ReversibleRide11 『四国の果て』 | 吝嗇TOPPER、怪魚を求ム。

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自転車と釣り竿をひっさげて、極力安く旅に出て、なるべくトップウォータールアーを使って、いろんな魚に会いに行って、生きて帰ってくるまでが僕の旅。ここはその備忘録。ホームは都会のオアシス多摩川。

さぁ、いよいよラストも近いですよ。
どれだけ引っ張ったんだって話ですが、単に忘れていただけでございます。

もう頭の中は夏の釣りでいっぱいなのでございます。


しかしあと二つの記事で終わりなので書ききります。


高知の高地を越えた私が入りたるこの地は愛媛県にございます。
愛媛県の釣具屋で早急に強力なヘッドライトを買ったのは言うまでもありません。


しかし何と言っても人生初愛媛入り!
ミカン食べないとね!

伊予柑ではなく、なんちゃらとかいう種類の柑橘類を頬張りSUPを積んだチャリはひたすらに街道を進みます。


その街道についてなのですが、言わねばならぬ事がありまして。

愛媛県はサイクリストならば是非訪れて欲しい場所です!

その理由がコチラ!



見て分かる通り、自転車に対してこれでもかと言うくらい優しい!
と、言いますのも現県知事さんが自転車用の道を観光資源として活用しているのだそう。

自転車で県を興しているなんて、サイクリストにはたまらない環境であります。


こんな自転車に優しい場所が日本にあったのか!と思います。
そしてこれを実現するためにどれだけの力を注いでくれたのかが良く分かる!
中途半端な政策ではありませんよ!
マジでいたるところに優しさが散りばめられてますから。

そして当然サイクリストも多いです。





途中、露と雨でビショビショになった道具とテントを乾かしました。

こうしてたまに休みつつ、明日の海峡越えに備えます。

そう。もう海峡はすぐそばなのです。


海沿いの道をひた走ります。


良い潮目が出来ておる、、、

しかし明日、狙った時間に出発するためにはここはスルー。

10:30出船

これが僕の考える唯一のタイミングだと思っていました。恐らくこのタイミングを失うと次の日までチャンスは無く、そしてさらにもう一日をここで費やす余裕は正直無かったのです。


チャリを頑張って漕ぎ漕ぎして



ここを走り抜け、出来る限り出船予定港に近付くのがこの日のミッションでした。

しかし、地図を調べていただければ分かりますが、このヒョロッとした角の部分。。。

案外長い!!!

しかもアップダウンきつい!!!


進まねぇー!!!

と、思いながらもなんとか次の日の予定に間に合いそうな場所まで距離を伸ばし、就寝!!!
奇妙な建物内にテントを張らせて頂きました。


この時期の四国の山の上は寒すぎる!

風がしのげるだけでもかなーりヌクヌクとした一夜を過ごすことが出来ましたとさ。。。