!」なんて言いませんし。


ただ、水を差すようなことをする必要はないんじゃないですか?と。


人の幸せを奪う事や、壊すことに注力を注いでいる間に、あなたの「幸せ」は作り出すことが出来ます。


この世に存在できる「幸せの数」に上限は無いのだから、人から奪おうとする必要は無いのです。