鉄道模型を紹介するHOゲージ御幸山工場です。今回は12月に紹介したフェーブを再投稿いたします。展示用レイアウトにオリエント急行のメンバーが集合しました。オリエント急行風列車の機関車に抜擢したのはカツミのED70でした。客車はメルクリンのDB客車です。赤い客車に交流機関車の組み合わせはそれなりに似合うように思います。

 

線路の下では放牧された牛に交じってオリエントクルースタイルのフェーブが並びます。

 

ところでこのフェーブについてですが欧州を中心に1月6日行われる公現祭と呼ばれるお祭りで使われるアイテムです。

 

キリスト教に関連するお祭りですが、クリスマスから12日後の1月6日にイエスが生誕したことが公に告げられたことを祝ったお祭りだそうです。ゆえに公現祭は子供たちが主役で、その日にはガレットと呼ばれるパイを切り分けて食べます。ガレットに一つだけこの陶器でできたフェーブが隠されていてパイが当たった子が一日だけ王様となるのです。日本人の私たちからすればクリスマスケーキに乗っていたローソクの飾りつけとかイメージでしょうか。ケーキを切り分けたときサンタやトナカイが乗ったあの部分を欲しがった記憶があります。イタリアではその夜、枕元に靴下を置いてプレゼントを待つなど、日本へはクリスマスのイベントと重なって伝わっている部分もあるようです。ただキリスト教徒の皆さんにとってはクリスマスから公現祭までの期間は神を敬う大切な期間になります。

 

私などそのようなことは全く知ることもなく、今回このフェーブを手にしてキリスト教の文化について勉強させていただきました。年初から災害事故が続き目線が下がる2024年のスタートですが、ここから明るい一年となるよう人々が助け合って頑張ってよい一年にして参りましょう。なお、フェーブの商品については こちら をご覧下さい。

 

(撮影:Canon EOSKissX7i)


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