2020年11月28日(土)
最初で最後の
大イベント
☆開催決定☆
空けておいてくださいね。
※イベントの詳細は随時発表します。
そして
最新刊
『まんが 萌え古事記』の、
出版にあたって☆
今再び、
3年前の、
古事記の世界を巡る旅を振り返る、
『スサノオと日本の神を巡る旅』、
同窓会☆
こちら☆
あ「ということで、
緊張致しますが…」
あ「(あの…。
この方はニギハヤヒさんでも、
あるんですよね…)」
まぁでも、
オオモノヌシという神がいて、
そのオオモノヌシに手を合わせ、
祈りを捧げる人がいてる以上、
オオモノヌシという神が、
存在することもまた事実である」
あ「あの、
オオモノヌシさん…。
少し聞いてもよろしいでしょうか…?」
オオモノヌシ「………」
あ「僕は3年前に、
大神神社をお伺いさせて頂いた時、
今の世の中には、
感謝の気持ちが足りないと、
言われました。
その時は本当に、
そうだったと思います。
今オオモノヌシさんから見て、
今の世界はどうでしょうか?」
オオモノヌシ「………。
以前私は、
感謝の気持ちがなき時、
この世に疫病や災害の類が起きると、
言いましたが…。
今は、
どうでしょうか…?」
あ「……。
起きてしまっていますね…」
オオモノヌシ「…それ以上は、
特に申し上げることはないかと…」
代わりに俺、俺、俺が、
喋ったるけど。
まぁ確かに、
このコロナで色んなものが変わってしまって、
人の心も変化したことが、
多々あると思う。
でもそれって、
悪いことばっかりかな?」
あ「…どういうことでしょう?」
ス「行けるはずだったところに、
行けないことは、
確かに腹が立つやろう。
元々問題なかった人間関係に、
ヒビが入ることは、
確かに辛いことやろう。
このコロナでムカつくことって、
山ほどあると思う。
でも世の中の法則って、
行き過ぎた時には、
必ずリセットがかかるようになってんねん。
陰陽の法則みたいなもんや」
ス「だって、
このまま物質社会を追っていったところで、
本当に人間って、
幸せになれたか?
それは誰しもが、
心の底では薄々気付いていたことやん」
オオモノヌシ「………。
…しかしそれを、
やめることができなかったのも、
また事実…」
ス「そういうこと。
どこかでストップをかけないと、
『あれがほしい、これがほしい』って、
欲望が際限なく、
留まることがない状態やったやん。
でも今回色んなことがあって、
見直したことって、
多いんじゃないかなぁ。
本当に大切にするべき人間関係。
本当に過ごすべき時間。
本当に感じるべき感情。
きっとこんなことがなかったら、
考えることもなかったやろう。
でもそれを、
今こそ考えなあかんねん」
あ「なるほど…」
オオモノヌシ「人の営みは結局は、
己で決めているつもりでも、
大いなる存在の流れによって、
動かされている。
このウィルスが、
人為的であろうとなかろうと、
そこに必ず、
今人類1人1人が向き合うべき、
課題があるということ…」
感謝…」
オオモノヌシ「今もそうであろう…。
世界的に見ても、
被害が少ない日本。
それにも関わらず、
未だにこの世の終わりのような、
沈痛な空気が世を覆ってしまっている。
そろそろ、
前を向いて、
歩いてほしいもんだがな…」
あ「…はい…。
仰る通りだと思います」
ス「感謝なきところに、
幸せはなく、
感謝なきところに、
喜びはない。
しつこいようやけど、
本当に、
人生は感謝でしかないねん。
幸せやから感謝するんじゃなくて、
感謝するから、
幸せになれる。
これも手垢のついたように、
思えるかもせーへん言葉やけど、
でもこれが、
絶対の真実やねん。
そのことを今一度、
それぞれが噛み締めて、
向き合っていくのが、
これからの未来を歩いていく上で、
大切なことなんじゃないかなぁ…」
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