HANARART八木編
八木札の辻交流館は綺麗にリフォームされています。
ここのキュレーターでもある西田隆彦さんの作品は、
屏風状に立てられ、世界地図のような物が描かれています。
自由に形を変えていく旅風景だそうです。

木の板に岩絵の具で力強い作品を描かれているのは、森川浩孝さん。

小さなスケールなのに、リアルな動物を作っているのは、赤松加奈さんの作品です。

広い座敷に自然と溶け込んでいるのは、久保田純さんの陶器と、
床の間(向かって左)の木下穂乃佳と、右の赤松さんの作品です。

この会場は、来場者目線で展示してくれていると感じます。
作家を紹介しているパネルもあり、
複数の作家の作品の配置図もわかりやすく作ってあります。


畝傍駅の貴賓室では、加藤孝明さんによる音と映像のインスタレーションです。

民家ではないので、音が良い感じに響きますし、
畳や襖などの色味のある部屋ではないので、光も映えます。
春日神社では、紙の原料である楮(こうぞ)を使って、
室内全体に力強く広がる作品を展示されていました。
佐々木邦子さんの作品で、家屋がひとつの生命体であるかのような
イメージで作られたそうです。
飲み込まれそうな迫力があります。

旧植田折箱店では、室内の床全面で陶製の町が再現されていました。
空間と一体感がありました。

深瀬家では、谷口和正さんの展示がありました。
英語の歌詞をトレースし、鉄で作られた球体や立体の中にある
小さな光源から放たれる白い光は、部屋中に散りばめられます。
日本家屋にミスマッチのような美しさを体験できます。

HANARART(はならぁと)は11日までです。
是非、奈良にお越しください。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
アート作品を無料で掲載できるサイト ハート.ジェーピー
http://he-art.jp/
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ここのキュレーターでもある西田隆彦さんの作品は、
屏風状に立てられ、世界地図のような物が描かれています。
自由に形を変えていく旅風景だそうです。

木の板に岩絵の具で力強い作品を描かれているのは、森川浩孝さん。

小さなスケールなのに、リアルな動物を作っているのは、赤松加奈さんの作品です。

広い座敷に自然と溶け込んでいるのは、久保田純さんの陶器と、
床の間(向かって左)の木下穂乃佳と、右の赤松さんの作品です。

この会場は、来場者目線で展示してくれていると感じます。
作家を紹介しているパネルもあり、
複数の作家の作品の配置図もわかりやすく作ってあります。


畝傍駅の貴賓室では、加藤孝明さんによる音と映像のインスタレーションです。

民家ではないので、音が良い感じに響きますし、
畳や襖などの色味のある部屋ではないので、光も映えます。
春日神社では、紙の原料である楮(こうぞ)を使って、
室内全体に力強く広がる作品を展示されていました。
佐々木邦子さんの作品で、家屋がひとつの生命体であるかのような
イメージで作られたそうです。
飲み込まれそうな迫力があります。

旧植田折箱店では、室内の床全面で陶製の町が再現されていました。
空間と一体感がありました。

深瀬家では、谷口和正さんの展示がありました。
英語の歌詞をトレースし、鉄で作られた球体や立体の中にある
小さな光源から放たれる白い光は、部屋中に散りばめられます。
日本家屋にミスマッチのような美しさを体験できます。

HANARART(はならぁと)は11日までです。
是非、奈良にお越しください。
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http://he-art.jp/
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HANARART田原本編
さて、会社の地元でもある田原本地区です。
平日の仕事の合間に行ったので、
1回目は会社から自転車で、2回目は徒歩で行けました。
まず、『もあ』の展示だった田村家へ。
ここの家主、田村一博さんの作品です。
石や陶器に漆で仕上げるという新しい作品で、
美しいだけでなく、非常に深みのある色合いでした。

そのすぐ近くにある鍵岡本家に移動しました。
小野紗雪さんと西川文章さんの作品があるというが、
部屋の中は鍵岡本家がコレクションした骨董品の数々が
所狭しとあり、鍵岡さんが来場者に骨董品の話ばかりをしていました。
スタッフは2人おられましたが、
『ここには小野紗雪さんの作品がいくつかあります。見つけて下さい。』
とか、帰る間際に『記帳していって下さい。』と言われただけで、
特に作品に対しての説明もありませんでした。
これは明らかに展示場所が間違っているように思えました。

もうひとつの『こあ』の会場である浄照寺は、
祖父や祖母のお葬式の会場でもあったので、思い入れがあります。
展示しているであろう本堂の扉を開けると、
全く別の団体が集まっていました。
そのうちの1人が会場に案内してくれたのですが、
こんなにわかりにくくていいのでしょうか。
全く作品があるような雰囲気すらありません。
部屋に入ると、小野紗雪さんの指導の下、
10月28日のワークショップで作られた子供達の作品が多数
テーブル上に並べられていました。
その隣の小さな部屋に、小野紗雪さんの作品が立ててありました。

