どんなことでも、それを熱く語る人は必ずいるものですよね。
もちろん、ラーメンについてもっ!
ボクも、そうなる時はありますけれど・・・・それはあくまでも
ラヲタさん、つまりSや友人の皆さまとだけに限られますです。
だって、おすすめのお店はここ!くらいならまだしも、どこのお出汁はあーだとか、あそこの
湯切りはこーだとかお話しても、ふつうの人たちにはピンとこないみたいなのですもの。
それに気づいたのは、先輩とお話している時に・・・・
と言われちゃったからでございます(汗)
あ、いえ、佐藤と金斗雲の湯切りの違いについて考察を述べただけなのです
けどね、ラーメンに興味のない先輩には、それ自体が気持ちわる(以下略)
なので、そういうお話は記事にもたまーにしか書かないようにしております。
でも、そういうボクも、熱く語られて困ったことがありましたです。
それは何年か前ー・・・・ボクがコンビニでバイトしていた時のことでした。
シフト交代の時に店長が、「ちょうどお昼と重なったから、ごはん付き合ってよ!」とー。
その頃のボクは、資格をとるためで忙しかったのですけどね、けちな
店長にしてはめずらしいなーとおもってお供することにいたしました。
連れていかれたお蕎麦屋さんで、何にしようかなーとメニューをみて
いると・・・・天ざるでいいよね?と、店長の独断で決められちゃいました。
店長が言うには、はじめてのお蕎麦屋さんでは天ざる!初見はそうすべし!なのだとかー。
お蕎麦だけでなく、天ぷらの揚げ方など、お店の味を多角的に見ることができるからだそうです。
それよりボクはあったかいお蕎麦がたべたかったです、さむかったですし。
店長の独壇場はそれにとどまらず、お汁につけすぎはだめーの、あまり噛んじゃ香りを
たのしめないーの、わさびは直づけがいいーの・・・・正直、お味はまったく覚えていません(汗)
そういうこともあってボクは、あまり細かいお話をするのを避けておりますです。
でも先日、その店長とのお昼はむだではなかったねーとおもうことがあったのです。
それは、
こちらでー
はじめてのつけ麺をいただいた時でした。
そのつけ汁はー
魚粉がしっかり溶け込んでいたおかげで旨みも風味も濃厚でしたけど、塩気もちょっと濃いめでした。
そこで、「最初は蕎麦、次に汁をそれぞれ味わって」と教えられたのが、ふっと頭に浮かんだのです。
なるほどね、あれは単なる様式美じゃなくて、自分なりの食べ方を決めるためのものだったのかな。
ひとくち目からどぱーっとつけちゃってたら、もし辛かった時、それを最後まで引きずるだろうしねー。
そうおもい、お茶で塩気を流してからー
麺からやりなおしです!
一本だけお口に入れて噛みしめてみると・・・・全粒粉麺
ならではの、複雑な甘さと香ばしさがお口にひろがりました。
おいしいー・・・・お味はついてないけどねー。
良いお出汁をそのままいただいた時と同じ印象かな?
それを大事にしたかったので、お汁はちょっと浅めにつけてー。
薄まってきてからは深めにつけてー・・・・そうやってたのしみました。
卓上のバジルを、わさびの代わりにつかうのも良かったかもですけど、
この炙りチャーシューが箸休めとしてちょうど良かったので、今回はそのまま完食いたしました!
というわけで、お蕎麦通の店長のおかげで、いつもとは一味ちがうたのしみ方ができましたです。
食べ方なんて人それぞれで良いとはおもうのですけど、いちおう
知ってて、そして試してみて損はないねーと実感いたしました。
でも、
やらないほうが良かったかなーとおもったこともありました(汗)
やっぱり、あまりにコアな部分は共感されにくいだろうねーというのも実感いたしましたです(滝汗)
リラクラーメン
児島市東千石町15-14 ミノダビル地下
※とりしおはH27.1.13をもって休止されるそうです