はるひ野小中学校では、小中連携校としての教育が進められていますが、児童生徒数の増加による学校規模の拡大と、校舎の増築が進められています。

私は次の3点について心配しています。


1)学校規模の拡大しても、小中連携校としての教育を進めていくことが出来るのか?

2)校地の拡大に伴い、校庭の位置や広さはどうなるのか。小中連携校として教育を進めることに問題はないのか。

3)PFIをかつようして建設され、給食や用務業務など学校管理について一部委託が進んでいるが、市の直接施行により校舎を増築することで、変化が生じたり支障が生じ対することはないのか?


川崎市教育委員会は、

1)建設時の基本理念を増築後も維持できるように、基本計画策定に携わった関係者のアドバイスを受けながら増築、改修を進めている。たとえば、現校舎では、小学1年生から4年生、小学5年生から6年生・中学1年生、中学2年生から3年生の節をつくっており、児童生徒の成長段階に応じた、きめ細かな始動を実践している。このような4-3-2の節の繋ぎのシステムを維持するために、現校舎と増築校舎とを連続して利用できるように計画している。


2)敷地の拡張・増設後も、体育の授業や部活動など、グラウンドで児童生徒の活動が安全に継続できるように、広さ、形状を考慮して配置を検討している。


3)校舎の増築後も、学校の管理運営に当たって、既存校舎との一体的な維持管理を行い、良好な教育環境を維持、学校運営に支障がないよう努める。


としています。


「地域とともに、小中9年間を通して子供たちの豊かな心と個性を育める環境の創造」を基本理念として整備した学校です。今後も理念に沿った教育、運営管理がされていくのか見守っていきたいと思います。