今日の
福岡面談カウンセリングで取り上げた
不倫女性のドス黒い感情の渦に巻き込まれてしまう妻の状況。
不倫女性に激しい怒りを覚えて
相手したくないと思っていても相手にしている私がいる。
あんなやつとは関わりたくないと思っていても
なぜか関わっている。
もう関わりたくない！
見たくない！
あいつとは生きる域が違う！
あんな、どす黒い生き方はしていない！
と、言える自信はあるのだが
なぜか、あのドス黒い女と関わってしまう私がいるのです。
そんな自分にも自己嫌悪感を感じているという今日のご相談者。
関わらない自分になりたい。
大切なことはそこじゃないと感じているからこそ
もっと大切にできる生き方をしたいと言っておられました。
当初
再構築を目指していたのだがいつしか
再構築よりも
不倫女性に攻撃を加えて苦しめたい！とは思うようになった。
でも実際に苦しんでいるのは、不倫女性ではなく、妻。
また妻は見えない相手と戦い続けて
不倫女性が苦しめていると思っていたが
直接私を苦しめれることはないとカウンセリングで感じた。
間接的に不倫女性は入り込んでくるだけで
直接苦しめているのは自分自身だと気づくのです。
そして
度が過ぎる行動に
自身の人格まで崩壊してしまうことになっていたのです。
不倫夫に
「あなたの倫理観はどこにいったの！」と訴えていた自分がいるのに
自分自身の倫理観がどこに行ってしまったのかとつぶやく。
だけど
妻自身
好きで人格を崩壊したいわけじゃないのです。
だから誰がここまで追い込んだの！となると
怒りは不倫女性に向いてしまう。
この悪循環から抜け出せないでいたのです。
夫と不倫女性が切れたとしても
不倫後の不倫女性の言動がさらに妻の怒りに拍車をかけることだってあるのです。
話は前後しちゃうのですが、
今回の継続のご相談者は、先日よくやく不倫関係を切るまでに至りました。
夫もそれなりに反省していますが
まだまだ妻とは向き合える状態ではありません。
不倫の話になると
まだ言ってるのか！
もう終わったことだ！という態度。
不倫が切れて
夫自身もまだまだどうやって向き合っていいのかわからない状態。
ここは焦らず時間をかけてが大切です。
夫は今は切れて最低限良いとして、ネックは不倫女性だったのです。
振られた不倫女性は
SNSで妻とのつながりがあるため
そのSNSでもう攻撃を加えてきました。
不倫夫の顔写真は
見えるか見えないかぐらいではありますが、服装の一部が写った写真と
あきらか夫の鞄とわかる写真をSNSであげてきたのです。
不倫していた頃の写真をあげて
そこに意味ありげなメッセージを添えて
誰が見ても誰が読んでも
妻への攻撃だとわかる内容だったのです。
（実際に見せてもらいましたが、ひどいものです。この言動は不倫女性の攻撃あるあるですよね。）
もちろん冷静になんて見えるわけもなく
妻の感情は煽られます。
同じ土俵には上がってはいけない。
SNSを見なければいい。
頭で思っていても感情は強く反応して
妻もSNSで不倫女性を攻撃していました。
もうこうなれば、お互いのSNSは炎上となり、お互い攻撃の繰り返しでした。
振られた不倫女性は怒りのやり場もなく
妻に攻撃を加えるしかないのです。
攻撃に乗ってくる妻をあざ笑うかのように煽り続けます。
妻が夫に逆上すればいい！
それで夫婦関係が崩壊すればいい！
狙いは分かっていてもやめられないのが、不倫女性への怒りです。
夫に伝えてもほっとけ！
お前が構うからだ！
俺は関係を切ったもう関係ない！
夫は不倫問題から逃げている状態なのです。
見てはいけないと思っていても気になる。
見なければ見ないで
変に不安になる。
見たら見なければよかったと後悔する。
後悔は一瞬で
その後、怒りに任せて不倫女性と同じように怒りのまま攻撃を加える。
そして自己嫌悪に陥るのです。
今日の継続の方もそうですが
ここまでくればひとりでは抜け出せません。
ひとりでは止めれない。
だからと言ってすぐに離れると反動が起こり
逆に大きな不安を感じますからちょっとずつ離れることです。
管理する人が（私になりますね）
しっかり管理して制御することを強制的に進めます。
ご本人も、これ以上、不倫女性と関わりたくない。
もっと大切なことがある。
今やらなければいけないのは、不倫女性を相手することではないと話しておられました。
不倫女性はクズで醜い女だ！と憎しみと怒りで
不倫女性の影を見ていても
あなたが求める幸せは手に入りません。
あなたが一番しなければいけないことは
見ている相手を変えること。
不倫女性から自分自身に相手を変えることです。
【追伸】
私だって好きでやっているわけじゃない！
不倫がなければ本当に幸せだった！
不倫がわたしの人生を壊したの！
本当にその通りだと思います。
だからこそ、これ以上深い傷を負ってほしくない。
傷はこれ以上深める必要はない！
深めるのは傷ではなくあなたの幸せです。
応援してます。
いとうゆうじでした。
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