これも、最初はテーブルの上にペタンと寝かせてあったというのです。
私の少し前に来た近所のおじさんは、
『こんなん写真に描いた、ただの落書きやんか。』と言い残して
帰っていったそうです。
地元、田原本の風景の写真の上にアクリル板を重ね、
ペイントすることに、何の意味を持つのか。
どう美しいのか・・・。
正直、私もわからなかったので、アートを見慣れていない
おじさんがそう言うのも無理はありません。
そこにいたスタッフさんは、『さきほど小野さんが来られて
こういうことしていたのですが』、と部屋を暗くし、
LEDでアクリルの小口を照らしました。
すると、小口から入った光がペイントに反応して
塗料がキレイに浮かびだすではありませんか。

光源を上下に動かすことによって、模様もキレイに移ろいます。
なぜ、最初からこういう見せ方をしないのか疑問を抱きました。
作家の意図が全く反映されていません。
そういう風に言ったら、スタッフさんも今後はそうしますと言いました。
ちなみにそこにいたスタッフさんはアートに無関係のボランティアです。
しばらくして、大勢の子供達が来たので、例のように絵を見せてあげると
歓声が沸き上がりました。
こういう反応こそ、作家の醍醐味だと思います。

津島神社では、書の奈澄和さんの大きな作品に出迎えられました。
金子みすゞさんの詩が書かれています。

円の作品は、『あ』と思う瞬間を、時計をイメージしてあります。
よく見ると長針と短針が浮かんできますね。

隣には、藤井麻理さんの絵があります。

最後は、隔月刊He-artの設置場所でもある、カフェギャラリー凛さんへ。
奈良で発掘されるのは珍しくない銅鐸を象った陶器です。
揺らすとカランコロンと心地良い音色が鳴ります。
表面には100年単位で年号と、その時代を生きた人物の名前が
彫られていたのですが、これはちょっとダサかったというか安物っぽく見えて
せっかくの本体が台無しです。

・・・とまぁ、ここまで正直に書けるのは理由がありまして、
実はこの作家の橋本寿一さんは、私が中学生時代の美術の先生でした。
面白い器も多く作られていますので、是非ご覧ください。
11日まで展示されています。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
アート作品を無料で掲載できるサイト ハート.ジェーピー
http://he-art.jp/
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平日の仕事の合間に行ったので、
1回目は会社から自転車で、2回目は徒歩で行けました。
まず、『もあ』の展示だった田村家へ。
ここの家主、田村一博さんの作品です。
石や陶器に漆で仕上げるという新しい作品で、
美しいだけでなく、非常に深みのある色合いでした。

そのすぐ近くにある鍵岡本家に移動しました。
小野紗雪さんと西川文章さんの作品があるというが、
部屋の中は鍵岡本家がコレクションした骨董品の数々が
所狭しとあり、鍵岡さんが来場者に骨董品の話ばかりをしていました。
スタッフは2人おられましたが、
『ここには小野紗雪さんの作品がいくつかあります。見つけて下さい。』
とか、帰る間際に『記帳していって下さい。』と言われただけで、
特に作品に対しての説明もありませんでした。
これは明らかに展示場所が間違っているように思えました。

もうひとつの『こあ』の会場である浄照寺は、
祖父や祖母のお葬式の会場でもあったので、思い入れがあります。
展示しているであろう本堂の扉を開けると、
全く別の団体が集まっていました。
そのうちの1人が会場に案内してくれたのですが、
こんなにわかりにくくていいのでしょうか。
全く作品があるような雰囲気すらありません。
部屋に入ると、小野紗雪さんの指導の下、
10月28日のワークショップで作られた子供達の作品が多数
テーブル上に並べられていました。
その隣の小さな部屋に、小野紗雪さんの作品が立ててありました。

これも、最初はテーブルの上にペタンと寝かせてあったというのです。
私の少し前に来た近所のおじさんは、
『こんなん写真に描いた、ただの落書きやんか。』と言い残して
帰っていったそうです。
地元、田原本の風景の写真の上にアクリル板を重ね、
ペイントすることに、何の意味を持つのか。
どう美しいのか・・・。
正直、私もわからなかったので、アートを見慣れていない
おじさんがそう言うのも無理はありません。
そこにいたスタッフさんは、『さきほど小野さんが来られて
こういうことしていたのですが』、と部屋を暗くし、
LEDでアクリルの小口を照らしました。
すると、小口から入った光がペイントに反応して
塗料がキレイに浮かびだすではありませんか。

光源を上下に動かすことによって、模様もキレイに移ろいます。
なぜ、最初からこういう見せ方をしないのか疑問を抱きました。
作家の意図が全く反映されていません。
そういう風に言ったら、スタッフさんも今後はそうしますと言いました。
ちなみにそこにいたスタッフさんはアートに無関係のボランティアです。
しばらくして、大勢の子供達が来たので、例のように絵を見せてあげると
歓声が沸き上がりました。
こういう反応こそ、作家の醍醐味だと思います。

