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海外ドラマの感想、映画(主に洋画)の感想、海外セレブのことなど、思ったことをただただ書き連ねるだけのブログです。

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舞台は正反対の方向に重力が存在する双子の惑星。
上の世界は富裕層
下の世界は貧困層が暮らしている。

二つの世界は互いの交流は固く禁じていた。

主人公はアダムとエデン。
アダム役はジム・スタージェス。
エデン役はキルスティン・ダンスト。

キルスティン・ダンストは大好きな映画の一つ、『マリー・アントワネット』が印象的。
あの映画でも笑顔がとてもチャーミングで、魅了されたなぁ


※ネタバレ注意報※

この映画は映像がすごく綺麗で、世界観のアイディアがすごくよかったから
恋愛モノより、SFファンタジーメインにした方が面白かったかも。
恋愛モノにしてはインパクトに欠けるし、しかも禁断の恋ってテーマがプラスされて、近未来のロミジュリ風
そしてSF要素、禁断の恋、更に記憶喪失まで押し込んだもんだから、どこが要点なのか分かりづらい。
恋愛メインにしては禁断の関係の割に進み方が軽すぎたかなって思う。
やっぱり印象的なテーマは1つに絞らないと

真面目に観ちゃうと、せっかくの映像美と世界観を有効活用し切れなかった感が否めないかも。
何も頭を働かせないで、気楽に観る映画としてはいいかもしれないけど


あ、あとビックリポイントがあったの!
ボブ・ボルショヴィッツ役のティモシー・スポール。
毎度おなじみ『魔法にかけられて』『ハリー・ポッターシリーズ』に出演してるんだけど、全部悪い役!(笑)

今回も主人公と仲良くなった途端、利用して裏切るのかと思ったら、終始普通のいい人役でビックリ。
ボブの立場的にも上の人間だし、なんと言っても面白いくらい悪役顔(失礼)だからその気で観てたらまんまと裏切られた(笑)
このアダムとボブの関係は、ある意味アダムとエデンより見ものだったかも


とりあえず1度は観ても損はしない作品ではあります。
星や月の美しさ、雲や雨が重力(?)により普通ではない、より神秘的なものに。
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とても美しい作品でした。




2013年9月7日公開
上映時間109分