ごきげんよう!ゆうぽんです!

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今回は
「価値の再発見」をテーマにお届けします。

お仕事のヒントになれば幸いです。

本来の目的とは違う使い方

どこのおうちにもある

「お茶碗」

 

 

ル・クルーゼ(Le Creuset)  茶碗 ライスボール  チェリーレッド 耐熱 耐冷 電子レンジ オーブン 対応  【日本正規販売品】

 

 

「茶碗」というくらいですから

もともとはお茶をのむコップです。

それにご飯を入れるようになったんですね。

 

 

京焼 清水焼 抹茶碗 黒 10cm 翠楽窯 (化粧箱入)利休茶碗 黒楽瑞祥 TRR452

 

 

「ごはん」といえば

今回は本来の目的とは違うけど

もの凄く役に立ったことを

ご紹介したいと思います。

 

 

いままで紹介したいけど

作者の意図と違うと

嫌がられるんじゃないかと

思ってやめていました。

 

 

先日、私が会員になっている

心游舎のZOOM講座で

お茶のお話がありました。

 

このときに

本来の目的とは違う使い方

「見立て」のお話があったので

その意味とともに私の体験を

交えてお伝えしていきます。

 

どこがいっしょなの?

私の体験は
料理の本で引き出しを
片づけたことです。
 
ん、意味分からない、、
 
ですよね~。
 
 
震災の前くらいですから10年位前
アメブロをしていたことがありました。
そのときは読書記録のブログをしていました。
 
アメブロの中でも
みきママ初出版の頃でした。
私は好奇心で「面白い」を基準に
本を読んでいるので、
ピンときたらどんな
ジャンルでも読むようにしています。
 

 

藤原さんちの毎日ごはん

 

当時でアメブロ58万アクセス!!
 
2011年4月3日の私の読書記録を
一部抜粋すると
こんなことが書いてありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もちろん料理の本ですが、

情報の整理の仕方の
参考にもなります。

計画を立ててから仕入れて活用すると
無駄を出さずに済むという実例として
ビジネスマンの方にもおすすめします。

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実際、私がとても役に立ったのが
肉や生ものを冷凍庫にしまう
しまい方です。
 
平べったくして縦にいれていく
先入れ先出しになるよう
いれる写真を見て、すぐに
引き出しの整理をしました。
 
 
書類や「情報は生もの」ですから
古くなれば腐ります。
 
 
ちょうど
デスクの一番下の引き出しが
「生もの」の「冷凍保存」
と同じだなと感じたので全く
そのまま取り入れました。
 
またこの頃は
面白そうと思ったら
講座や講演会も出かけていった時期でした。
 
計画を立ててから
仕入れて
活用する
 
これは、そのうち役に立つかなと思って
手当たり次第出かけていた私には
新しい視点でした。
 
 
どんなジャンルでも
達人には達人の視点があるものです。
 

転用は価値の再発見

さてここで
かつてのお茶の話です。
 
 
茶道の祖として知られる
千利休も転用の天才でした。
 
 
当時は、水やお酒を入れる
使い捨て水筒のひょうたんを
花を生けました。
 
今だったらこんな水筒に花を生ける感じですね。

 

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) スポーツボトル 水筒 直飲み ダブルステンレスボトル 真空断熱 HDボトル 600ml シルバー UE-3365

 

 

 

メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)

 

でも語られている
ファクト→抽象化→転用
これはかつての
千利休や世阿弥が持っていた
創始者ならではの目線かもしれません。
 
後世の伝統は
模倣の度合いを競う一面があるので
転用という感覚は
制限されているように思います。
 
なにか創った人に失礼な
罪悪感からかもしれませんね。
 

「見立て」とは日本の美意識

古事記でイザナギ、イザナミの2神が
オノコロ島を創る場面があります。
 
「於其嶋天降坐而、見立天之御柱、見立八尋殿。」
                 古事記原文
 
 
 
 
現代語訳の多くは
天の御柱をパッと立てた、
八尋殿をパッと立てた
というような現代語訳がされています。
 
 
 
これもやはり実際にパッと
建てたのではないでしょう。
 
 
 
すでにある物に「新しい意味づけをした」
そんな意味だと思います。
 
 
神話もこの「見立て」として
読めば荒唐無稽なことはありません。
 
 
 
何か別な物に「見立て」る
 
 
これは現代でも
つながる言葉の意味です。
 
 
 
「段取り」を学ぶのだったら
料理の本は最適です。
 
「コミュニケーション」だったら
宮本武蔵著「五輪書」
→相手と同化する事が語られている
 
 
「メンタル強化」なら
柳生宗矩著「兵法家伝書」
→学習者の心の病と対処法が語られている
 
 
「不利なときに負けない方法」だったら
世阿弥著「風姿花伝」
→勝負で不利なとき負けない方法が語られている
 
こうした本も読んでみないと
イメージが全く違いますね。
「五輪書」と「風姿花伝」など
真逆なことが書いてありそうです。
 
五輪書は他人の思考と同化して行くことが
異口同音で語られています。
 
世阿弥の時代の能は立会い勝負
紅白歌合戦のようなものです。
 
 

「見立て」は生活を豊かにする

 
現代の例だと
5年前に
音声自動入力ソフトは
素晴らしい発音とレーナーに
なってくれました。
 
 
さくさく文章が
出来たらいいなと思っていたところ
アナウンサーの
三橋泰介さんから
「音声入力」はいいですよ!
とすすめられて使ってみました。
 
それが
私が話しても
変な言葉に返還されてしまうんです。
 
ソフトの設定かと思っていましたが、
あるとき気がついたんですね。
 
三橋さんはアナウンサー
発音明瞭で自動認識でもハッキリ分かる。
 

 

そのときに8万字くらいの
原稿を書く必要がありました。
 
そこで全部音声入力は
はじめの3分ほどにして
手入力をする方式に変えました。
 
脳梗塞後で自分でも
ろれつが回ってないのではないかと
不安がありましたから
よい発音練習になりました。
 
 
昨年末に三橋さんと
同席することがあったので
「発音の練習になる」
という話で盛り上がりました。
 
 
作った人の意図とは違いますが
しっかり新しい
価値を再発見していくのが
この「見立て」だと思ってます。
 
自分には関係ないな~
と思う本でも
思わぬ「見立て」が
出来るかもしれません。
 
楽器のケースがお布団の代わりにも
 
 
天命を知る一歩「アクションプラン」
関係ないと思っている
ジャンルの本を一冊買ってみる


 
 
 
 
いつも最後まで読んでいただき
有り難うございます!
 
またお目にかかりましょう!!!
 
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