神父が振り返る… | 岸祐二オフィシャルブログ『岸道』by「アメブロ」

神父が振り返る…

『ロミオ&ジュリエット』

想い出に触れてみようかな。

大公役から神父役へ…
役が変わってまた参加させていただく事は私にとってとても重大で幸せなことでした。

キャラクターもかなり違い、
直接ロミオとジュリエットと関わる事で、
自分の引き出しも増やせたと自信にもなりました。

今をときめく、これからを創る人達から受ける刺激も、こちらが勉強させてもらう事も沢山ありました。

今回は特に関わった人たちを紹介しつつ振り返りますね。


最高に可愛かった、葵わかなジュリエット。
芝居のセンスと度胸は驚くばかり、
屈託無い性格も本当にチャーミングだったなぁ。
そしてハタチで2度目、でも完成された才能と謙虚さの木下晴香。
可憐とは彼女の為の言葉だね。


生田絵梨花はご存知の通り。
特に今回、鬼のスケジュールでも本当に一切弱音を吐かず、全てを完璧にこなそうとする姿は感動しかない。
"生田無双"はどこまでも…。

嬉しかったのはロミオの2人、
2人とも、エリザベートで共演の8~9年前からの可愛い後輩。
大野拓朗はプライベートでもバスケをやったり観に行ったり仲良くしてくれてますが、今回何にも負けない強さと人としての大きさを身に付けていて、私もとても勉強になりました。
古川雄太は、お互い人見知りでさまぁ〜ずマニア(拓朗もだけど)、笑いのツボが似ているので、シンパシーを感じてますが、
芝居に対しての真摯さ、変化を恐れない勇気も益々大好きになりました。

この5人だけでなく、若手皆について書きたいけど、大変過ぎるのでやめておきますが、
広瀬友祐、渡辺大輔、三浦涼介、
木村達成、平間壮一、黒羽麻璃央、
そして大貫勇輔と宮尾俊太郎。

みんな本当に美しく才能と魅力溢れて素晴らしかったです。

大人女子にも今回とてもお世話になりました。
春野寿美礼さんは「エリザベート」以来、
美しさと強さを、もちながら気さくで素敵。
秋園美緒さんも、綺麗であり大きな優しさを持って接してくれています。
シルビアは言わずもがな、
2人のデュエットは快感でしたし、
いつも何でも話し合える大切な同士なんだと改めて強く感じました。


更に大切なのはR&Jダンサー達、
みんなシングルキャストとして手を抜く事無くやりきった仲間、これからも輝いていくでしょうね!


で…

この偉大な先輩、後輩にも心から感謝。
幸二郎さんの気高さと優しさ、
宮さんの暖かさと強さ、
暢雄の明るさと超バイタリティー、
カズさんの声のデカさ…(笑)
いや、男前と歌への拘り。

しかと勉強させていただきました。

プライベートでは楽しく、舞台の上ではストイックに。
皆が同じ方向を向いていた素晴らしいカンパニーだったと思いますし、
私にとってこの経験は財産になったと思います。

みんな、仲良くしてくれてありがとうございました。


舞台は一期一会、
メンバーが集まる事は奇跡。

だからこそ、こんな作品と役に出会えた事を大切に、次の作品へと歩いて行きたいと思います。

改めて…

公演を支え、応援してくれたあなたに、
心からの感謝を。

ありがとうございました! 

またいつか。