少し暗い話になります。。。。

 

 

 

 

 

 

今年、ステント詰まりや交換で、何度か入退院をしていた母。

 

 

 

 

 

 

5月の頃に入院した時、同室の方と仲良くなったようで、そこからLINE交換をしたりする仲になった人がいたそうです。

 

 

 

 

 

 

 

詳しくは聞いていませんが、その方も母と同じく癌治療中の方で「同じ仲間だね!」とお互い励ましあいながら、時々LINEを交換しするようになったとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

母が入院した5月にはその方はすでに入院生活が長かったようでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

秋ごろ行った手術での術後の経過があまりよろしくなかったようで、水分すら摂ることも難しく点滴で過ごしていたと母から先日の付き添い時に聞きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな中でも、母とのLINEではまめにしていたようで、母もその方の前向きな闘病生活に力をもらっており、身近に闘病中の知り合いがいなかった母にとっては支えにもなっていたと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前回の付き添い通院の際、母と診察までの間、お散歩をしながら雑貨屋さんに寄り、母の目に留まったスノードーム。

 

 

 

 

 

 

「ずっと入院生活で大変そうだから、これ〇〇さんに買って持っていこうかしら、お見舞いできるかわからないけどね。できなかったらお家に飾るわ」とつぶやいた母。

 

 

 

 

 

そのままラッピングをしてもらいお買い上げ。

 

 

 

 

 

 

 

そしてその日の治療後の夜、母からLINEが。

 

 

 

 

 

 

 

「病棟まで行ってみたんだけど、看護師さんに怪訝そうな顔で会わない方がいいと言われたから、渡せなかったわ。LINEで状況は知っていたけど、よほどひどいのかな、複雑な心境。」と。

 

 

 

 

 

 

そのあとには私に心配させまいと続けて「辛いけど、あんまり思いすぎないようにしてる、心配しないでね」とメッセージ。

 

 

 

 

 

 

 

そして、それから10日後また母からLINEが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「○○さん、亡くなったと旦那様からLINEがきたよ。ショック」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子供たちを寝かしつけたあとのLINEだったので、母に電話をかけました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

開口一番、やはりショックを隠し切れない様子の声のトーン。

 

 

 

 

 

 

 

 

「この前、お見舞い行かない方がいいと言われていたから、少し覚悟はしていたんだけどね、早すぎよ・・・・」と。

 

 

 

 

 

 

 

私も何と声をかけていいのやら「そうだね」ということしかできず。

 

 

 

 

 

 

母とのLINEのやり取りを知っていた旦那様が、ご丁寧にも母にLINEをしてくださったようでした。

 

 

 

 

 

少しの間、シーンとした空気での電話でしたが、母は「中山美穂と同じ日の訃報だわ。ショックだけど、ご冥福を祈るしかないわ。50代くらいで可愛い人だったな」とその方のことをしばし思っていました。

 

 

 

 

 

 

電話を切ったあとは、心配した私を気にかけたのか「あんまり考えずにいるわ、ありがとうね」とLINEが入っていました。

 

 

 

 

 

 

(そんなに私にまで気を遣わなくていいのに・・・・・)

 

 

 

 

 

小倉智昭さんの訃報もあり、いろいろと考えさせられる期間でした。

 

 

 

 

 

 

数日後の電話では母はいつも通りに戻っていたようでした。

 

 

 

 

 

そしてまた旅行に出かけていたので、まとまったら書きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母だけでなく、私も今こうして生かされていることに感謝して日々過ごしたいです。


 




 

 



 ↑「梅肉エキス」どなたかのブログで癌に良いとみたので、母にお正月持っていこうと思い購入してみました。↓