これが今年最初の記事みたいです。
マネージャーの安谷屋です。
1月31日(水)
外国人受け入れ体制整備研究会が沖縄県某所にて行われました。
国や県が外国人受け入れを積極的に行っていることもあり
当院でも、外国人の受診は増えつつある印象があります。
当院ではまだまだ、保険証を持っている方がほとんどなので
一般の日本人の患者さんと同じ受け入れ態勢をとっていますが
やはり、保険証がない短期滞在の方への対応が頭を悩ませます。
通訳の必要性があったり、当院の説明や治療方針への理解、および
支払の方法や料金設定などまだまだ、未解決の中、今日か明日かで
突然やってきます。
通訳料の補助だったり、クレジット支払ができるように機器の設置費用の一部補助だったり、保険証なしの外国人が来たらこうしましょう、みたいなHow to冊子配布だったりを沖縄県がリーダーシップを取ってもらえると有難いのにな。こういうソフト面のフォローが各医療機関に丸投げされています。これらの設備投資が全て医療機関が負担して頂戴では、外国人受け入れは成功しません。現場はなかなか混乱しています。
保険証なしで来られて、日本語でない名前や本国の住所を確認するためにパスポートの窓口提示を行う、などなど。
(うちでは、同一人物なのに、中国語表記とカタカナ表記でカルテが2つあるトラブルが過去に起こりました。)
外国に滞在しても、いざという時の医療機関へアクセス方法などが
明確になっている、通訳の設備が整っている、という安心こそ短期移住者や観光者が求めているものではないのでしょうか。
私たちも、できることはやりたいと思っています。そのノウハウを各機関で蓄積していく時間はもうありません。この局面に関して知識や事例の共有ができればと強く願っています。