ごきげんよう!森澤勇司です!

 

今回は
「名前の由来」をテーマにお届けします。

お仕事のヒントになれば幸いです。

 

さてそんななか「やり直し教育」の専門家

三輪大先生からコメントをいただきました。

 

そんなこともあり本日は

「三輪」の名前の由来について

お届けします。

 

万葉集にも歌われている

日本最古の神社です。

■  三輪大さま

URL:http://ameblo.jp/miwa-dai-3/
 

ブログを読ませて頂いていると、いつも自然に背筋が伸びることに少し驚いています。

勇司さんが、どれだけ広く、深く知識をお持ちなのか、
驚きとそれを提供していただいてくれていることに感謝です。

いつも有難うございます!

1200年以上の前から伝わる「大祓詞」。言霊を込めて読み、私たちの祖先が大切にしてきた「諸々の罪・過ちを祓い清め、常に清らかな気持ちで過ごす生き方」を思い出させてくれる。

大神神社のHPを拝見しました。
6月21日より7月5日までの間、大神神社拝殿前に三つの茅の輪で出来た「みわの茅の輪」が設けられます。

一つ茅の輪でなく、三つ茅の輪なのですね。これと三輪山には関係があるのか、偶然なのか。少し興味があります。

 

神社ブログじゃないですよね~

 

といわれても

能楽は神話が題材の物が

ダントツに多いです。

 

もともと神事から始まっていますから

神社のことも語ります。

 

話せば何時間でも話してしまうので

能楽に描かれる「三輪」の

名前の由来に絞っていきます。

 

 

三輪の由来

 

 

何で「三輪」というのか??

 

『日本書紀』『古事記』に描かれ

能楽になっている三輪の伝承は

こんな物語です。

 

 

三輪山の麓に美しい

イクタマヨリビメがすんでいました。

 

そこに夜になると男がやってきます。

 

通い婚ですから男は通ってくるのですが

昼はまったく現れない。

 

 

夜は来れども昼見えず

        能「三輪」

 

 

 

ある日、ヒメが男に

どこから来ているのか訪ねます。

 

そうすると男はもう来ないといいます。

 

 

 

そこで、ヒメは男の袖に

糸を縫い付けておきます。

 

 

 

その糸をたぐって行くと

三輪の杉の木にその糸がついている。

 

そして

 

糸巻きに3まわり糸が残っていた。

 

 

その糸の三わげ

残りしより

三輪の

しるしの過ぎし世を

語るにつけて恥ずかしや

          能「三輪」

 

 

元々は三諸山ですから

こうして三輪という名前になったと

伝承されています。

 

 

さてさてこうした神と人との

交流を描いたお話は

神話によく出てきます。

 

 

この大物主神の正体は

能「三輪」の中ではハッキリしています。

 

 

あまりにハッキリ言っているので

全く気がつかないですし

解説にもあまり語られていません。

 

 

神は人の前に直接現れることはない。

 

それなので、女性なら巫女

男性なら神職であったり

メッセージを人に伝えるにも

「依代」がいります。

 

 

流儀によって台本の当て字は違いますが

「恥ずかし」「羽束師」という言葉が

随所に出てきます。

 

 

羽束師というのはおもに

土器などをつくる集団です。

 

神は常に依代に宿る。

 

神棚の榊も依代です。

 

こういう物は「そうなんだな~」と

感じる世界ですから断定して

争うような物ではありません。

 

そんな感じの物語ということです。

 

神話と関係あるかは分かりませんが

現在「オダマキ」といわれる草があります。

花はこんな感じです。

3重になっているところが三輪を思わせますね。

 

 

 

 

初めての方におすすめ

 

御祭神 大物主神について知りたい方は

まずはこの「三輪山の大物主さま」はおすすめの一冊です。

 


 
 

教育の専門家は神話は必須です。

 

 

 

イギリスの歴史学者

アーノルド・J・トインビー(1889~1975年)は、

「12~13歳くらいまでに自国の神話を

学ばなかった民族は、例外なく滅んでいる」

 

 

こう言っています。

 

実際、外国に20代、30代で移住した方と

海外公演でお話しすると50代になってから

 

自分の生まれた国の話が全く出来ない

 

そんな声をはよく聞きます。

 

好きか嫌いかはともかく

神話の存在は知っていることは

年をとる毎に重要になってきます。

 

 

死ぬときに後悔すること25の中に

この項目があります。

 

神仏の教えを知らなかったこと

 

死ぬときに後悔すること25 (新潮文庫)

 

本一冊読めば分かるようなことも多いです。

 

自分、家族、地域、国、世界、宇宙

 

急に宇宙とつながってしまう人もいますが、、

身近なつながりも大切にしていきましょう!

 

 
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いつも最後まで読んでいただき
有り難うございます!
 
またお目にかかりましょう!!!
 
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