そして、
昨日からの続きのお話☆
改めて、
知らない方もいらっしゃると思うので、
僕の人生を、
時系列で少しお話しさせて頂くと、
20歳 新宿駅でのゴミ拾い
21歳 初めて講演会
22歳 大学卒業&初めての本『半ケツとゴミ拾い』を出版
23歳 結婚
24歳 ラーメン屋を始める
26歳 2冊目の本『伝え屋』を出版
28歳 通算8冊の本を出版
30歳 日本の神さまの物語をブログで書き始める
34歳 通算17冊累計10万部を突破する
35歳 ラーメン屋を3店舗目開業←今ここ
こんな感じではありますが、
ちょうど一昨日、
7月に最新刊、
『社長はメンタルが9割』という本を、
出版された押野満里子さんと、
出版記念ライブ配信をしていたのですが、
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その時に出た話で、
『作家の時の荒川祐二と、
経営者の時の荒川祐二の顔が、
違いすぎる』という話になりました。
これは、
自分でも心当たりがあるのですが、
本当にその通りなのです。
経営者の自分としては、
恐らく、
父譲りの部分もあるのですが、
経営者として、
こうするべきだろうという、
行動や判断が、
自然と身に付いていて、
任せる所や、
指摘する所、
自分でやった方が良い所、
やらない方が良いところが、
自然に分かるのですが、
それが作家になると、
途端に様子が変わって、
全部自分でやらないと、
気が済まなくなる。
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それが、
自分でもずっと長らく、
原因が分からなかったのですが、
1つだけわかった原因は、
ラーメン屋と作家は、
それをすることになった動機が、
根本的に違う、
ということ。
ラーメン屋に関しては、
以前こちらの本でも書きましたが、
23歳で結婚をすることになり、
プラプラしていた自分が、
このままではダメだろうということで、
父親にいきなり、
借金4000万円を背負わされて、
ラーメン屋のオーナーをやることになった、
というのが始まり。
スタッフばかりの中、
戸惑うことばかりで、
しかも頭の中は、
借金を返すことしかなかったのに、
そんな自分についてきてくれる、
スタッフの子たちの気持ちに触れて、
『この子たちを本当に、
幸せにしたい』と思ったのが、
始まりでした。
愛情と思いやりが、
あったのです。
昨日の、
ブログに書いていたように、
それが作家になると、
『俺をからかったやつや、
バカにしてきたやつらを見返したい』、
という思いが、
どこかに入ってきてしまう。
所謂そこにはまだ、
自分自身の、
『存在の証明』が、
絡んできているのです。
もちろん、
初めての本を出してから、
10年以上経ち、
その中で多くの方々に出会い、
支えて頂き、
活動が大きくなっていく中で、
もっともっとみんなに、
大きな世界を見せたいという、
気持ちに一切のウソはないのですが、
始まりが始まりだったので、
そこをきちんと直視せずして、
いつまでも、
アップデートされない、
『自分自身の存在の証明』のために、
突き進んできたが故に、
どこかで今年に入って、
作品を書くことに、
行き詰まりを感じていた自分がいたのもまた、
事実でした。
ただ今年に入って、
この本によって、
累計10万部を超えたのが、
自分の中でも、
やはり大きな一つの節目となり、
最近どこかで、
過去の自分が語りかけてくれているような、
気がするのです。
講演会をして、
立派になった荒川祐二を見せることで、
過去の誰かを見返したいという、
終わることのない反骨心を、
モチベーションや動機にするのではなく、
もっともっと深い、
愛情や思いやりで、
世の中に『自分が生きた証』を、
残していく。
そのことを今は、
思う毎日です。
まだ少し自分の中で、
落とし込むには、
時間がかかるかもしれませんが、
少なくとも今こうして、
きちんと言葉にして、
形に出来ていることが、
大切なことのように思います。
過去の自分に、
『もう大丈夫だよ』と告げて、
抱きしめられるように。
共に手を携えて、
歩んでいけるように。
今荒川祐二は、
これまで霧がかっていた景色に、
一筋の光が、
差し込んできたような、
そんな気持ちです。