ダーリンの癌が発覚してからずっと、病院の通院には、ほぼ毎回欠かさず私も付き添って行っています。

癌発覚当時は、手術なども繰り返し行われて、日々状態が変わっていたので、やはり心配で付き添っていました。

4度の手術を終え抗がん剤治療が始まり、ダーリンの状態も少し落ち着いてきた頃、そろそろ付き添わなくてもいいかな?と思った時もありましたが、当初S状結腸癌・肝臓転移・肺転移・腹膜播種のステージⅣを宣告され、嫌でも「死」というものを感じたあの時から考えると、ダーリンは想像以上に頑張り、元気に仕事にも行けるようになっていました。

それだけに「ゲンカツギ」とでもいうのでしょうか。
何となく「私が付き添っていれば上手くいく」みたいな事を感じ、抗がん剤治療が始まってからも、ずっと一緒に市民病院に通院しています。

私も正社員として個人のクリニックで働いています。
ダーリンの通院に付き添って行こうとすれば、当然有給休暇を取らなくてはなりません。

しかも抗がん剤治療が始まってからは、2週間毎もしくは3週間毎の通院です。

月に数回休みをもらうのは、一緒に働いている方たちには、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

でも・・・もしもの事があった場合、きっと、ずっと付き添ってあげられなかった事を後悔するだろう。という思いがあり、同じ職場の方々、特にずっと一緒に1番近い所で仕事しているナースさんには、私の正直な気持ちを話し理解してもらって、今でも気持ちよくお休みを取らせていただいています。

本当に。本当に感謝です。

私以外のナースさんも、当然有給休暇を取りたい時があります。
そんな時でも、いつも私の都合を優先させてくれます。

嫌な顔せずに快諾してもらい、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

ダーリン自身だけじゃなく、家族や友人、その他にも沢山の方々の支えや協力があってこそ、前向きに治療に向き合えています。

周りの方々の気持ちを無駄にしないよう、これからもダーリンと共に笑顔で癌治療に向き合い続けたいと思います。


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