スサノオと菊理媛を巡る旅を終えて巡る、
『スサノオとお礼参りの旅』は、
いよいよ最後の地へ☆
花の窟(はなのいわや)神社から、
龍泉寺。
そしてこの日僕らは、
いよいよ旅の最終目的地である、
三重県は伊勢神宮 内宮すぐ近くにある、
『皇大神宮別宮 月読宮』へ来た。
『スサノオと日本の神を巡る旅』以来であり、
なぜ僕がお礼参りの旅の最後に、
この場所を選んだのか?
イザナギさんとイザナミさんも共に、
祀られていることと共に、
ここの主祭神である月読さんが、
元々は僕が去年の夏からの旅自体を、
始めるきっかけの一つとなった言葉、
『スサノオにはもう一つの正体がある』。
その旅に出るきっかけとなった、
言葉を授けてくれたことへの、
お礼も月読さんに伝えたかったからだった。
スサノオさんというのは、
人生を変える神であると同時に、
『家族愛』の神さまであることに気付いた。
そこから得た、
『人と神さまの距離を縮めていく』、
というメッセージと、
新たな、
『大切な人を大切にする』、
という両輪のメッセージが、
その後の僕自身の活動を、
爆発的に広げていってくれた。
そのお礼を、
改めて僕は月読さんにも、
お伝えしたかった。
一つ一つに心を込めて参拝し、
そうして改めて主祭神である、
月読さんのお社の前に立ち、
頭を下げる。
そして、
そこに…?
月読さん、
イザナギさん、
そしてイザナミさんが、
現れた。
イザナミ「…こうして揃うのも…」
イザナギ「昨年の夏以来か…」
あ「(笑)」
月読「…ようこそおいでくださいました…。
昨年の夏から続き…、
本当によく…お役目を果たされて…。
我が両親にまで…。
頭が下がるばかりです…」
あ「…い、いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや!!!!
滅相もない!!本当に本当に滅相もない!!」
ス「謙遜しすぎや(笑)」
あ「い、いやいやっ!
でも本当に、とんでもないですっ!
ただもう与えて頂いた、
目の前のことを、
必死にやっているだけで…」
イザナギ「…きっとそれが、
良いのであろうな…」
イザナミ「…そうですね…。
頭で考えるよりも。
動いてしまった方が早い。
スサノオと荒川さんを見ていると、
本当にそう思うばかりです…」
ス「誰が『こんなん』や」
イザナミ「…フフッ…。
それが良いんです…」
あ「でも…本当に、
この旅でも素敵な景色を、
たくさん見させて頂きました…」
僕にとっては財産です…」
イザナギ「これからは世界にも行くのであろう?
それであれば、
もっともっと美しい光景を、
見れるのであろうな」
イザナミ「その時は私も一緒にぜひ、
連れて行って頂きたい…」
あ「とんでもないですっ!
そんな心強いこともありませんので、
その時はぜひ、
よろしくお願い致しますっ!」
ス「まぁ連れていくのが、
『これ』とか『これ』とかやと、
色々大変そうやしな。
どうせ呼ばんでも、
ついてくるんやろうけど」
イザナミ「フフッ…」
イザナギ「ハハッ…」
一同「アーッハッハッハ!」
…こうして夫婦一緒に、
笑い合える日が来るなんて、
きっと今まででは、
考えられなかったことだろう。
その夫婦の子どもでありながら、
元々イザナギさんと、
仲違いをしていた、
スサノオさんもいて、
その兄である月読さん、
そしてここからすぐ近くの場所には、
『伊勢神宮 内宮』。
そう、天照大神さんもいる。
その幸せにほんの少しでも、
貢献できたことに、
僕はこれ以上ない、
喜びを感じていた。
…そうして時間も過ぎ、
そろそろ出ようかと思った、
その時だった。
僕は月読さんに改めて、
昨年、
旅を始めるきっかけを与えてくれた、
御礼を伝えた。
本当に今日までずっとありがとうございます。
おかげさまで僕自身の人生も、
大きく変わっていきました。
これから益々加速し、
世界へ向けて、
より大きな未来を歩んで参ります」
そんな僕に月読さんは、
僕の目をまっすぐ見て言う。
月読「…とんでもございません。
ただ…、
世界に行かれるというのなら…。
『スサノオ』というのは、
これ以上ないパートナーかもしれませんね…。
いえ…というよりも、
『スサノオだったから』こそ…、
荒川さんがそのような世界への道を、
歩むことになっていったのでしょう…」
あ「スサノオさんだから、
世界への道を歩むことになった…?
…ど、どういうことでしょう…?」
月読「荒川さんに、
最後にこれだけはお伝え致しましょう…。
スサノオには…、
まだ『知られざる神』としての、
真の一面がございます…」
あ「…え…?」
月読「そしてそれはいつか、
荒川さんが実際に、
世界の神々に会いに行くとなった時、
自ずとその真実の姿を、
現すことになるでしょう…。
私や天照でも、
他の八百万のどの神々でもなく、
『スサノオ』でなければならない理由が、
そこにあります…」
…。
……。
………。
…………。
僕は一体、
この神さまに出会えて、
どれだけ人生を、
変えてもらえたのだろう。
子どもみたいで、
変なことばっかり言っていて、
それでも、
いざとなった時は、
愛が深くて、
誰よりも強くて、
どこまでも大きくて。
僕はこの神さまと一緒に、
これからどんな世界を、
見にいくのだろう。
まだ何も知識のない、
僕の頭でも知っている、
仏教の空海やお釈迦様、
ギリシャ神話のゼウスやポセイドン、
女神アテナやヘラクレス、
北欧神話のオーディンやワルキューレ、
インド神話のシヴァ神やガネーシャ、
エジプト神話のへリオポリス9柱神、
バビロニア神話のティアマト、
ヨブ記のバハムートやリヴィアサン、
聖書に登場する、
大天使ミカエルやガブリエル…。
そんな伝説の神々が現れる時、
そこには、
スサノオさんと一緒に、
どんな物語が、
生まれていくのだろうか。
一番近くにいてくれて、
でもまだまだ一番分からない、
大好きで仕方がない神さまと共に、
僕らの未来は、
これからも続いていく。
人と神さまが、
大切な友のように、
家族のように、
共に歩いていける未来のために…。
そしていつか、
世界中の神さまたちが、
国や宗教という垣根を越えて、
一同に介する、
新しい世界の神話を、
作り上げていくために。
↓↓↓↓↓
※今日のお話しが面白かったら、
いよいよ12/21(金)、今年最後のビッグイベント☆
『開運先取り☆大感謝祭 ~荒川祐二 出版記念講演会&八百万の神喜劇 大千秋楽公演~』☆
![]() | 神訳 古事記 1,512円 Amazon |