腰痛

腰痛には色々な原因があります。例えばギックリ腰や脊柱管狭窄症などがあり、当院ではそれぞれに適したツボを使って治療します。今回は自宅でできる慢性の腰痛に効果のあるツボを紹介します。

 慢性腰痛とは腰の痛みが3ヶ月以上続くものをいいます。その中でも腰椎(腰部の背骨)を構成する骨や椎間板が衰えて形や質が変化し炎症が起きたりする脊柱管狭窄症や椎間板症などの原因がはっきりしているもの、骨や椎間板などの組織に明確な異常が見られない腰痛などの原因がはっきりしないものがあります。

 指圧する際には骨や炎症が強い部位などは痛みが酷くなる場合があるので気を付けて行いましょう。

腰眼(ようがん)

 



取り方

第4腰椎棘突起下から外側7センチ。

※ベルトを締める位置(骨盤の一番高いところ)が第4腰椎棘突起下。

 

取り方2

患者を直立またはうつ伏せにさせて、あたかも両眼の如き陥凹部に取る。

 

押し方

腰に手が回る人は親指で腰眼穴を押します。

難しいなら人に押してもらうといいでしょう。

 

ここのツボは奇穴に分類され、奇穴は十四経脈(足の太陽膀胱経や手の少陰心経など)以外に鍼・灸の術を施して効果のあるところを定めたもので、経脈の流注上に存在していてもその経脈には属していません、「ある疾患に対して特別な効果がある」「独特の取穴法がある」などの特徴があります。

 

腰眼穴は腰痛の他に生殖器疾患(特に精巣炎や卵巣炎)に効果があります。

 

名倉堂 星野接骨院

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