※数ヶ月前の話なので、会話調にはしていますが、一語一句正確ではなく、記憶を頼りに書いています。






予約時間よりも20分ほど遅れて診察室へ。


父母私の3人で入りました。


入るやいなや、医師が「お待たせしてすみません」と言ってくださいました。(←お医者さんって、患者さんを待たせても何とも思わない人が多くて、、、、この一言があるだけでも、優しいなぁとか感じてしまう)



医師「お待たせしてすみません、今日は診察が混み見合っていて、合間にお呼びする形になってしまっています」言われました。


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ってことは次の人もいるから、あんまり長く話せないってこと?とちらっと思いましたが、それならば時間内に聞けるだけ聞こうと勝手にメモを準備しながら意気込んでいました(笑)




ちなみにこちらの大学病院のセカンドオピニオン診察料は、30分10000円。




まずは今までの治療と経過について診療情報提供書から医師の所見をお聞きすることにしました。




診療情報提供書の文言や画像を見ながら(いろいろその前に過程の確認など話がありましたが)「確かに画像ではすごくわかりにくいですけど、腎臓に影があって、この部分から見たら再発で間違いないかなと僕も思います。」と。




大腸カメラが通らなかった件もお話すると「画像では見にくいですが、何かしら圧迫があって細くなっていて通りにくいんだと思います。カメラ通らなくて、その後何かその先生から話がありましたか?」と逆に質問をされましたが、通らず検査もそこで終わったため、特に大腸についてはしていなかったことをお伝え。



また下痢、腹痛の症状がずっと続いているということを伝えると「カメラが通らない場合は、腸を広げてカメラを通すこともあったり、細い場合は腸にステントを入れるということもあって、3つ以上ステントを入れるとなると人工肛門の可能性もあります。ステントを入れると腸が破れやすくなったり、使えるお薬も限られてきたりします」とリスクとともにおっしゃっていました。



前の総合病院では検査中断となり、そこで終わってしまったのですが、こちらの医師は大腸カメラを通してさらに検査ができると言ってくださったので私は大腸について、更に検査ができるのかと希望を持てました。


腸の症状がまだ残っているからこちらで大腸だけでも調べてもらえると良いなと母そっちのけで医師に希望をも伝えました。



ただ、母は前の総合病院での大腸カメラで、鎮静しながらもカメラが通らずかなりの激痛であったので、もう二度とやりたくないと言う思いで、「また痛いのはいやだなぁ」と先生の前でぼそっと言っていました。。。


 


大腸の話はそれで一旦終わって、肝心の腹膜播種。




2017年、胃癌ので胃を摘出して、ステージⅰだったため、その後の抗がん剤はしていないこと、その後6年ほど経ってからのこれまでの経緯など、、、


それまで通っていた総合病院での経緯や治療の判断は間違いではなく、腹膜播種はなかなか見えにくいため僕も同じような判断になっていただろうとおっしゃっていました。



内心、総合病院の医師に対し、今かなか腹膜播種を見つけられなかったことや治療方針に少し不安を感じていたのですが、セカンドオピニオンから見てもこの経緯はは間違っていなかったという言葉を聞けて良かったです。




また画像を一緒に見ながら、腹膜播種はレントゲン、CTでは見にくいが、強いていえばこのあたりのぽつぽつ見えるところがそうだろうと。



ただ、胃やその他の臓器には今のところこの画像では転移は見られないと思うともおっしゃってくださいました。



そして私が話は私が気になっていた腹腔鏡下化学療法へ。



まずはこの治療について絵とともにを説明してくださいました。




腹腔鏡で腹部にポートを入れること、直接腹部にパクリタキセルという抗がん剤を投入し、直接投与することにより点滴で抗がん剤を全身に流すよりも副作用が少なく、抗がん剤の濃度も濃いものを使えるので効果が期待できることなど。



私が「この治療では何人くらいされていて、どれくらい効果が出ているのですか」とお聞きしたところ、医師がちらっと「腹膜播種だと平均的に余命が1〜1.5年とか言われたと思いますが、、、」と言っていたのを私は聞き逃しませんでした。



母は余命宣告はされていなかったので、この言葉にショックを受けてしまうかもと(私が質問してしまったばっかりに、、、、)一瞬後悔の念が押し寄せました。



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ただ、あとで母に聞いたところ「先生そんなこと言ってた?聞いてなかったわ」と苦笑い、、、でもきっと自分でも調べていたからなんとなくの余命はわかっていたとは思います。。。



医師は続けて「当院では20,30人くらいこの治療をされていて、5年以上長生きされている方もいますし、完治された方もいます。またこの治療は限られた場所でしかやっていないため、遠方から来れれる方もいて、1番遠いのはアメリカの方だったかな、いましたよ。沖縄とかも」とおっしゃっていて、びっくり!!!




ただ続けて「このお薬が効く方もいますし、残念ながら効かない方もいらっしゃるのも事実です。」ともおっしゃっていました。





そこからHER2検査の話も出てきて、(母は総合病院で検査を受けていました)このあたりはなぜこの話が出てきたのかちょっとメモもせず忘れてしまいました。。。




陽性であればそれに特化した抗がん剤があったけど、陰性だったので、そのお薬は効かないねという話だったかと思います。



なので、胃癌からの再発が疑われるため、パクリタキセルの投与で良いという話だったと思います(曖昧ですみません。。。。)



そんな話をしていたら、あっという間に30分経ってしまい、医師から「すみません、次の診察があり、また合間にお呼びしても良いですか」と言われてしまい、私達3人はまた待合に戻りました。



まだまだ聞きたいことがたくさんあったので、もう一度受診希望にしました。



待っている間に、メモや聞いたことを整理しながら両親と次何を聞こうか話し合っていました。



長くなったのでまた続きます。すみません。。。