三太招き猫
左手で招く猫は、人を招くそうです。
誰を招いたの?
昨日の記事における義母の緊急事態について。
その前に不思議なことがありました。リビングにはFAX電話があります。らんを解放すると時々ボタンを押してました。中にはワンタッチダイヤルという機能があり、ボタン一つで登録先に電話してくれるのです。義母が来る直前、らんが義母の電話のボタンを押していたのです

あの日の義母は、裏口から誰かが浸入して部屋の中を覗いているのを見てしまったのだと言う。
高齢で一人暮らしであるため怖くなって、電気付けっ放し、鍵開けっ放しで慌てて我が家へ来たようです。
ウチに来て何があったのかを説明してくれましたが、パニック状態のため全ての話が結びつかず理解できずにいました。
とにかくその日は冷静になるまで休んでもらいました。
そして次の日、実家で何があったのかを明らかにすべく、大阪へ嫁さんと行ってまいりました。
誰かが浸入したという裏口は、ほとんど使用されていないため開閉が困難で人が通った形跡がなく鍵もかかっていました。他に浸入できそうなところはありませんでした。
その場では、ガラスに何か写り込んで見間違えたのではないか?との結論が出ました。
そして帰宅して衝撃の義母の一言。
「この家(私の家)は、誰でも自由に入ってこれるの?」
そんな訳ありません。鍵もかかっていたし誰も入れる状態ではありませんでした。娘もまだ帰ってないし…
続けて義母は、
「二階に一人、トイレに降りた時にはリビングにも誰かいたよ。」
ゾ〜〜っとしました。猫ではなく誰かを見たというのです。
これで、義母が幻覚が見えているのだと気付きました。
他の会話はいたって正常。食欲もあるし、時折笑顔を見せます。野球が好きなので中継を見てると機嫌が良い…という状況。
どうも初期の痴呆症かと思われます。とりあえず心療内科の予約を取り、治療することになりました。
この事に関して義母は、すんなり受け入れてくれています。
ということで我が家は通常とは違った状況にあります。この先どうなるのか?
冒頭の三太招き猫が招いたのは義母でした。
ヒゲさしにインコが

ではでは
