母が告知を受けた総合病院では、TS-1と温熱療法などの組み合わせで、保険が効く一般的な抗がん剤の治療を進めていくと母に説明があったようです。

 

 

ただ、2023年秋からずっと不調があったにも関わらず、腹膜播種が見つからなかったこと、本当にこの病院のこの治療法でよいのだろうかという不安が私の中では拭えず(←担当の医師や病院の方々、すみません)、セカンドオピニオンを検討してみようと一人で検索魔になっていました。

 


 

セカンドオピニオンを探すにあたり、腹膜播種というワードを入れて検索していたのですが、あまり良い内容ではないことが多く、最初は検索するのも辛かったです。




でも1番辛いのは母だから、私がへこたれている場合ではないと自分を奮い立たせ、再度検索魔に(笑)






腹膜播種の治療でまず目に止まった病院は大阪にある病院で、腹膜播種センターという専門があるところ。




他にも西日本でいくつか病院が見つかりましたが、福島から関西方面はきついよなぁ。。。という理由で断念。




調べていくうちに、腹膜播種の治療で直接お腹に抗がん剤を投与する腹腔鏡下化学療法というものがあることを知り、この治療法も選択肢の一つになるのではと思いました。




関西は厳しいけど、東日本地域でその治療法をやっている病院を検索するとまたいくつか出てきましたた。


ただ、残念ながら実家のある福島県含め、東北では見つかりませんでした。




それでも関東にはいくつか見つかったため、問い合わせをしてみることに。




1件目は、関東でも福島から近い北関東圏だったので、期待をしていたのですが、胃癌の手術をしている方は腹腔鏡下化学療法ができないということで断られてしまい、断念。 





2件目からは都内。



インターネットから問い合わせをして3日後くらいに医師から直接お電話があり、事情を聞いてくださりとても親身になってくださったクリニックで、通院候補の一つになりました。




3件目も、総合病院でしたが、やはり胃癌の手術をしていると癒着があったりするので腹腔鏡下の治療はできないと断られてしまいました。




4件目は、ホームページを見る限り、実績もあり、大きな病院でしたが、電話をすると受付の方が出て、詳しい話はセカンドオピニオンか外来受診で聞いて下さいとのことで、治療の可否は聞けずじまいでした。




5件目も4件目と同様に大きな病院で、ホームページもしっかりしているところでした。



ここまで来ると、また手応えがないのかなぁと思っていましたが、受付の方が医師の方へ電話を繋いでくださり、事情もしっかり聞いてくださって、一方的ではなく安心感を覚えたやりとりでした。




6件目は、がんと言えばがんセンターかなと思い、電話をかけてみましたが、腹腔鏡下化学療法は保険が通らず、まだ治療効果や実績もそう多くはないため、がんセンターではやっておらず、保険治療で行っているとおっしゃっていました。



(がんセンターの人が腹腔鏡下ではなく保険治療でというのであれば、今検索している腹腔鏡下化学療法を検討するのはどうなのかとまた迷いも出てきてしまったのも事実ですが、、、)



通常治療よりも効果が出ている人もいるという実績を見て、こればかりはやってみたいとわからないからとりあえず母に話だけでもしてみようと思いました。



上記がすべて都内であり、福島からの通院となるとやはり負担面で大変になる部分があるので、最終的に決めるのは母。



やるとなったらできるようにサポートしようと心に決め、母に電話をしてみたのでした。