横浜DeNAベイスターズに所属する、井納翔一選手の奥様を「ブス」と匿名掲示板に書き込んだ、20OL191万円を請求される訴訟を起こされたニュースを見た。


私は高校生の頃から、ツイッターや2ちゃんねる、インスタグラム、ブログ、公開しているアドレスに「おはよう!」ぐらいの頻度と軽さで「ブス!」「死ね!」と言われてきた。


これら全てを訴訟したら、「35億」も夢じゃない。


年末ジャンボなんて大したことない。


仮想通貨より確実に儲かる。


本当に”生きているだけで丸儲け”になるかもしれない。


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でも、これは強がりでもなんでもなく、「ブス!」「死ね!」と言われることに、気が付いたらなんとも思わなくなっていた。「無」そのものだ。


多感な時期の女子高生が、「ブス!」「死ね!」といわれて傷付きも怒りもしないだなんて、異常なことだ。


「ネットへの書き込みや写真の掲載は、自宅玄関に貼れるものだけにしろ。」という話をどこかで聞いたことがあるが、本当にその通りだと思う。


「匿名だからバレない」「ネットだから何を言ってもいい」という間違った認識。

匿名なら何を言ってもいいわけがない。もちろん、匿名じゃなくてもそうだ。


直接本人に言う以上に、ネットへの書き込みは証拠も残るため、発言はより一層責任を伴うのかもしれない。


人の発言で人は深く傷ついたり、時には死までも選んでしまうものだ。


かく言う私も、執筆しているコラムやツイッターでは、「ブス」「ゴミ」といったキツい言葉を使うことは多いが、誰か特定の個人に向けて書いたことはない。


井納選手のこの一件を、「言論の自由の妨げだ!」なんていう批判の声も上がっているようだが、一言で言ってアホすぎる。


”言論の自由”を盾にした誹謗中傷など、許されない。