彼は、あなたがそれを嫌いなことを知らないのです。

こんにちは。恋愛コンサルタントの田端裕司です。

今回は、こちらの記事の補足です。

１〜３については、上の記事をお読みください。4つ目は、自分の嫌いをきちんと知っておくということ。そして、それをできるだけハッキリと彼に伝えるということ。

人は、意識的に、無意識を問わず、誰でも、他の誰かが嫌がることをしてしまう生き物です。

もっと簡単に言えば、あなたにとってはNGなことであっても、彼にとっては、NGではないことがあります。だから、ワザとじゃなくても、彼はやっちゃうんですよね、あなたがイラっとすることを。

例えば、あなたは、味の濃いものが苦手だけれど、彼は、すっごく好き。だから、ラーメンはとんこつラーメンばかり行きたがる。で、３つ目と被るのですが、「好きだから…」という理由で、我慢してしまうんです。

結果、行きつくところは、「私の気持ちを分かってくれない……」といった感じで被害者意識を持つことになってしまうんです。

ただ、あなたが嫌いと思っていても、多くの男性は、察することが苦手です。だから、これは苦手、それは嫌いとハッキリ伝えたほうがいいのです。

あなたが嫌い、苦手と何度となく言っても、やめてくれない場合もあるでしょう。その場合は、まずは下記の２つを考えてみてください。

①ハッキリと伝えているか？

女性は、やんわりとした遠回しな表現を好みます。なぜなら、女性同士では、それで十分に伝わるからです。

けれど、男性同士は、単刀直入なコミュニケーションを取っています。だから、女性を相手に伝えるときと同じように彼に伝えようとしていたら、伝わらないことが起こります。

だから、ハッキリとあなたの意図を伝える必要があるのです。

②男性が嫌がる表現をしていないか？

あなたが遠回しな表現をした場合、彼が自分の価値が傷つけられたとか、自分の能力が足りないと言われたように感じることがあります。

あなたが伝えたことは、あなたが苦手なことや嫌いなことであって、彼の価値とか能力に何か言いたいわけではないですよね。だから、あなたが苦手なこととその理由をハッキリと伝えてください。

ハッキリと伝えることに対して、プレッシャーがかかる人もいるかもしれません。けれど、伝えることは、あなたが彼と気持ちよく過ごすために必要なことです。自信を持って大丈夫です。

①、②を確認して、彼にあなたの意図がきちんと伝わっていても、彼が変わらないこともあるでしょう。その場合、あなたの中で、うまく折り合いがつけられないのであれば、我慢し続けることになってしまいます。

そういった関係は、長続きしません。あなたの我慢のうえで、成り立っている関係です。我慢が積み重なれば、いずれ何かのきっかけで爆発します。だから、何度か伝えても、彼がやめる気がないなら、さっさと離れたほうがいいのです。

彼が悪い、あなたが正しいではなく、資質とか考え方の違いなのですから。彼には、それをやめられない理由があるのです。なので、無理にあなたに合わせてもらうことは、難しいですよ。

参考になれば、嬉しいです。

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