昨年11月にこんな投稿記事を書きました。

 

そう、昔懐かしの”糸巻ボール”の記事です。


 

手元にたった2個しかない貴重なボールなので使いたくなかったのですが、

 

「コースで打ってみたい!」

 

という欲求には勝てず、ショートコースで使いました。

 

フェースにペタリと張り付く感触が昔を思い出させてたまりません。

 

 

 

実はその後もこのボールをずっと使い続けています。

 

ショートコースだけではなく、通常のコースでも使っています。

 

 

昨年の11月からこのボールを使い続けているので、塗料が剥がれたり傷がついたりと、汚くなってしまいました。

 

通常のコースでも使っているので、ドライバーでも打ちました。

 

当初の予想では、

 

1 今のボールと比較しても飛距離の低下は小さいだろう

 

2 今のボールと比較して左右の曲がりは大きいだろう

 

でした。

 

 

 

実際にドライバーで打った結果は?

 

1について

 

厳密に計測していないので正確ではありませんが、私の場合糸巻ボールのほうが飛んでいるような気がします。

 

糸巻のボールのほうがスピンがかかりやすいと言われています。

 

もしこれが事実だとすれば、私のドライバーショットはスピン(揚力)不足です。

 

 

 

これは私と娘のドライバーデーターです。

(予想飛距離は計算値なのであまりアテになりません)

 

私のデーター

 

 

 

娘のデーター

 

 

ボールの初速は私も娘もほとんど変わりませんが、コースでは娘のボールは私のボールより常に20ヤードほど先まで飛んでいます。

 

これは娘のボールには伸びが見られるの対して、私のボールにはあまり見られません。

(娘のほうが適正なスピンがかかっている)

 

これが糸巻ボールの場合、娘との差が小さくなるような気がします。

 

また、ホームコースでは、糸巻ボールのほうがいつもより前から2打目が打てています。

 

今のボールより糸巻ボールのほうがスピンがかかるためこのような現象が起きるのだと思います。

 

私の持っている計測機では、ボールのスピンまで測れないことが残念です。

 

 

 

 

 

2について

 

今のボールと比較して意外と曲がりません。

 

昨年の11月からこのボールが無くならず、私の元に残っているのがその証拠です。

 

1980年台、私はこのボールを使っていました。

 

当時のドライバーは木製でした。

 

その後メタルドライバーの販売が始まりましたが、当時のメタルドライバーのヘッドの大きさは、木製ドライバーより小さく、今の5Wくらいの大きさしか無かったのではないでしょうか?

 

当時のドライバーは芯を外すと大きく曲がり、飛距離もガクンと落ちました。

 

今のボールと比較してスピンがかかりやすい糸巻ボールをドライバーで打ってもあまり曲がらないということは、今のドライバーがそれだけ進歩したと言えるのでしょう。

 

 

 

木製ヘッドやデカヘッドになる前のドライバーで私のOB発生率は1ラウンドあたり1発以上でした。

 

右に大きくスライスしてOBという、ヘタクソなアマチュアの見本のようなOBです。

 

今のドライバーの私のOB発生率は1シーズン1~2発です。

 

私の最近のドライバーOBの傾向は、スライスするものとして予めコースの左側を狙って打ちますが、スライスせずにそのまま真っすぐ飛んでしまい左にOBというケースが圧倒的です。

 

それだけ今のドライバーは曲がらなくなったのでしょう。

 

 

 

 

 

ということで、私にとっては良いことづくめの糸巻ボールなのですが、現在は絶版となっており新品は手に入りません。

 

 

 

とっても残念です。

 

 

 

私以外でも糸巻ボールのほうが適しているゴルファーが存在すると思います。

 

どこぞのメーカーさんが復刻してくれないかな~?