ママはラウンド時に、各ホールの第1パットがショートしたか? オーバーしたか? というデーターも持ち帰ります。

 

こんなことを始めた理由は、ママのラウンド後のこんな反省からでした。

 

10歩(約9m)を超える長いパットは大きくショートが多く、それが自分のパット成績を下げているのではないか?

 

 

 

第1パットがショートしたか? オーバーしたか? といったデーターを持ち帰るようになったのは2022年10月からでした。

 

 

 

12月末時点のショート、オーバーの結果はこのようになっています。

 

参考までにワンパット率も入れておきましょう。

 

 

データーを見る限り、ママが思うほどショートが多くなかったのです。

 

2022年10月の時点から、ママはオーバーが多かったのです。

 

それは、この表のとおり今でも変わりません。

 

”ショートが多い” という感想はママの思い込みであったことがわかりました。

 

きっと、ショートして悔しい思いをした記憶が、強く頭の中を支配していたのでしょう。

 

客観的な事実を無視して、自分の思い込みで練習方針を定めると方向を誤ります。

 

ママはこの事実を受け入れて、今ではショートが多いとは思っていません。

 

 

 

 

 

次に、ワンパットで決まらなったホールのパット成績を各距離帯でショートとオーバーに分けてみてみましょう。

 

 

この表からは興味深いことがわかります。

 

ママは10mを境に、ショートした場合とオーバーした場合の成績が入れ替わります。

 

10m以内では、オーバーのほうが成績が悪く、10mを超える距離帯についてはショートのほうが成績が悪いのです。

 

この点ついてはママの ”長い距離は大きくショートする” というママの感想は適切だったと考えられます。

 

表からは、10m以内はショートよりもオーバーのほうが残り距離が長く、10mを超える距離については、その逆になっていると考えられます。

 

 

 

 

 

それでは、ワンパットを逃した場合、次のパットでどれくらいの距離を残してしまうのか?

 

各距離帯でショート、オーバーに分けて考えてみましょう。

 

ママは各ホールの第1パットの距離や打数、ショート、オーバーのデーターを持ち帰りますが、第2パットのデーターは持ち帰りません。

 

なので、これまでのママのパットデーターからの推測になります。

 

各距離帯でのショートした場合、オーバーした場合の残り距離はこのようになっているものと推測できます。

 

 

表中、”1未” というデーターは ”1m未満” を示します。

 

表からは10m前後から距離感が悪化する傾向が伺えます。

 

 

 

これには原因があり、ママも自覚しているようです。

 

ママは各距離の打ち分けを定量的なテークバックで決めています。

 

定量的なテークバックとは、パターヘッドを右足内側まで上げたら4m転がる、というようにテークバックを上げる位置を定めることを言っています。

 

ママは、この方法を取り入れてから距離感が大幅に向上しました。

 

とこが、10m前後までは良いのですが、この距離を超えるとパターヘッドをどこまで上げるか目標が無くなってしまいます。

 

やむなくママは10mを超える辺りからパンチを加えているようですが、結果は吉とは出ていません。

 

 

 

ここまでがママのデーターからわかることです。

 

 

 

 

 

ここからは、今後の練習方針やラウンド中のマネージメントを考えてみましょう。

 

練習方針については次の通りです。

 

10mを超える距離帯については、練習量を増やして感覚を養うか、10mを超える距離帯も定量的に打てる方法を見つけることでしょう。

 

 

 

手っ取り早く改善するには、パターヘッドをもっと重くして定量的に打てる距離を延ばすという手があります。

 

練習が嫌いな私は、この方法を取り入れて定量的なパット距離を延伸しています。

 

ただ、距離を延ばせても1~2m程度と考えられるので、完全な問題解決とはなりません。

 

 

 

 

 

ラウンド時のマネージメントとしては、ワンパット率を上げるためにオーバー目に打ちたいところです。

 

以前、強めとジャストタッチを較べた場合、成績がどれくらい変わるか実験したことがあります。

 

当然カップの向こう側まで強めに打ったほうが高いワンパット率を示しました。

(ご興味がある方は、私のブログのテーマ ”ゴルフデーター” の中に残っているのでご参照ください)

 

でも、入らなかった場合を考えてオーバーしても1m未満に抑えられる5mまでをワンパット狙いで積極的に行き、6mからはスリーパット防止のための距離合わせで守る。

 

現時点ではこのマネージメントが最適と考えられます。

 

 

 

参考までに12月末時点の、ママの各距離帯ワンパット率、スリーパット率を示します。

 

 

この表からはわかる事は、6mを境にスリーパット率がワンパット率を上回ってしまいます。

 

 

この表からもワンパット狙いは5mまでとして、6mを超える距離帯からは守りに入ったほうがスコア向上に繫がることを物語っています。

 

今後の練習により、6mを超える距離帯のスリーパット率が下がることを確認してから、ワンパット狙いの距離を伸ばしていったほうがスコアに与える影響も良い結果を生むでしょう。

 

 

 

届かなければ入らない!

 

かもしれないけど、

 

オーバーしたボールもやっぱり入らない!

 

 

 

練習頑張ってね~!

 

応援してるからね~!