自分に自信がないんだよ。
僕は良い夫にもなれなかったし、良い父親にもなれなかった…
自信がないんだよ。
全てにおいて。
沈黙の中
重い口を開いた夫から出てきた言葉でした。
「自信が無い」
今まで私たちの結婚生活は山あり谷ありでした。壮絶な山と谷でした。
酸欠になるほどの山に無理やり引き摺られながら登らされ、急に谷底に突き落とされるほどの壮絶なものでした。
私は夫が発達障害だとわかるまで、どこか遠い星の異星人なんじゃないか?!と本気で思っていて、夫の人格を全否定する様な暴言も数々吐いてきましたから…(10年以上前のことです)
↓↓↓夫は発達障害です
私の自己肯定感も低いけど、
私に固執している夫は、過去に私に言われた事が今もトラウマとなって脳裏に焼き付いていて、自分のことを「悪、要らない存在」といまだに思い込んでいて、そこから抜け出せずに苦しんでるいる。
一年前のセックスレスの原因も「過去のトラウマだ」と話していた夫。
↓↓↓過去記事
↓↓↓過去の私の暴言や行動
夫の自己肯定感の方が私の何倍も何十倍も低いのだと思った。
私が感じているより もっと ずっと繊細に受け止めていて、深い深い傷となって刻まれている。
それは夫が「発達障害」ということにも大いに関係していると思う。
固執・執着
それは大好きで結婚した僕の最愛の奥さんから言われた言葉だから尚更、傷が深くてなかなか治らないんだ。
私「自信持ちなよ!仕事だってさ、こんなに頑張ってるんだし!子供達だってパパが頑張ってるから 美味しいもの食べれて、欲しいもの買えるんだって。だから遊びに行けなくてもパパは頑張ってるからって。
私達みんな あなたに感謝してるんだよ!これから時間作って良い父親になれば良いじゃん。私だって良い妻では無かったと思う。母親としては、それなりに普通に良い母親してきたと思うけど。
あなたから見れば、私だって良い妻だとは自分でも思ってない。だから今ね、色々あっての今だから良い妻になろうと思ってる。過去のことお互いいつまで言ってても変わらないじゃん」
夫「ん…。
別居している間にも色々考えてた。子供達のことも。もっと父親らしいこと…どこか連れて行ってやるようなことも出来なかったから。もっと遊んでやりたいし、どこか連れてってやりたいなって考えてたんだよ。
ユイのことも。離れたくない、やっぱり大切な人だって思って、なかなか上手くできないけど。でも失いたくないと思って帰ってきた。」
私「だから、帰ってきた時に私は何も聞かなかったんだよ。あなたが帰ってきたことが答えだと思ったから。
ただずっと気になっていたのは「家族として」って、そこを強調するところ…私たちは4人は家族だけど、私は1人の人間だし、1人の女性であなたの妻。大嫌いだった時もあるけど、今は純粋にあなたのことが好きで。好きな人と触れたい触れて欲しいと思うのは当然のことで、それを「家族」って言葉を使うことによって、私の「個」を遮られてるような気がしてた。個として拒まれることに苦しさはあったよ。
男の人は気持ちが無くても出来たりしちゃうけど、女の人は そう簡単に替えが効かないんだよ。男性の風俗はたくさんあるけど、女性の風俗が少ないように。女の人は心で通じ合いたい、それで確かめたいと思う気持ちはわかって欲しい。性欲云々ではないことを。」
夫「ユイが前に、気持ちのこもった行為と、そうでない行為の違いはわかるって話してたじゃん?だから怖いんだよ。本当は気持ちを込めてるのに、こもってないと感じられたらどうしたら良いかって。凄くハードル上がるじゃん、気持ちがあるか無いか、その時にわかるんでしょ」
私「それは、そうかもしれない…」
夫「もう少し待ってよ。ちゃんと考えてるから。だから帰ってきてよ…どこにいるの?」
私「◯◯のコンビニ」
夫「ビール買ってきてよ苦笑。帰っておいでって」
私「いや、買わないし帰らない」
夫「帰っておいでよ」
と、こんな会話で電話は終えて
帰路につきました。