6月ゆいの会の報告 | 障がい児・者の「性」を学ぶ会 《ゆいの会》

障がい児・者の「性」を学ぶ会 《ゆいの会》

障がいのある人たちの豊かな生活を支援していくために、「性」について学びましょう

真夏のような日が続く6月。めずらしく雨が降った6月15日(土)にゆいの会を行いました。


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「さくらハウス」の目の前に広がる堤防の草花です。麦秋の今、堤防は黄金色に色づいていましたよ。久々の雨に、草花は気持ちよさそうです。

今回の参加は7名。特別支援学校寄宿舎男性職員さん、施設女性職員さんが初めて参加して下さいました。このお二人の抱える課題について、皆さんで検討をしました。


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(性教育を始める第一歩)

①男女の体の学習から

まずは男女混合で行うことが基本。体の各部の名称、働き、男女の違いについて学習。模造紙に自分と等身大の人型を切り抜き、そこに絵を描き名称を入れていく。顔は等身大の写真を貼り付ける。プライベートゾーンは下着をつける。何回やってもいい。成長が目に見えていい勉強になる。

②何か一歩を起こしてみる

性教育が必要だと共感している職員と共同して。2人いれば何かを計画してみる。

③小さなグループから

欲張らず、自分が関わる小さなグループを対象にして少しずつ実践をしてみる。

④発達段階に応じて多様な集団をつくってみる

発達段階に応じて多様な性教育が行える。


(男女の体の違いの学習の次には、サイコロゲームでコミュケーションの学習)

レクレーションでやってみる。いい人間関係を学ぶのに最適。楽しんでやるには、何回か練習が必要。1回でうまくいかなかったとあきらめないで、何回か繰り替えすこと。心地よいスキンシップを学ぶことができる。慣れてきたらルールを決めてみる。誘いの上級の断り方などの練習もできる。


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かさ参加者の皆さんの感想

ひよざえもん失敗したり、うまくいかない事もあるけれど、やはり何か実行に移していかなければならないと感じました。現在個別での対応でしか話が進んでいませんでしたが、男女グループで話し合うことの大切さがわかりました。初歩的なところからくわしく教えてくださり、ありがとうございました。


次元和やかな雰囲気で良かったです。わからない事にも適切なアドバイスを下さり方向性が見えてきて良かったです。理解の段階による次へのステップの進み方が参考になり良かったです。


サリーちゃん久しぶりの参加でした。皆さんのお話がうかがえ心新たに子どもたちと向き合いたいと思いました。子どもたちの卒業後の状態や問題点などを知ることができたのも本当によかったです。今、つき合っている子どもたちが卒業後に自分らしく生きていくことができるように、手をかえ品をかえ実践していきたいと思います。(でも・・・本気でむき合うといくのはパワーが必要で疲れます・・・年だなぁとつくづく感じています)でも、ここでパワーをもらいましたので、また楽しく子どもたちと向き合います。ありがとうございました。


*花* 青お知らせです*花* 青

性教協 第32回 全国夏期セミナー近畿大会in京都

7月27日(土)~28日(日) 会場は京都教育大学です。

前川ちよのさんが分科会にて「電話相談から見える子どもの実態」をテーマに報告します。

詳しくは、東さん宛てメールでご確認ください。

皆さんで、熱い京都で性教育を学びましょう。