イングランドEU離脱に伴う円高は日本にとっては好都合 | 復活の時は今

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「新しき出発」   私の願いはただ一点。世を照らしたい。太陽の法の時代の到来を信じて

そろそろ日銀の日本国債引受けは限界だ。
日本国債の買い手が日本人でなく海外勢が増加し始めた。もともと日銀国債引受けなどと言うが、なんのことはない。円のお札を止め処もなく印刷しているのである。

普通は国の力を超えて印刷しマネーサプライを増やせばインフレになるが、未だに円は暴落するどころか、”比較的安全な資産・円に買いが殺到して一気に円高が進みました。”などとやっている。
良く考えてみればおかしな話だ。これだけ政府の借金があるのに安全な資産らしい。そういう意味ではドルもほぼ似たようなものではある。(ただしあちらは核兵器という後ろ盾がある。日本にも日米軍事同盟という間接的な後ろ盾はあるにはなる。)

いくつかオカシナ点を挙げてみたい。
・異次元緩和はある程度までは金融緩和ということでよかったでしょうが、マイナス金利まで踏み入れた時点でもう限界です。止めた方がいい。マイナス金利が経済成長によいかどうかは評価が分かれるところですが、現時点の日本ではもうやりすぎの域です。
・黒田緩和 →円安 →株高をやってみて 21000円超えまでもっていってそこまではよかったけれど、そのあとは続かなかった。(下落も頂点から30%も下がってないので下がり過ぎたとまではいえません。一万円切るくらいなら本格的な暴落でしょうが、民主党か共産党でも政権を取らない限り、そこまでは下がらない。)


・欧州のニュースで”日本は貿易で経済が成り立っており円高は日本に取って痛手です。”と
BBCかな。間地顔でやってたけど、わかってないですね。それを朝鮮等に当てはめるなら解りますが、日本のGDPの7割は内需です。
だから、円安にして経済を上向かせようというのはそんなに効果の出る方法とも感じません。
だから、やり過ぎない金融緩和はよいとしても、円安誘導により経済浮揚を図るというのはそんなによい方法とも思えない。韓国輸出に打撃を与えるのには威力を発揮しました。

・日本が政府の借金が江戸幕府末期のようで、火の車です。
財務省は消費税をあげることによってこれを乗り切ろうとしていますが、そんなことしても焼け石に水です。消費税あげて何とか政府債務を消すためには税率70%が必要と試算がありました。


・そろそろ、円安誘導も限界なので居心地のいい、円高にしてくれればまたやりやすくなる。
基本的には経済成長でお金を返さなければならないでしょう。

経済成長の仕方としては、別の機会に。