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ナガスネヒコに連れられて、
イワレビコは、ニギハヤヒのもとへ。
ニギハヤヒ「……」
その姿は勇ましく、またその凛々しい顔つきは、正しく天の御子であることに疑いようはなかった。
しかし…?
ニギハヤヒ「…ナガスネヒコから、話は聞いている。お主が天の御子であるというのなら、その証拠を見せてほしい」
イワレビコ「………」
ニギハヤヒのその言葉に、イワレビコはスッと、あるものを差し出した。
それは天孫ニニギが天から降りる時に、天照から授けられ、代々天の御子に受け継がれてきた、光り輝く天羽羽矢。
ニギハヤヒはそれを見て、一瞬驚いたような顔をして言う。
ニギハヤヒ「確かに…。これもまた天の御子にのみ、持つことが許される者…。
認めよう。この大和の地、治めるがよい」
ニギハヤヒのその言葉に、納得がいかないのが、ナガスネヒコだった。
ナガスネヒコ「何だと!!ならこれまでの俺の努力は、何だったんだ!!こんな奴が天の御子だなんて、認めねぇ!!絶対に認ねぇぞ!!」
そう言って再び抜刀し、イワレビコに斬りかかろうとした、ナガスネヒコ。
しかし…?
斬ッ!!
その身は主であるニギハヤヒによって、真っ二つに斬り裂かれた。
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