“ストロング”なストロングマンを初めて見た!8.13新日本プロレス後楽園ホール大会画像(前半戦)
遅くなりましたが、東京遠征の記事を書きます。記憶が薄れないうちに…
この日の新日本プロレスの後楽園ホール大会は、珍しく昼興行。11時開場で12時試合開始。そしてFC撮影会は、会場30分前の10時半から。
この日の始発電車で富山を出発した僕は、10時頃に東京駅に到着して、そのまま総武線で水道橋に行ってFC撮影会に間に合うと思ってました。しかし、この日の数日前の豪雨で、新潟県で土砂崩れが発生、上越線が不通になってしまい、上越新幹線と連絡する「特急はくたか」が越後湯沢駅経由ではなく長岡駅経由で走行に…これだと、東京に着く時間が約30分遅れるとか。FC撮影会間に合わないじゃん!と思って落ち込んでましたが、僕が東京に行く13日から、越後湯沢駅経由が復活。めでたくFC撮影会に間に合いました(^^)
「富山から来ました!」
て言うと、驚き&感心してたライガー。
「来月の富山大会、楽しみにしてます!」
と言ってきたけど、ライガーって来月からメキシコに行くんだっけ?と調べてみたら、9月11日の後楽園ホール大会までは日本にいるとのこと。てことは、8日の富山大会にはギリギリ参戦する…のか?(汗)
さて、この日は全て公式戦、全9試合。
まず第1試合は、“黒人ゴジラ”MVPvsラ・ソンブラ。(Bブロック)
見かけによらず、紳士的に握手を求めるMVP。
滞空時間の長いブレーンバスターや
ボーリンエルボー…は立ちあがったソンブラに反撃されて未遂(;^_^A
しかし最後は、公開練習で披露した新技「オヤスミ」でMVPの勝利。
第2試合、そして俺的メイン(^^)小島聡vs井上亘。(Bブロック)
G1も終盤戦、小島の表情にも緊張感が漲る…
そしてこのふたり、アニマル浜口ジム対決でもある。
両者、激しいエルボーの応酬!
小島の逆水泳チョップ連発から、「いっちゃうぞバカヤロー!」
さらに、サポーターを外して見栄を切ってのラリアット…はブロックされたものの、
その後攻撃を狙って突進してくる井上にカウンターでラリアットを浴びせて小島勝利。
第3試合、天山広吉vs“ザ・マシンガン”カール・アンダーソン。(Aブロック)
試合開始直後から、会場中が
「シー、シー」
ってうるさいっての(^_^;)
モンゴリアンチョップを撃ってる最中ならともかく…
最後はガンスタンを決めようとするアンダーソンと、回避しようとする天山の攻防から、
結局ガンスタンを決めたアンダーソンが勝利。
IWGPとGHC、2本のタッグベルトを誇示して勝ち誇るアンダーソン。
良い選手になりましたよね。
第4試合、永田裕志vsランス・アーチャー。(Aブロック)
このアーチャー、去年ランス・ホイトというリングネームで全日本に来てるらしいんだけど、そのときは全然印象に残らなかったのに…
対する永田サン。
身長差をものともせず、コーナーで膝蹴りを決めて、
バックドロップホールドで3カウント奪取。
サムライTVのカメラマンが被ってしまった(汗)
この日はナガダンスは無し…ま、休憩前だし。
第5試合、鈴木みのるvsストロングマン(Bブロック)
小島聡の連覇を願う立場としては、ここはストロングマンに頑張ってほしいところなんですが…
ここまで全敗のストロングマン。
序盤こそ、圧倒的なパワーで相手を寄せつけないものの、
試合時間が5分を過ぎたあたりからスタミナが切れてしまい、敗れ続けてきたわけで。
ましてや、この日の相手、鈴木みのるには、体格差とかパワーの差とか全く通用しなさそうだし…
余裕からか、ストロングマンとの力比べに付き合うみのる。
ま、当然こうなりますね(;^_^A
さらに、自慢の怪力でチョップを浴びせてみのるの顔を苦痛で歪ませる。
執拗に腕を攻め、さらに場外ではタイチが介入。
会場中から「タイチは帰れ!」コールが飛び交う(^_^;)
そしてみのるがスリーパーで捕獲!
さらにとどめのゴッチ式パイルドライバー…は決まらず。
ここから、ストロングマンのアルゼンチンバックブリーカーとみのるのスリーパーの応酬を経て、ストロングマンがヘラクレスカッターのようにマットに叩きつけてみのるから3カウント奪取!会場中が大盛り上がり(^^)
さらに、さんざん試合に介入していたタイチを捕まえると
タイチによってフラストレーション溜まりまくりの観衆が大喝采(‐^▽^‐)
こんな“ストロング”なストロングマンは初めて見ました(^_^;)
これでみのるは2敗に後退、小島にも決勝戦進出の可能性が出てきたわけです。
後半戦はのちほど。
夢のような二日間、そして俺の夏が終わった…
しかし、小島連覇の奇跡を夢見て富山から東京にやって来た僕の希望は、天山のオリジナルTTDに打ち砕かれました。
終わった今だから正直に言いますと、小島の連覇は難しいと思ってましたよ。ただ、天山に負けたのはショックでした…そういえば、2001年のG1も、蝶野、武藤に勝ちながら、最後の公式戦で、天山に敗れ、決勝トーナメント進出を逃しましたが…まさか10年経って同じ状況になるとは(´Д`)しかも、天山は勝っても決勝に上がれなかった条件も同じなんですよね(汗)
ただ、ふたりの今の新日本での立ち位置は10年前と全く違います。フリーの小島だけでなく、天山も…
詳細なレポは後日に画像入りで書きます。たぶん…(汗)
とりあえず今は、小島連覇の夢が破れ、僕にとっての夏が終わったのを実感しながら、新幹線に乗って富山に向かっています。「家に帰るまでがプロレス観戦」ですから…乗り換えの越後湯沢を乗り過ごさないようにしなければ(汗)
プロレスは素晴らしい!
詳細は後日あらためて書きますが、最後の全日本のメイン、KAIと大和の世界ジュニア戦が終わったあと、不覚にも泣きそうになってしまいました。
プロレスを見ない人にはわからないかもしれない。
「あんなモノはショーだ」
「筋書きがあるんでしょ?」
「茶番だよ」
言いたいヤツらには言わせておけばいい。プロレスで感動できない感受性の低い人間を相手にする必要はない!
さて、今日は新日本プロレスのG1クライマックス最終戦。2週間、10大会の集大成。これを会場で見ることができる期待と喜びでワクワクします。
両国国技館に来られない方々、PPVで見ましょうよ!場所は違っても、リアルタイムで見届けましょう!
あ、僕は別にスカパーの回し者じゃありませんけどね(^^)