せっかく集計しているので、たまにはママのパットデーターを見てみましょう。

 

 

 

昨年末時点の、ママのパットデーターはこのようになっています。

 

 

 

まずは距離別平均パット数から

 

 

 

 

次に距離別平均ワンパット率、平均スリーパット以上率

 

 

 

 

コレだけ見せられれば、

 

「あぁ、そうなってんだ~」

 

で終わってしまいます。

 

これらのデーターは、何かと比較することで価値が出ます。

 

 

 

 

 

では、平均スコア90のゴルファーと較べてみましょう。

 

 

この表をグラフに変換すると90プレーヤーと較べて優れている点、劣っている点がより鮮明になります。

 

この表をグラフに変換すると

 

 

緑の線が90プレーヤー、青の線がママのデーターです。

 

5mを切る距離帯は90プレーヤーより優れており、特に2m、3mの距離帯はやや大きく90プレーヤーを離しています。

 

5mを超える距離帯で、ママは弱点があるようです。

 

 

 

距離別平均ワンパット率、スリーパット以上率を90プレーヤーと比較すれば、よりママの優れた点、劣った点が理解できます。

 

 

ママの特徴は、90プレーヤーと比較してワンパットが多いが、スリーパットも多いと言えるでしょう。

 

ただ、5m以内の距離帯については、90プレーヤーと比較してワンパットの多さが有利に働いていますが、5mを超える距離帯については不利に働くことになっています。

 

ママは各ホールの第1パットをオーバーしたか、ショートしたかのデーターも持ち帰ります。

 

それによると、ママは全距離帯でオーバーが圧倒的に多くなっています。

 

5mまでの距離帯については、多少オーバーしても次をカップインさせているようですが、5mを超える距離帯についてはオーバーさせ過ぎのように見られます。

 

今後のママの課題は、5mを超える距離帯の距離合わせでしょう。

 

5mを超える距離帯の技量が上がるまでのマネージメントは、5m以内はワンパット狙いで積極的に、5mを超える距離帯についてはジャストタッチで狙うことが望ましいと考えられます。

 

 

 

参考までに

 

ママの直近10ラウンドの平均スコアは86.3になっています。

 

私の手元には、90プレーヤーのパットデーターが10mの距離帯までしかないので、パットシミュレーターが稼働できません。

 

なので、残念ながらママがグリーン上で90プレーヤーより何打稼いでいるかはわかりません。

 

コレがわかれば、ショット部門の課題も見つけることができます。

 

この辺の研究が今後の私の課題でしょう。

 

 

 

 

 

90プレーヤーのパットデーターは10mまでしかありませんが、私のデーターはママと同様30mまで記録してあるので、今度は私のデーターと比較してみましょう。

 

まずは距離別平均パット数から

 

 

手元には10mを超える距離帯のデーターもあるのですが、表が小さくなってしまい、数字が読めなくなってしまうので、頻繁に打たれる10mまでの距離を示します。

 

恥ずかしながら、あんなにパットがヘタクソだったママにいつの間にか抜かれてしまいました。

 

恥の上塗りついでに、この表をグラフにしてみましょう。

 

 

90プレーヤーとの比較と同様に、2m、3mの距離帯で差が開き気味です。

 

私がこの距離帯が苦手というよりは、ママがこの距離帯が得意と言うべきでしょう。

 

 

 

これら表やグラフは、得意な距離帯や苦手な距離帯を見つけて練習に役立てるには便利です。

 

でも1ラウンドあたり、ママと私のパットの腕前の差がどのように現れるかまでは、これら表やグラフからはわかりません。

 

そこで活躍するのがパットシミュレーターです。

 

このパットシミュレーターを用いてママがグリーン上で私を何打リードするのか見てみましょう。

 

最初に私の平均距離別パット回数を用いて検証します。

 

ちなみに私の1ラウンドあたりの第1パットの平均総距離は72.5mとなっています。

 

すると、このような結果になりました。

 

ママ  30.453打

 

私   32.121打

 

ママはグリーン上で私を約1.7打リードする結果になりました。

 

このようにも言えます。

 

私のパットの腕前がママのレベルまで上がれば、ショットのトラブル3発分を帳消しにできる。

 

 

 

今度は、ママの平均距離別パット回数を用いて検証します。

 

ちなみにママの1ラウンドあたりの第1パットの平均総距離は94.3mとなっています。

 

シミュレーターの結果は?

 

ママ 32.657打

私  33.978打

 

その差 1.321打

 

2つの検証結果からこんなことも言えます。

 

ママと私の第1パットの平均総距離から考えると、ママが各ホールであと1mと少々ピンに近い所にボールを乗せられれば、スコアは2.2打縮まります。

 

1mと少々近づけることは大変だけど、0.6mピンに近い所に乗せられれば1.1打縮まります。

 

 

 

ママのために集計した結果でしたが、私は少々ショックです。

 

ママと勝負する場合、私はスタート前からトラブル3発分のハンデを背負ってスタートしていた事実です。

 

ママの直近10ラウンドの平均スコアは先ほど述べた通り86.3打でした。

 

私の直近10ラウンドの平均スコアは86.9打となっています。

 

先のパットデーターと平均スコアから言えることは、ママは私にグリーンに辿り着くまでにリードを許し、グリーンに乗ってから鼻差で逆転していると言えるでしょう。

 

 

 

では、ママはグリーンに辿り着く前に、私にどこで遅れを取るのか?

 

恐らく2打目のFWウッドのショットでしょう。

 

私はこのクラブが得意です。

 

ママは苦手です。

 

ホームコース2のメンバーになって女子研修会に入会してから、ママはFWウッドを猛練習して、以前に比べてかなり上達しました。

 

もしママのFWウッドのショットが、私と同レベルになれば1.5打程度(グリーン上の差そのまま)スコアを削り取ることができるでしょう。

 

 

 

 

 

ママへ

 

ボクはプロでもなければトップアマでもありません。

 

なので、ボクのレベルまでFWウッドの技量を上げることは容易いことだと思うよ。

 

頑張ってね~!