鉄道ファン愛読50年、名古屋駅前の書店で購入した2024年6月号の表紙は北陸新幹線E7、W7系は遂に敦賀へ。特集は北陸新幹線敦賀延伸開業でした。目次には今月も近鉄観光電車つどいが登場しています。特集には今春開業した北陸新幹線各駅の新駅、鉄道に関する情報が掲載されています。価格は1,250円税込でした。購読50年を迎えた鉄道ファン誌50年前、1974年6月号の表紙は米原駅で撮影されて北陸線の主、古豪DD50でした。50年の時を越えて同じ北陸の車両が表紙を飾っています。DD50と言えば北陸本線交直流ジャンクションのはしけ役、現在は敦賀駅が新幹、在来線のジャンクションでありその乗り換えが話題になっています。2冊のファン誌があれば、北陸本線の今昔を見比べることができます。通巻158号に話題を戻します。巻頭には愛知県明治村の保存蒸気機関車の復活運転とC62ニーサン、すなわち函館本線急行ニセコで活躍した2機のシロクニが特集されています。これは日本における蒸気機関車の歴史を始まりと終わりを意識した特集だったのでしょうか。東ドイツの01など海外の蒸気機関車も多く掲載されていました。国鉄予土線開通ほかREPORTでは日豊本線南宮崎電化、ED76の試運転が行われる中、日南1号が宮崎以北をED76とC571117重連で運転されたとあります。高森線のC12も風前の灯し火など。一方では小牛田機関区では7機のC11が全国から入れ代わり活躍していたようです。東海地方では岡多線の貨物運用や南方貨物線建設状況、相模線の寒川、西寒川支線も興味深いです。POSTでは特急瀬戸の牽引にヘッドマークを付けたEF58が代走したとか、故障が多発した181系特急ときの救済に金沢の489系が充当されたとか、14系客車で臨時急行佐渡55号が運転されたなど。まだまだ懐かしい情報満載、50年前販売価格は530円でした。ぜひ最新版と合わせファン誌の電子バックナンバー閲覧サービスなどでご覧いただきたい一冊です。


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