【このブログはシェア、リブログ、転載大歓迎です】
荒川祐二&Teamスサノオです☆





あ「………」
あ「すっかり子狐ちゃんたちも、

小春や因幡たちと仲良しですね。

よかった、よかった」




ス「せやな」
子狐1「こちらこそお礼を言いたいぐらい~♪」


子狐「私たちをこんな風に使ってくれて、

ありがと~♪





あ「とんでもない。

こちらこそ光栄ですm(_ _)m」




ス「こいつ(荒川祐二)は、

基本的にアホやけど、

勢いはあるからな。


まぁやると決めたらやるし、

裏表もないから、

信頼してくれて大丈夫や。


ハゲてるけど
あ「ハゲとれへん(真顔)」




子狐1「うふふ♪」


子狐2「そういう楽しいところも、

だ~いすき♪♪」
あ「かわいいな(笑)」




ス「まぁこういう姿を伝えていくことが、

稲荷の誤解を解くことに、

繋がっていくから。


『千里の道も御堂筋線』ってやつ…
あ「『千里の道も一歩から』や。

なんや、その大阪人しかわからんギャグは」
子狐1&2「うふふふふ♪♪」






ス「で、その後反響はどやねん?」






あ「良い感じですよ☆

もちろんこんな感じの、

お言葉をたくさん頂けますし」
子狐1&2「わーい♪♪♪」




あ「でも同時に、

まだこういうお声もありますね」

子狐1&2「ショボン(´・c_・`)」






ス「ん~~~そっかぁ…。

でも確かにここで言う、


眷属(神さまの使い)の狐と、

動物霊の狐は違うんやけどな~





あ「やっぱりそうなんですか?」
子狐1「んーとねー。

祟ると化かすとかは置いといて、


眷属の狐は神様や仏様について、

修行しながら、

神格を上げている存在なの




子狐2「神様仏様のメッセンジャーとして言葉を伝えたり、

人間の後押しをする、

基本的に見えない存在が、

私たち眷属なの。


それはちゃんと、

神さまが選んでくれるんだよ」




子狐1「そういう神様のお使いに対して、

動物霊の狐は、

人の悪い念を食べて、

霊的な作用をおこしたりするの!


そういう意味では、

恨んだり、妬んだりっていう、

人の良くない気持ちが、

作り出す存在なんだー」
ス「お前もよく『狐がついてる』って、

叩かれるもんな…
あ「やめとけ(真顔)」






ス「(笑)

まぁ人間でも色々あって、

決してみんながみんな、

聖人ではないやん。


中には未熟で、

罪を犯してしまう人間もいてる。


それに霊も、

言うなれば神も、


人の想念や祈りの集合体が、

作り出す存在やから。


一概に『狐』と言っても、

様々に姿を変える




あ「そっ、そっか…なるほど」




子狐1「祟る、化かすに関してはね〜……。

線引きが難しいんだけど、


昔はそういう見えない力を使って、

人を守ったり、

逆に守るために攻撃させるのを、

仕事にしている人たちがいたんだよね
あ「陰陽師とか?式神ってやつ?」




子狐1「そうそうー♪

後は例えばね、

時代の都合もあって、


室町時代の将軍さまが病気で寝込んじゃって、

それ狐を付けられたのが原因ってことになって、

犯人とされた人たちが捕まって、

処罰されたこともあったの




子狐2「その資料にね、

"加持を行って狐を捕縛"って、

あるんだけど……」




子狐1「それ正直、怪しいよね(汗)

そういう時に狐ってさー、

都合よく扱うのに、

丁度いい存在なんだよねー





子狐1「だって狐じゃなくて

熊や狼だと、

リアルに捕まえるのに本気で、

命がけでしょ?」
あ「た、確かに…(笑)」




子狐1「かと言って、

鹿だと大きいし、

犬や猫だと身近すぎるし」




子狐2「狐の他に化かす動物って、

狸やテンとか……。

割と身近な野生動物で、

小型というか人がまあ扱えるサイズ。


結局、狐を落としました!って、

捕まえてきた狐見せたんじゃないの〜、

って思っちゃう




子狐1「安倍晴明さんみたいに、

霊的な狐を使役していた、

本物の人もいたんだろうけど。


実際には『狐おとし』を職業、

とする人たちが食っていくために、

適当に”狐つき"ってした部分も多かったと思うよ。


ただそういった、

人間の行為と想念の積み重ねによって、


動物霊としての狐が、

産まれてしまったのも、

事実だと思う
あ「そっか…そうなんですね…」




子狐2「これは昔の話ね。

今の時代であるとしたら……。


稲荷神って、

割と簡単に分霊してもらえるから、

『屋敷神』としてブレイクしたって、

この前言ったでしょ?




