木曜日は通院日でした。

 

 

 

 

 

来月から(パートですが)転職することになり今月は有休消化もかねて、少し休みが多くなり、今回も付き添い。

 

 

 


 

そして今回は次男が午前保育で延長保育ができない日だったので、休ませて一緒に行きました。

 

 

 

 

 

 

入院の面会はNGですが、外来は特に制限がないとのことで、次男の体調も良く風邪もひいていないので、せっかくだからと一緒に行き、電車か車で悩んで、今回は車で。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はCTと泌尿器の診察もあったので、CT終わりの診察前あたりで病院に着くように出発しましたが、まさかの予定していた駐車場が満車で焦りました・・・・・・

 

 

 

 

 

 

病院周辺はあんまり駐車場がないというか、都内価格なので少しでも安いところをと探していたのですが、考えることは皆さん同じで満車でした(笑)


いくつか目星をつけておいたので、第3希望のところへ停めて、急ぎ足で合流。

 

 

 

 

 

 

合流して10分くらいで泌尿器の診察に呼ばれたので、タイミング的には良かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

お正月ぶりに(テレビ電話はよくしていますが)会う次男と母。

 

 

 

 

 

次男を見つけるや否や目じりが下がる母、嬉しそうに頭をなでたり、握手してみたり(笑)

 

 

 

 

 

次男は恥ずかしがっていましたが、幼稚園で書いた絵を見せたり、本を見せたりと母と仲良く戯れていました。

 

 

 

 



 

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めがねかけてる母と寝てる母どちらも描いたらしい

丸いのは目玉焼き

下のコブみたいなのはお山だそうで、4歳画伯の書く内容が面白かったですが、母は自分を描いてくれて喜んでいました(笑)

 


 

 





 

泌尿器の診察では来月のステント交換の日程とそれに合わせた検査項目の確認など、事務的な内容がメイン。

 

 

 

 

 

 

泌尿器の医師と私は初めましてで、お若い男性医師。

 

 

 

 

 

 

 

前回のステント交換の時に医師から「なんとか入りました、次は厳しいかも」と医師から言われてちょっとへこんでいた母。

 

 

 

 

 

 

いろいろ聞きにくいかなと思って、私がいろいろ質問。





「前回の交換は結構ぎりぎりだったとのことですが、次回もなんとか入れていただきたいです。尿管がこう入りにくいというのはやっぱり播種のせいなんですかね、尿管の圧迫を防ぐために何かできることとかないですか

」と聞くと「ステントはやってみないとなんともですね。こういう患者さんで、ステントが入りにくい方はがん細胞が圧迫しているせいなのでこうしたら良くなるとかはなく、お薬が効いて播種が消えて圧迫がなくなることしかないです」とあっさり。

 

 

 

 

 

「最悪、ステントが入らなかったら片方だけそのまま、もしくは片方だけ腎瘻にするとかもあるんですか?」とど素人の質問を投げかけると「ステントを入れないでそのままにすると今度は腎臓がやられていくので、腎瘻にしたほうがいいと思います。片方だけ腎瘻の人もいなくはないですが、片方は外来で、片方は手術でと交換が大変なので、お勧めはしないですけどね。そいういう方もいますけど」と的確なお答え。

 

 

 

 

 

母はこの淡々とした感じの話し方がちょっと苦手なようでしたが、、、、私はそんなもんかな~と。




感じ方は人それぞれですね。

 

 

 

 

 

質問すればきちんと答えてくれるし、前回もなんとか入れてくれたので、先生の手腕に次回も期待を込めたいところではありますが、こればかりはやってみないとですね。どうか入りますようにと本当毎回祈る気持ちです。

 

 

 

 

 


 

泌尿器の診察が終わると次はいつもの主治医の診察へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

入室時に「今日は孫もいるんです」と母が伝えると、主治医は「どうぞどうぞ、どなたでも」とウェルカムな感じでした(笑)

 

 

 

 

 

 

いつもの「体調はどうですか?」という質問から今日のCT所見へ。

 

 

 

 


 

前回は11月で3か月ぶりのCT。

 

 

 

 


 

便が出にくいのは変わらずですが、毎日少しは出ているようで、母も「腸は詰まってないと私自身も感じます」と実感しているようにCTでも腸の詰まりは見られませんでした。

 

 

 

 

ただ、便は腸内にあるようで「便はある感じだけど腸はつまっていなさそうだね」とのこと。

 

 

 

 

 

腹水は変わらずでしたが、今回、少し悪くなっていたのが腎臓でした。

 

 

 





 

 


 

主治医曰くCT画像で左右に白さ(造影剤の映り)に差があるとのことで、左腎臓が薄い映りでした。

 

 

 

 


 

画像が薄い=左の腎臓が造影されにくくなっている、少し腎臓の機能が落ちてきているかもしれないということだそうです。



 

 

 

 

今回の採血でのクレアチニンの値は1.0超え。










また前回よりも微増で、クレアチニンは回を増すごとに微増しているので、左腎臓のせいかもしれないということでした。

 

 

 

 

 

主治医に「できれば腎瘻は避けたいんですけどね、腎臓やステントまでやっぱりお薬が届きにくいから圧迫されていたり機能が落ちてきたりしているんですか」と聞くと「やっぱりどうしても届きにくいというところはあります」と答えたところで、母も「点滴やTS-1では抗がん剤が血液で全身回っていくようになってるんですよね」と追加質問。

 

 

 

 

