あれはSLブームが終幕を迎えるころでした。東海地方は一足早く無煙化が達成され中学生だった管理人はSLロス。並行して趣味としていたヘラブナ釣りから海釣りへ転身を始めました。鮒釣りの時代の移動手段は自転車でしたが海まで到達するには至らず、海釣りは大人の力に頼るしかありませんでした。そんな秋の日にいとこのお父さんに連れてきてもらったのが豊浜漁港でした。それもハゼ釣り。楽しかったあの日のことは今も忘れることはありません。あれから50年、先週9月19日に豊浜漁港へハゼ釣りに行ってみました。あのころとは大きく変貌した豊浜漁港ですが子供のころハゼを釣ったタンクの前の岸壁は今も健在でした。先客がいらして密を避けるためにいったん回避。漁港一番奥の小型船溜まりへ向かいました。

 

 

漁港の仕事の邪魔にならないことを確認しいかにも浅そうな滑りのところで釣開始。

 

 

3号磯竿に小型スピニングは最近のハゼ釣りの定番。キス用仕掛けを使用しました。

 

 

小型船が係留されている手前付近へ軽く投げて仕掛けを入れます。

 

 

すぐにアタリがきてハゼが釣れてきました。この時は仕掛けは前回使用したハゼ用仕掛けですね。

 

 

ゼンメとダブル。偶然竿を出したこのポイントはハゼの溜まりになっていたようでハゼの活性は高かったです。

 

 

天秤が見えるような近場では放流サイズのコトヒキが釣れてきました。引きが強い魚ですから成長すればよいターゲットになりそうです。幼魚が群れていて盛んに当たってきます。小さくてもエラにとげがあり取り扱いは注意です。南方系の魚ですから湾内温暖化の影響でしょうか。60分の調査釣行の予定を30分延長。

 

 

それでもハゼ23匹、ゼンメ4匹、放流サイズのコトヒキ多数の釣果になりました。楽しかった50年前のハゼ釣りを思い出すような釣りになりました。ハゼは持ち帰って天ぷらにして頂きました。なお、漁港内での魚釣りは港湾漁業作業の障害にならないこと、クルマ利用の場合、駐車場所にはご注意願います。

  

(撮影:Canon EOSKissX7ī)

 


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