マグレじゃない、奇跡を起こせ！
ロックシンガー・ボイストレーナーの盛山裕治です！
今日は前にも話したLA滞在記その3です。
前回のブログ
当時MTVの大流行もあって
世界の音楽の中心だったLA。
数万人を集めるコンサート見たり
満喫していたけど
基本は
ド貧乏旅行
なので質素極まりない日々。
ほぼ毎日
カールスジュニア
というハンバーガー屋さんでハンバーガー一個と
飲み放題のコーラを飲んでた(笑)
ドリンク飲み放題なのに
S・M・L
があって
アメリカ人はバケツみたいなLを頼んでそれを何杯も飲んでた(笑)
日本の感覚だと一番小さいサイズ頼んで
それを何回も飲めばいいじゃん！って感じだけど
そうではなかったらしい苦笑
あとはタコスとブリトーを食べてたかな。
もうほぼ毎日それだったけど
そこまで日本食〜😭
ってならなかったかな。
それだけLAが刺激いっぱいだったんろうな。
MTVも日本より情報が早いので
日本でまだ見れないMVが見れて凄い得した気がした！
これ！
モーテルの部屋で初めて見た時興奮したなぁー🩷
日本人でオレが一番最初に見てる！！！
みたいな！！
きっとそんなことなかったんだろうけど(笑)
そこら中に
アメリカンドリーム
って感じだった！
と同時に
そのドリームを叶えるために必死で頑張ってる同世代のバンドとも仲良くもなれた。
一緒にLAに連れて行ってくれた
Mortonの友達が
Armed Forcesというバンドをやっていて
↑
LAから日本に帰って翌年くらいにメジャーデビューしていた。
その彼らのリハーサルに遊びに行かせてもらえたりした。
LA郊外のバンドは近所の工場をバンドで借りて
工場が終わった夕方以降や土日に
リハーサルスタジオとして使ってた。
工場の中にライブハウスみたいにフルセットで機材セットされていて
いつでも練習出来るようになっていた。
土日とかは地元のキッズとかもみんなで遊びに来る感じでスタジオ(工場)に来てワイワイやりながら
リハーサルやってた！
そして何に驚いたかって
メンバー全員のパワー💪💪💪
ドラマーなんてシルベスタスタローンみたいな体で
1時間に一回スネアのヘッド破くんじゃないかってくらいのパワー😨
それに合わせてるから
ギターもベースもボリュームフルの大爆音。
パワーも規模感も自分がいる日本と全然違くて
思いっきりカルチャーショックを受けた😨😨
週末のリハーサルには近所の人たちがビールを持ちよって
まるで町内の会合みたいな雰囲気で
ロックミュージックが当たり前に生活に溶け込んでいることがうらやましかったし
なんちゃって英語で
洋楽モドキ
をやってる自分が
「なんか違うな…」
って考え直すキッカケになった。
そして彼らを含めデビューを目指してるバンドたちが
みんな自分たちのライブに来てもらうように
ライブハウスの前でビラ配りみたいなのをやっていて、
「明日ここでオレたちのギグがあるから来てくれない？」
って小さな缶バッチを声かけながら配ってるのを見て
そんなこと一度もやったことも考えたこともなかったから
それも凄い衝撃だった。
今考えると当たり前なんだけど
自分のバンドや音楽を
見てください！
聴いてください！
って伝えるの当たり前なことだけど
ファンなんて勝手に増えるだろ！
とか思ってた自分に
エンターテイメントの中心のLAのバンドは
もっと派手できらびやかなんだと思ってたけど
そのアメリカンドリームをつかむために
みんな地道な活動をしていることが
驚きでもあり刺激でもあった！
そしてやはり
パワー感や演奏力が段違いだな、と痛感もした。
LAから帰ってきてからも英会話は勉強していたけど
自分がやるのは
ジャパニーズロック
なんだと覚悟を決められた。
LA滞在記
バンド刺激編の他にもまだまだネタあるので(笑)
それまた次の機会に！
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