前回の記事では、
「願う」と「意図する」の違い
についてお話ししました。
「こうなったらいいな」と願うことも大切。
でも、そこから一歩進んで、
「私は、こうする」
と自分で方向を決める。
それが「意図する」ということです。
今回は、その「意図する」ということを、もう少し深く掘り下げてみたいと思います。
そもそも「意図する」とは?
「意図する」と聞くと、少し難しく感じるかもしれません。
でも、実はとてもシンプルです。
意図するとは、自分の進む方向を自分で決めること。
「私はこうなりたい」だけではなく、
「私は、こういう方向へ進む」
と決めることです。
たとえば、
「もっと自分を大切にしたい」
と思ったとします。
これを、
「私は、自分を大切にする」
と決めてみる。
すると、少しずつ変化が始まります。
無理なお願いをされたときに、
「今回は断ってみよう」
と思えるかもしれません。
疲れているときに、
「今日は休もう」
と自分を優先できるかもしれません。
意図したことで、突然人生が変わったわけではありません。
自分の選択が変わったのです。
意図すると、まず「見るもの」が変わる
人は、自分にとって重要だと感じているものに意識を向けやすくなります。
たとえば、
「今年は旅行に行く」
と決めた途端、
旅行先の情報やホテル、交通手段などが、以前より目につくようになった経験はありませんか?
情報が突然増えたわけではありません。
自分の意識が、その情報を探すようになったからです。
意図することも同じです。
「私は、新しい仕事に挑戦する」
と決めたら、
今まで気にしていなかった求人や人からの話が気になってくる。
「私は、人とのご縁を大切にする」
と決めたら、
今までなら何気なく通り過ぎていた出会いに、気づくようになる。
意図すると、
見える世界が変わるのではなく、自分の見方が変わっていく。
ここが、とても大切なところです。
そして「言葉」が変わっていく
意図するときには、
自分がどんな言葉を使っているか
にも意識を向けてみてください。
たとえば、
「自信を持ちたい」
ではなく、
「私は、自分を信じて行動する」
「お金が欲しい」
ではなく、
「私は、お金を大切にし、豊かさを受け取れる自分でいる」
「幸せになりたい」
ではなく、
「私は、自分の幸せを選んでいく」
というように。
「〜したい」は、まだ未来にあります。
一方、
「私は〜する」
「私は〜でいる」
という言葉には、今の自分の意思があります。
もちろん、「〜したい」という言葉を使ってはいけないわけではありません。
大切なのは、
自分の言葉に、自分の意思を乗せること。
それが意図することにつながります。
意図すると「行動」が生まれる
ここが、もっとも大切なところかもしれません。
意図しただけで、何もしなくても現実が変わるわけではありません。
意図することは、魔法ではありません。
でも、
意図することで、自分の行動が変わります。
「私は健康を大切にする」
と意図したら、
少し歩いてみよう。
食べるものを考えてみよう。
今日は早く寝よう。
そんな小さな行動が生まれる。
「私は、新しいことに挑戦する」
と意図したら、
まず調べてみよう。
誰かに聞いてみよう。
申し込んでみよう。
そんな一歩が生まれます。
つまり、
意図する
↓
意識が変わる
↓
選択が変わる
↓
行動が変わる
↓
経験が増える
という流れができていくのです。
大きなことを意図しなくてもいい
「人生を変えるぞ!」
と、大きな決意をする必要はありません。
むしろ、もっと小さくていいのです。
今日は、
「笑顔で過ごす」
と意図する。
今日は、
「自分を責めない」
と意図する。
今日は、
「一つだけ行動する」
と意図する。
今日は、
「ありがとうを一回多く言う」
と意図する。
これだけでも十分です。
意図とは、
未来を一気に変える大きな決断ではありません。
今日をどう過ごすのかを、自分で選ぶこと。
その小さな積み重ねが、やがて人生の方向を変えていきます。
「意図する」は、自分との約束
私は、
「意図する」ということは、自分との小さな約束
だと思っています。
誰かに認めてもらう必要はありません。
誰かに宣言する必要もありません。
自分自身に、
「私は、こうする」
と伝える。
そして、できる範囲で、その方向へ一歩進んでみる。
もし途中でうまくいかなかったとしても、
「失敗した」
と終わらせなくていい。
そこから何かを学び、
また方向を調整すればいいのです。
前回の記事から、ここにつながります
前回は、
「願う」から「意図する」へ。
というお話をしました。
そして今回は、
「意図する」とは、自分の方向を決めること。
というところまで深掘りしました。
では、次はどうなるのでしょうか?
意図しただけで終わってしまえば、
また「いつかやろう」に戻ってしまいます。
だからこそ、
意図したら、一歩動いてみる。
ここが大切です。
今日、あなたは何を意図しますか?
難しく考えなくて大丈夫です。
朝でも、夜でも構いません。
自分に一つだけ問いかけてみてください。
「私は、今日はどう過ごす?」
そして、
「私は、穏やかに過ごす」
「私は、自分を大切にする」
「私は、一歩だけ行動する」
そんな小さな意図を一つ決めてみる。
意図することで、
見るものが変わる。
言葉が変わる。
選択が変わる。
行動が変わる。
そして、少しずつ現実も動き始める。
前回の記事でお話しした「願う」から、
今回は「意図する」へ。
そして次は、
「意図したことを、どう行動につなげていくのか」
について、お話ししてみたいと思います。
まずは今日、
あなた自身のために、
小さな一つの意図を持ってみませんか?
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。