★ シタ側とまじ合わない三層の会話
夫婦同席の夫婦カウンセリングでは
シタ側とサレタ側の
会話の噛み合わなさ
感じる事が多々あります
噛み合っていないと感じているのは
私だけではなく
サレタ側もシタ側も同じ。
今読んでくださっている
シタ側の貴方も
サレタ側の貴方も
お互い噛み合っていないと
感じているのではないでしょうか。
例えば、サレタ側は
再構築の意思があって
シタ側は、離婚の意思があるなら
意見の相違で噛み合わないのは分かるが
お互い再構築という同じ意思なのに
噛み合わない。
同じ意思がありながらも噛み合わない。
考えたらおかしな話です。
おかしな話ですが、噛み合わないのは
夫婦には三層のコミュニケーションがあるからです。
１、問題から逃げる発言
言い訳、正当化、責任転換
攻撃性のある発言。
問題解決しないため状況は停滞する。
停滞する状況に発した側も受け取る側も
お互いストレスが溜まります。
状況が変わらないのは
問題から逃げているからとは捉えずに
変わらない相手が悪いと
また問題から逃げる発言を繰り返す。
自分は被害者で
相手をコントロールしたい会話です。
２、会話
例えば、何時に帰る、ご飯いるいらない。
週末はどう過ごすのか。
子供の送り迎えは誰がいつするのか。
今日の出来事、仕事の事など
生活を円滑に回すために必要な会話です。
会話はお互いの感情に触れにくいため
２人の間に摩擦が起きにくい。
会話から摩擦が起きた時
１の逃げる会話になるか
次に紹介する対話になるか分かれます。
３、対話
何が辛くて、何が悲しいのか。
私はこうしたい。私はこんな想いがある。
自身の気持ちや感情
考えや想いを話す事、聞く事が対話です。
お互いの感情に触れるため
摩擦が起きやすく対話を避けてしまう。
相手に感情や想いを受け取って
もらえないのではと傷つく恐れを感じる。
しかし、関係を深める為に
問題を解決するために必要な会話です。
シタ側の方は
再構築したいとは言っているが
停滞続ける原因は何かに向き合えば
逃げている姿勢
責任を引き受ける覚悟
事実を受け入れていない事と
向き合う時間になります。
サレタ側の方は、対話を望む中で
ご自身の気持ちや感情
考えや想い
傷つくかもしれないが
伝える事と向き合う時間になります。
又は、対話の気持ちや
感情の整理の時間になります。
シタ側は、逃げていた姿勢に気づき
パートナーが発していた
対話からの想いを受け取った時
お互い対話がはじまります。
例えば、サレタ側が再構築
シタ側が離婚の意思があるとします。
噛み合わないのは
意思の相違と感じますが
（相違もありますが）
一番の原因は
逃げる姿勢の人と
（誠意のなさ）
向き合いたい姿勢の人の違いです。
噛み合っていないと感じている方
夫婦カウンセリングも検討してみて下さい
いとうゆうじでした。
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