長傘派?折り畳み傘派?ビニール傘派?
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ごきげんよう!ゆうぽんです!
今回は
「相違点」をテーマにお届けします。
傘と笠は違う物ですが
狂言「末広かり」
最近では「すゑひろがりず」という
お笑いの方が有名です。
そのお名前の元にもなっている
狂言「末広かり」
能楽の狂言は日常の勘違いを描いた物もおおく
この「末広がり」もその一曲です。
能楽の中でもおめでたい「翁」「高砂」「末広かり」
この三曲をセットでみるのが寿福増長、天下安全、
とにかく一番おめでたいエネルギーのみなぎった曲です。
末広かりは八の字になった末が広がった扇のことです。
細かい違いはともかく扇のことです。
↓私は小鼓方なので舞台で扇を開きません。
なので開いて写真を撮ってみました。
さてこの「末広かり」は
主人に太郎冠者が
「末広かり」を買って来るように
お使いを頼まれます。
太郎冠者というのは
使用人Aのような意味です。
末広がりのわからない
太郎冠者は「竹の骨に紙が貼ってある」
という特徴を頼りに買い物に出かけます。
そこで詐欺師に傘を買わされてしまうのです。
そしてその詐欺師は
おこられた時の用心に
拍子をとって歌を教えます。
そして傘をさしながら
主人のもとに帰って行く太郎冠者。
野村万作先生一門の方々の『末広かり』です。
↓
日常でも自分は知っているから
特徴をしっかり伝えていない事って
多いように思います。
あるときふと思ったんです。
ガラ携とラップトップパソコンって
結構似てるかもしれない。
現代の「末広かり」だな
もうガラ携も消滅してきて
パソコンもタブレットが増えてきました。
太郎冠者の間違えは
笑い話ですが、
現代の私たちにとって
かつての携帯電話とパソコン
スマホとタブレット
どちらにしようか
迷ったことのある私は
太郎冠者のような勘違いを
やらかしてしまいそうです。
決め手は「お盆になる!」
そんな「見立て」も
これからの差別化かもしれないですね。
いつも最後まで読んでいただき
有り難うございます!
またお目にかかりましょう!!!