あっという間に、2024年も1ヶ月半が過ぎてしまう。
先月の「平塚万博 in 小田原」、ご来場くださった皆様、共演者の皆様、そして何より主催のアオクリ様と関係者の皆様、ありがとうございました!
お写真をいただいたので、後日ブログに掲載したいと思います。


今月は、2月3日(土)真鶴にてピアニスト永井李枝さんと、これからやこれまでの一年間に想いをめぐらせる春夏秋冬のプログラム「季節めぐりコンサート」。
10日(土)は、大磯の旧吉田茂邸にて、七賢堂の開扉・梅の開花と合わせた「邸園コンサート」無伴奏ヴァイオリン30分×2ステージに出演いたしました🌸


お花見日和、満開の紅梅やほころび始めた白梅をバックに、あたたかな会となりました。
足をお運びくださった皆様、ありがとうございました💓
主催の神奈川県公園協会さま、関係者の皆様、邸園コンサート4年ぶりの再開おめでとうございました💐

チューリップピンクチューリップオレンジチューリップ紫


次のステージは、茅ヶ崎を拠点とする湘南フィルハーモニー管弦楽団の皆様と、ブラームスのヴァイオリン協奏曲の共演の機会をいただいております。


湘南フィルハーモニー管弦楽団
第42回コンサート

2月25日(日)12:45開場/13:30開演
茅ヶ崎市民文化会館大ホール
入場料500円

♪シューベルト:ロザムンデ序曲
♪シューベルト:交響曲 第7番「未完成」
♪ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 作品77

指揮:山上純司
湘南フィルハーモニー管弦楽団
ヴァイオリン独奏:小野唯




山上先生の指揮、魔法のよう。
ソリストが何かする必要もなく、気づくと全て行ってくださっている。そんな表現おこがましいのですけれど、例えるならそんな感じ。
本当に不思議な魔法です。


私のほうは、未だに大曲を前に及び腰なものの、本日のリハーサルで初めて掴めた感覚があった気がいたします。



ブラームスの協奏曲、学生時代に勉強したわけではないのに、なぜかかつての恩師2人の楽譜のコピーが手元にありました。
それを忘れて昨年、そのうちのひとりの今は亡き恩師の楽譜をお借りしてコピーをとりました。
恩師の楽譜そのもの、筆跡はコピーではうつしきれないものばかりで、忘れたままお借りして良かった。

いつまでもヒヨコな私。
どうしたらこの作品が奏でられるのだろう。

結局、ヴァイオリンが弾けなくなるまでずっと弾き続けても、年齢なんて関係なく、どうしたら、どうしたら、と言っているのだと思う。
分かりきっているけれど、それでもやっぱりそれしか言えない。

今思うのは、楽しくとも苦しくとも、こうやって弾いていられる人生であり、頭と身体と心と楽器があるということが一番の幸せなのだと思う。


🎻唯