（2024年2月のお話です）
いよいよ審査腹腔鏡とポート留置手術の日。
予定では９時開始で２時間はかからないでしょうとのことだったので、父は福島から始発で、私は１０時３０頃前には着くように、次男を幼稚園に預けて、病院へ向かいました。
父も私も予定通に病院へ着いたのですが、私が着いた時にはまさかのもう手術は終わっており、父が医師から手術の説明を聞いたあとでした・・・・
てっきり１１時頃までかかるのかと思っていたのですが、私の勘違いだったようで、１０時少しすぎにはもう終わって医師から説明があったとのことで、しっかり話を聞こうと意気込んで向かっていたので、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいました。
父だけで大丈夫だったのだろうかと不安でしたが、私に会うやいなや父は「手術は無事に終わったよ。やっぱり腹膜に癌が多数あって、大腸も圧迫されて細くなっていると言っていたよ。癌の原因はまだはっきりしないけど、再発だと考えていると言っていた」と教えてくれました。
それ以外に何か術中の写真とかなかったのかいろいろ聞きましたが、なにせ父は基本的には受け身の人間なので「先生がホワイトボードに絵を描いてそれを見ながら説明されただけで、数分で先生からの話は終わっちゃったよ」とのことで、立ち会えなかったことをより悔やみました。
でもこのまま帰るわけにはいかないと思ったので（遅れてきた私が悪いのですが）、母を手術室から迎え、一緒に病棟へ戻る看護師さんへ「すみません、手術をしてくださった先生とはもう今日は会えないでしょうか」と無理を承知でお聞きしてみました。
すると看護師さんが「また後で、お母様の様子を見に病棟へ行くと言っていたので会えると思いますよ」と答えてくださったので安堵し、そこで再度医師の口から説明を聞いてみようと思いながら、病棟へ向かいました。
母は術後で少しぼんやりはしていましたが話はできる状態でした。
「無事に終わってポートも入れられたよ。お疲れ様」と声をかけると「よかった。ありがとう」と一言に続けて「癌はどうだった？」と聞かれたので「やっぱ腹膜にあるみたい、これから先生が来るからまた聞いてみよう」とそこで一度話が終わりました。
そう経たないうちに、手術の担当医が様子を見に来てくださり「どうですか？」と母の具合見た後に、再度説明をしてくださいました。
腹膜全体は見えなかったけど、肉眼でわかる範囲でも１０数個は確認できたということ、大腸が圧迫されて細くなっていること、病理に出して検査するということ、ポートが無事に入ったので、退院後に治療を開始できるということなどを言っていた記憶でした。
その病理検査に出して云々というところをきちんと確認しておらず（←この部分はまた聞かないといけないと今更書きながら思い返しているのですが）当時はいつ退院して治療ができるのかが一番気になっていたため、その点をお聞きすると「２，３日で退院できますよ」とおっしゃっていたので、私の休みに合わせて日曜日に退院をすることで医師と話をして、医師は病室をあとにしました。
医師がいなくなってから母は「やっぱり腹膜にあるのね・・・・」と少し落ち込んでいるようでしたが、私も父も「とりあえず無事に終わってよかった。来週から治療を頑張って、良くなることを祈るしかないね」と声をかけ、母もそれに頷いていました。
術後なので痛みもあり、ぼんやりしていたため、あまり長居するのも。。。と思い、父と病院をあとにしました。
予定よりも早く終わり、次男のお迎えまで今日はまだ時間があったので、父とランチをすることに！！！
ランチの場所は私が気になっていたレストランで。
父はお酒飲みなので、こういうところよりは居酒屋とか大衆食堂のほうが良いかもですが、私チョイスでいいよと言ってくれたので、お言葉に甘えて（笑）
あんまり画質良いスマホじゃないのに、これだけおしゃれに撮れる素敵レストランでした!!!
父と二人で外食なんて、大学時代以来。
当時私は大学通学のために都内に上京していて、父も都内通勤だったので、昼間たまにご飯を一緒に食べたり、父が飲み会で最終新幹線が間に合わないときに私の家に泊まって、そこから父は会社へ翌朝出勤するということもありました。
父が手土産で買ってくるハーゲンダッツやジュースがいつも楽しみだったなぁ（笑）（←書きながらもう２０年弱前の話だなと一人懐かしくなりました（笑））
それ以来の父と二人のランチなので、ちょっと気恥しさもあり、父とを話そうと思いましたが、父も気を遣ってくれたのかお酒が入ったかのようにべらべらおしゃべりしてくれました（笑）
話題は母のことではなく、株や投資のことでしたが・・・・勉強？にもなったし、久々にゆっくり楽しくランチできたので、良い時間でした!!