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荒川祐二&Teamスサノオです☆

 

 

 

 

 



 

『安倍晴明』とは?

そのことについて、

 

調べていた時のこと…。

あ「どうも」

 

 

 

 

 

 

ス「ちなみに、

 

お前もよく知っている人物が、

 

安倍晴明に縁があるで」

 

 

 

 

 

 

あ「僕もよく知っている人物?」

あ&ス「違う(真顔)。

 

そもそもお前は人じゃない」

あ「それも違う。

 

『安倍』やけど」

 

 

 

 

 

 

ス「(笑)

 

ということで、


 

『伝説の呪術師』、

 

役行者(えんのぎょうじゃ)~!!

役行者「うむ。

 

『役行者に何の用じゃ』?

 

 

 

 

 

 

あ&ス「(これ鉄板ネタみたいに、

 

なってきたな…笑)」

 

 

 

 

 

 

前鬼「グゲゲゲ…」

 

後鬼「ゴゲゲゲ…」

 

 

 

 

 

 

あ「鬼さんたちも久しぶりです。

 

 

で、なぜ役行者さんが、

 

安倍晴明さんと関わりが?」

 

 

 

 

 

 

ス「関わりというよりも、

 

そもそも、

 

役行者が開いた修験道が、

 

陰陽師の源流と言っても、


過言ではないからな。

 

 

元々は飛鳥・奈良時代に活躍した、

 

役行者の操る呪術が発展して、

 

平安時代に陰陽道として、


一世を風靡した、

 

と言ったらわかりやすいかな

役行者「じゃの。

 

彼ら陰陽師の操る式神、



というものの前身は、

 

この前鬼、後鬼であるからの」

あ「ちなみに今更ですが、

 

『式神』とは?」

 

 

 

 

 

 

役行者「『使役する神=式神』、


らということじゃの。


 

神霊や荒ぶる神、

 

中には妖怪やキツネやイタチ、

 

まだ位の低い神を呼び出し、

 

自身の使いとする者もいる」

あ「眷属との違いは?」

 

 

 

 

 

役行者「わかりやすく言うならば、

 

神が使うか、

 

陰陽師を始めとした人が使うか、

 

じゃの。

 

 

神の使いは、

 

『眷属』となり、

 

人の使いは、

 

『式神』となる

 

 

 

 

 

 

あ「ちなみにそれってやっぱり、

 

より強い式神を、


使役するには…?」

 

 

 

 

 

 

役行者「その者の力次第じゃの。

 

器と言えばよいのか。

 

 

そういう意味で言うと、

 

かの安倍晴明が使役したという、

 

『十二神将』が有名じゃの

役行者「伐折羅大将(ばさら)

迷企羅大将(めきら)、

安底羅大将(あんてら)、

頞儞羅大将(あにら)

珊底羅大将(さんてら)、

因達羅大将(いんだら)、

波夷羅大将(はいら)

摩虎羅大将(まこら)

真達羅大将(しんだら)、

招杜羅大将(しょうとら)

毘羯羅大将(びから)、

宮毘羅大将(くびら)。

 

 

それぞれが力の強い、


これだけのものを使役するには、

 

産まれ持った才能に加えた、

 

たゆまぬ努力が必要となる。

 

 

それこそ奴が、

 

『伝説の陰陽師』、


と言われる由縁じゃよ。

 

 

ちなみに、


安倍晴明と式神については、

 

面白い話がある

 

 

 

 

 

 

あ「何でしょう?」

 

 

 

 

 

 

役行者「安倍晴明は、

 

小さい頃から、

 

30センチぐらいの鬼を飼っていて、

 

よく使い走りにしていたとな」

 

 

 

 

あ「ほうほう」

 

 

 

 

 

 

役行者「やがて安倍晴明が大きくなり、

 

結婚をした時のこと。


 

晴明の式神も憑いてきては、

 

一緒に同居する、


と言ってきかなかったらしい」

 

 

 

 

あ「なにそれ(笑)

 

超かわいい」

 

 

 

 

 

 

役行者「しかし同居したものの、

 

ご飯は勝手に食い散らかすわ、

 

家中をドタバタと走り回るわ、

 

便所を下の穴から覗いて驚かせるわで、

 

奥さんが参ってしまっての」

 

 

 

 

あ「ほうほう」

 

 

 

 

 

 

役行者「ここからが面白い。

 

怒りが限界に達した奥さんが、

 

晴明に詰め寄ったのじゃ。

 

 

『私と鬼とどっちか選んで!』とな

 

 

 

 

あ「マジ?(笑)


私と仕事、


どっちか選んでじゃないんだから(笑)」

 

 

 

 

 

 

役行者「困った晴明は、

 

鬼たちを一条戻橋の下に隠して、

 

バツの悪そうな顔をして言ったそうじゃ。

 

 

『お前たちが騒ぐから、

 

こんなことになったんだぞ』と。

 

 

以来晴明は必要に応じて、

 

鬼を呼び出すようにしたという。

 

 

何とも晴明の人となりが見えてくる、

 

微笑ましい話ではないか

あ「確かに、そうですね…。

 

そういう意味で言うと、

 

僕やスサノオさんたちの関係と近いのかな?」

ス「俺はお前に使役されてへんわ。

 

むしろ俺、俺、俺が、

 

お前を使役しとるわ」

 

 

 

 

 

 

あ「そういつもりで、


言ったのではなく(笑)」

 

 

 

 

 

 

役行者「確かに、

 

儂もそうじゃったが、

 

昔はそれこそ神も仏も、

 

人も式神も、

 

鬼も妖怪も一緒くたになって生活して、

 

 

助け合ったり、支えあったり、

 

時に一緒に悪戯もしたりしてのぅ、

 

それがまたどこか楽しかったもんじゃ。

 

 

今ではその距離が離れてしまったがの。

 

お主(荒川祐二)が晴明を求める道の中で、

 

 

そういった時代の面影が、

 

再びこの世に取り戻せるのなら、

 

儂らも嬉しいもんだがのぅ…」

『神さまと友達になる』。

 

いつも掲げているこの思いは、

 

もしかしたら、


知らず知らずのうちに、



 

 

どこかで過去を取り戻すために、

 

必要なことだったのかもしれない。

 

 



安倍晴明の幻影が、

 

僕の脳裏に浮かぶ。


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