福岡面談カウンセリングの全日程が終わり
博多から京都までの新幹線の中でブログ書いています。
滋賀には、22時前後に着くかなぁと・・・。
さてそんな福岡面談カウンセリング。
印象に残ったのは、夫に愛されるためにと何度も話された中で、愛されるために色々行動を起こしているとのこと。それだけ夫のことが好きなんですね…というよりも、どこかそれをやらなければいけないと半ば強迫観念的な行動に見えたのです。
私ではない誰かにやらされているような。
いや行動を起こしているのは本人なので本人が指令を出しているんでしょう。
まさにそれは指令で動いているだけで気持ちが伴っていないのです。
最後にその方は「本当はやりたくないです。本当はしんどいんです」と言われたことがとても印象的でした。さらに「いとうさんと話して思ったのが、私がやりたいと思ったときはやろうと思うけど、やりたくないと思ったらやりません。本当に疲れました。やってて虚しくなる一方で…。それがわかっただけでも大きいです」と言われ、次回お会いする約束をしてカウンセリングは終了しました。
決して、私がやりたいときにやればいいいなんて言ってません。これはカウンセリングの面白いところで何もいっていないのに、ご相談者が話ながら自分で決めることがあります。
ご相談者もそうですが、不倫は相手がいる状態で、この夫に愛されるための妻の行為で、夫の気持ちが戻るかと言えば、現実はちょっと難しい話かなぁと思います。不倫は不倫相手がいるという相手と妻が比べられる厳しい状況で、さらに厳しいのは、夫が相手に気持ちがある場合です。
不倫相手に対して気持ちがある不倫問題では、夫に愛されるためにやる言動から、夫が妻に「やっぱりお前だ！」「お前のことが大切だとわかった！」なんてなるかなぁと思うわけです。そこまで極端なことではなくてもです。
それよりも、逆効果になることが多いのではないでしょうか。実行している妻の気持ちを考えると、この方のように、苦しい悲しい状態で、愛されるために！の言動は、傷つた傷に塩を塗っているようなものです。
夫に愛されたい気持ちはわかります。でも愛されるためにすることではないと思います。
ただ夫から愛されるためにする何らかの言動は決して悪いことではないとも思います。ただ、不倫問題では通用しないレベルの話だけで、不仲や最近喧嘩が絶えないという夫婦に気持ちのつながりがある前提なら、とても有効なことだと思います。
不倫問題は、もっと別次元の問題ですから、そう簡単には、気持ちが戻ると思わない方が良いでしょう。
ということで、
５月の福岡面談カウンセリングは、5月18（金）19（土）です。受付開始しています！
いとうゆうじでした。
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