あ「はいな」






子狐1「でもね、稲荷神って、

神様なのに自分では、

故郷である伏見だったりに、

帰ることができないの」






あ「そうなのかい?」






子狐2「ちゃんと御魂を返すためには、

それができる神職さんを、

呼んだりしないといけないの」




子狐1「なのにそういうことをしないで、

先代が祀っていた稲荷神を、

放置しちゃったりすると、

『動けない稲荷神はどうすればいいんだよ!!』

って困っちゃう」






ス「『簡単に借りれるけど、

簡単には返せない』って、

サラ金みたいやろ?
子狐1&2「やめとけ(真顔)」




ス「ビクゥッ!?」




あ「(子狐に怒られとる…笑)」






子狐2「でもそういう時に、

『こんなにご主人様も頑張って、

豊かさを与えてきたのに!』って、

眷属たちも怒っちゃう」




子狐1「それが要するに、

『祟り』とか言われるんだよね。


でもそうでもしないと、

こっちの気持ちに、

気が付いてもらえないし…。


そういうかわいそうな、

稲荷神さまや眷属が増えるばっかりで…」
子狐2「そりゃそんな無責任なことされたら、

稲荷神さまに限らず、

他の神さまだって、

怒っちゃうよね


だから決して自分の欲だけにかまけて、

遊び半分でおもちゃみたいに、

扱ってほしくないんだ。


大切に扱ってくれたなら、

こちらもちゃんと、

それ以上の後押しをするから…」




子狐1「だから稲荷神を祀って、

最後にお別れするときは、

故郷に錦を飾れるように、

たくさんお礼を渡して、

必要な儀式もして、

帰れるようにしてあげてほしいんだ。


そうしたら稲荷神も、

眷属も、

鼻高々で帰れるからね」
あ「なるほど…そっか…。

ありがとう…」





ス「こうして稲荷の成り立ちを知れば、

よく分かることやけど。


前も言った通り、

元々は『五穀豊穣』の神やったけど、


平和な時代と貨幣経済の発展によって、

今のような『商売繁盛』の神へと、

姿を変えていった。


でもその分そこには、

人の欲が入り込むようになり、


今までの豊かさや農作物の収穫への、

純粋な感謝の信仰が、


『自らの豊かさの追及』へと、

ずれていってしまってんな。


同時に稲荷に願って、

思い通りにならなかったら、

そんな稲荷を、

雑に扱うものまで現れ始めた。


そういった歴史と行動の積み重ねが、

動物霊としての狐を産み出し、

神の悲しみや眷属の怒りを引き起こし、


今のような『怖い』と思われているような、

実情を産み出してしまったことを、

忘れないでいてほしい。


結局はいつだって、

『人は神と共にあるし、

神は人と共にある』から。


そんな時代の悲しみを、

きちんとこうやって、

歴史の背景や成り立ちを知って、

考え方や行動を変えてくれる人たちが、

増えたなら、


そこには必ず、

かつてのように、

人と稲荷神が手を携えて、


感謝し感謝され、

愛し愛され、

支え支えられ、


共に歩むことの出来る未来が、

戻ってくると思うから…」
※山口県  長門市・元乃隅神社。

↓↓↓↓↓
※今回も大活躍の子狐ちゃんのホーム、菊ちゃんこと菊田信子さんのブログはこちら☆

↑↑↑↑↑

――――――――――――
■荒川祐二の書籍
※~生と死を司る伝説の女神を巡る~、最新刊 『スサノオと行く、生と死の女神、菊理媛を巡る旅』予約販売開始☆
※~これ一冊で日本の神さまのことがわかる~ 『神訳 古事記』も、一緒にどうぞ☆
神訳 古事記神訳 古事記
1,512円
Amazon
―――――――――――――

↓↓↓↓↓

◼ブログへのご意見、ご感想、講演依頼など、各種お問い合わせはこちらへどうぞ☆


『荒川祐二オフィシャルLINE@』

友だち追加

※ID登録の場合は、@arakawayuji


(※数が多すぎるため、頂いたメッセージへのお返事は確約出来ませんことをご了承ください)

↑↑↑↑↑

―――――――――――――
↓↓最後に、ここを『ポチポチ』してもらえると(※何回でも可)、物凄く喜びます( ☆∀☆)↓↓

↑↑↑↑↑
―――――――――――――