段ボールに眠る鉄道模型を紹介するNゲージ御幸山工場です。

 

 

今回入場したのはあのHOゲージメーカーエンドウのEF58です。Nゲージとしては先陣を切って1978年に発売開始、しかも当時鉄道模型の主流であった金属車体での製品化であります。流線型の車体を金属で表現する技術は同社にとってはHOゲージの経験からお手の物だったことと思います。製品は車体がヒサシの有無、塗装が一般色の他、茶、特急、青大将、そして無塗装の金まであったようです。今回入場したのは青大将ヒサシ付となります。現車を見たことがなく評価のしようがありませんがKATOの現行製品と比較するとこのモデルの青は表現がやや淡く感じます。

 

 

紙製の箱に入って販売されていました。

 

 

内装は発泡スチロールですが直接車両を収納すると塗装に害がありそうで心配があります。本来でしたらレイアウトで元気よく走らせたいところですが、現在は試験運転線がありません。直線レールで作動だけ確認したところ動きは好調でした。模型は走り、当時のエンドウ社の製品コンセプトがそのまま感じられます。時代に沿った客車を見つけたらぜひ先頭に立たせて走らせてみたいと思います。

 

 

それまではこの専用テーブルでインテリアとして活躍してもらいます。当時の販売価格は6,900円でした。

 

参考文献 鉄道模型考古学 N NEKOPB

        ENDOカタログ 79

(撮影:Canon EOSKissX7I)

 


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