主治医は「そうですね、点滴や飲み薬で全身に作用するものなのですが、もう少し様子を見て、悪化するようなら点滴や飲み薬も変えていくという選択肢もなくはないです。あと、腎機能が落ちてくると体外に抗がん剤が排出されにくくなって、抗がん剤治療もできなくなってしまうので、そうならないように腎瘻にするということも必要になるかもしれないですね」

 

 

 

 

とここでも腎瘻についての可能性が浮上。

 

 

 

 

 

母は少しがっかりしている雰囲気でしたが、それを見ていた主治医が「でもまだこのくらいなのでね、今回細胞診もまたやってみるので、その結果とまた今後の採血の様子を見ながらでいいと思いますよ。」と付け足してくださいました。

 

 

 

 

 

「お薬が本当に効かないかたは、年数経つと結構いろんなところに症状が出たりしているんですが、〇〇さんはなんだかお元気そうですしね」と主治医が言うと母も「そうですね、日によりけりですが、治療を1年続けて今こうしてすごく悪化していないってことはありがたいことですね!先生のおかげです!」と気持ちを前向きにしようとしている母の様子がありました。

 

 

 


 

 

私も「そうですね、旅行に行く気満満なので、この調子でいてほしですし、腎臓や尿管に直接お薬が届くなにか術があるといいなと思います。」と、内心”何なら背中からポート入れて腎臓に直接注入できないのか”とか思いながら話しました。

 

 


 

 

前回の細胞診ではクラスⅡと改善傾向だったので、お薬が表面には効いていると思っていたのですが、奥の腎臓やステントには効果が薄いのかな。。。。。

 

 

 


 

奥まで薬を届けるにはまず手前の腹膜にある播種をやっつけてからじゃないと奥に届きにくいというのを過去に主治医から聞いた気がしていて、細胞診結果が改善されていたので、腎臓にも効果が出てくれるといいな期待していましたが、まだまだのようですね・・・・きっとこれから効いてくると信じてやるしかないです!!!

 

 

 

 

 





そして余談ですが、どちらの診察中も次男はいたのかしらというくらいおとなしくしていてくれて、おりこうさんでした。

 

 



 

そんな次男を診察後に褒めちぎる母(笑)

 

 

 

 

化学療法室へ見送る前に「ご褒美買いに行こうね!」と次男を連れて院内のコンビニへ!

 

 


 

 

大好きなお菓子をたくさん買ってもらって満足そうな次男でした、しっかり兄の分まで選んでかごに入れていました(笑)

 

 

 

 

 

 

次男は一番小さい孫なので、かわいくて仕方がない様子の母。



好みとかも母にどことなく似ていてそれもかわいいらしいです(笑)

 

 

 

 

 

母と次男のやりとりを見てほほえましく、連れてきて良かったなと思いました。

 

 

 

 

 

たくさん買い込んだ袋を持った次男とともに母を化学療法室までお見送り。

 

 

 

 

 

診察のことも少し話し「腎臓のことは仕方ないけど、なるようにしかならないわ。そうそう、腹膜播種ってね5年で生存率1パーセントなんだって」とまさかのここでそんな会話。

 

 

 

 

 

(何も調べてないわ!といつだったか言っていた母でしたが、母の性格上、そんなはずはなくやっぱりいろいろ調べてる感じ)

 

 



 

母からいきなり余命?の発言が出たのは少し驚きましたが、すかさず「1パーセントでもあればいいんじゃない。ってか5年後とかなんてみんな何があるかわかないんだし、今こうしていられているんだから、それでいいんじゃない」と励ますつもりもなかったけど、どう言っていいかわかららずこんな答えになってしまいました。

 

 

 


 

でも母もそこまで深刻に言ったわけではなく、さらっとだったので「そうそう、またこれからも旅行にも行こうとしてるんだしね、ハハハ~、1年たってもまだこんなに元気でいられるんだからね!また次男くん、一緒に来てね!」と言っていました。

 

 

 

 


 

そして化学療法室の前で次男は母にぎゅーとハグをしてからお見送り。

 

 

 

 

 

 

母もニコニコしながら次男に癒されたようで良かったです。

 

 

 

 

 

 

そして母から「今日も化学療法終わったよ、ありがとうね!」とLINEが来たのですが、そこからがまた大変でした。

 

 

 

 






 




この影響で、帰りの東京駅はごった返し、新幹線の車内も満員電車だったみたいです。

 



 

 

 

 

1時間くらい並んで、なんとか母は座って帰れたようでしたが、乗車してからも時間調整で止まってしまったり、なかなかスムーズには帰れず、帰宅したのは9時過ぎでした。(福島までもずーっと満員で立っている人もいたそうです)

 


 

 

 

 

母が無事に家に着くまで何度かやりとりをしていましたが、そんな中でも「今日は次男くんに会えたからか、楽しかったし全然疲れていないわ」と返事があり、なんなら新幹線で隣になったおばさんと少しおしゃべりして帰ってきたとのこと(笑)

 

 

 





 

そういえば去年同じく起きた連結分離のときも、通院日だったような、、、


 

 

 

 


母は結構新幹線トラブルに遭うことが多く、引きが強い気もしますが、そんなトラブルがあっても意外となんとかなっている母でした。





 

 


 

 

 

さすがに翌日は疲れているだろうと連絡を入れましたが、ちょうど真ん中の妹が来ていたらしく「お家で一緒にパン食べてお茶してたわ」となんだか元気そうでした。

 

 

 

 


 

元気なのはなによりですが、疲れのしわ寄せがきませんように。

 

 

 

 




 

そしてまた始まる服薬の副作用、少なく済みますように!!!!!!