脱毛症で変化するのは見た目だけじゃない! |     mayuka Official Blog

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心のサポートを生業とする心理カウンセラーのmayukaです。
日々思ったことや脱毛症、子育てに有益な情報を発信しています。

注意脱毛経過や苦しい心情の記録があります。

あくまでも私個人の感情ですが、人によっては不快、悲しみの再燃を齎す可能性がありますので、心配な方はご注意くださいお願い

 

 

髪がなくなるなんて

眉毛もまつ毛もなくなるなんて

想像したこともなかったけど

実際になってみると、本当にキツい

 

肉体的な辛さと精神的な辛さがあるけれど、

圧倒的に押し寄せてくるのは精神的辛さ

 

脱毛が加速すると

鏡に映る自分が

落武者のように見えた

 

眉毛がなくなると

映画などに出てくる犯罪者のように見えた

 

さらにまつ毛がなくなると

性別もわからなくなって

女性としての自分が終わった気がした

 

 

そして何より

生える兆しが見えないこと

 

もう以前のように

何の不安や不快感も感じることなく

心から笑うことはできないのではないか

季節やTPOに合わせたお洒落を楽しんだり

憧れていた「きれいなママ」にはなれないのではないか

 

たくさんの当たり前だったことが

この先ずっと戻ってこないのかもしれないという絶望感

 

ストレスとか遺伝とかの可能性は高いとよく言われているけれど

原因が解明されていない

 

確実な治療法がない

 

「わからない」がもたらす「不安」

 

そんな色んな悲しみや不安が

育児に忙殺されている中で

ふっと落ち着いて先のことを考えた時に

どどどーーーーっと押し寄せて

時々、嗚咽して泣いた

 

家族の前では笑顔で

周りからどう見えるか怖くても

子供によかれと支援センターに行ってみたり

子供の習い事でよく会うママをお茶に誘ってみたりしたけど

 

大好きなはずだった「人」との交流

大好きなはずだったんだけど

振り返ると色んな疲れが勝ってた

 

今の私にはちょっと頑張り過ぎてたのかもなーと

自分を労る時間が足りてなかったことに気付いたり

良かれと思ってやっていたことを

少し休憩したり

 

そしてまた元気になったら

少しでも自分のテンションが上がるように

ウィッグを探してみたり

気に入らなかったウィッグをカットしてみたり

思いついたことを手当たり次第してたかな

 

 

「自分の機嫌は自分で取る」

 

最近は以前よりよく耳にするようになった言葉

 

簡単にできる人もいれば

どうやったらいいのかわからない人もいる

 

以前は私も後者だった

 

特に脱毛症になってからは

自分の姿を目にする度に湧きあがる滅入る気持ち

鏡に映る自分の姿に

ショックと悲壮感しか抱けずにいた

 

気持ちを上げてもまたドーンと下がる

育児の合間に

それをなん度も繰り返してた

 

そんな日々がもうすぐ4年

 

慣れてきたのか

時間が受け止めさせてくれたのか

 

こうして発信することができるようになって

発信しようと決めてから

少しずつ障害受容は進んでるような気がするおとめ座

 

 

この間までは

上に書いたような言葉を発すると

涙が止めどなく溢れてきて

「は〜〜、しんどっ!」

ってなってのに

 

今はとても静かな心で書いてるキラキラ

 

色々吐露したけれど

今の私の病状は命に関わるものではないし

もっと深刻な病気や震災などで

私よりももっと辛い状況の人が沢山いると思う

 

でも、だからといって

「私なんてマシな方だ」とか

「こんなことで」とか

自分の辛さを飲み込んだり

大したことがないと思うことは

悲しみや辛さを感じている自分の心を否定することになり

結果的に自分自身を大切にできていない

益々自分を苦しめてしまうことになってしまうかもしれない

 

ベル自分の気持ちを否定しないでベル

 

 

今、本当に辛くてしんどくて

どうしていいかわからない人がいたら

お話ししましょうピンク薔薇

 

気軽にコメント&メッセージしてねあしあと

 

 

帽子で隠しつつ子供の3ヶ月検診へ向かう