津島神社では、書の奈澄和さんの大きな作品に出迎えられました。
金子みすゞさんの詩が書かれています。

円の作品は、『あ』と思う瞬間を、時計をイメージしてあります。
よく見ると長針と短針が浮かんできますね。

隣には、藤井麻理さんの絵があります。

最後は、隔月刊He-artの設置場所でもある、カフェギャラリー凛さんへ。
奈良で発掘されるのは珍しくない銅鐸を象った陶器です。
揺らすとカランコロンと心地良い音色が鳴ります。
表面には100年単位で年号と、その時代を生きた人物の名前が
彫られていたのですが、これはちょっとダサかったというか安物っぽく見えて
せっかくの本体が台無しです。

・・・とまぁ、ここまで正直に書けるのは理由がありまして、
実はこの作家の橋本寿一さんは、私が中学生時代の美術の先生でした。
面白い器も多く作られていますので、是非ご覧ください。
11日まで展示されています。
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アート作品を無料で掲載できるサイト ハート.ジェーピー
http://he-art.jp/
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HANARART郡山編
今日は、HANARARTの郡山会場をまわってきました。
まずは、いきなりの本命、旧川本邸。
元遊郭で大正時代の建造物です。
玄関には、野田万里子さん自身と作品がお待ちかね。
スプレーで色付けられた塩と水だけで、枯山水のような
作品を作られています。

部屋に上がると、中島麦さんの作品が床の間にありました。
この会場、旧川本邸を抽象化した絵画です。

廊下を挟んで隣にある中庭には、加賀城健さんの染めの作品が
2階から壁を覆っています。

外から見ても美しいのですが、内側から見ると映像作品のような鮮やかさです。

小さな部屋から大階段を見ると、蹴上げと一体化になってい作品があります。
岡本啓さんの作品で、写真で使う印画紙の上にペイントしたもので、
女性を表現しているそうです。

そして、隠れ作品を紹介しますと、旧川本邸のファサードに
ピンクと白と青の板が見えます。
これは中島麦さんの作品で、旧川本邸の格子をよく見ると
各階の格子パターンが違うことに気づいて、現場で作ったそうです。

旧川本邸からすぐ近くにある、箱本十三町観光案内所2階で、
oaioaさんの作品が見れます。
手作りの傘で、木々やテントを表現しているとのことです。

次は、杉山小児科医院。
福田遼子さんの作品は、花が咲こうとしているエネルギーを
人物に見立てて表現されています。

ピアノのある部屋には、依美さんの作品が多数あります。
ついつい開けたくなるという好奇心をドアの作品にしてありました。

西岡恵子さんの絵は、絵の具だと思えないほどの細い線で、
花のイメージとそこから広がる波紋を描かれていました。

その向かえの建物、さくら舎さんというカフェでは、
西嶋みゆきさんの作品があります。
和紙に色々な色で版画を刷って重ねるという手法です。
天井からは無数のポイ(金魚すくいの道具)が吊るしてあり、
紙の面には、金魚の影が美しく映し出されています。

また、パネルの作品で驚いたのは、色や配置を変えているだけで、
原版は同じ物を使用しているということでした。
同じ物を同じ技法で作るのが版画という固定概念が覆されました。

菊寿亭という、本家菊屋のお茶会に使われる建物で展示されていたのは、
小野サボコさん。
配管工事で使用するアルミシートで、彫金されています。
表現は繊細なのに、素材は想像もつかない物でした。

浅井邸酒蔵。 ここは去年、藤本絢子さんが展示されていた思い出深い場所です。
(藤本絢子さんといえば、隔月刊He-artの創刊号で特集した作家さんです)
今回は、林和音さんがキュレーター兼作家という立場で展示されています。
シュロを編んで、空間全体に迫力ある作品を展示されていました。
テーマは『繋げる穴 広がる酒蔵』です。

また、別の暗室では、立体作品だけでなく、平面作品を背景にし、
正面からこぼれ日の映像を映し出すという、造型であり、自然を感じさせる
面白い表現でした。
林和音さん自身からも色々なお話しが聞けて楽しかったです。

無料でアート作品メインのホームページを持ちたい方は
http://he-art.jp/
まずは、いきなりの本命、旧川本邸。
元遊郭で大正時代の建造物です。
玄関には、野田万里子さん自身と作品がお待ちかね。
スプレーで色付けられた塩と水だけで、枯山水のような
作品を作られています。

部屋に上がると、中島麦さんの作品が床の間にありました。
この会場、旧川本邸を抽象化した絵画です。

廊下を挟んで隣にある中庭には、加賀城健さんの染めの作品が
2階から壁を覆っています。

外から見ても美しいのですが、内側から見ると映像作品のような鮮やかさです。

小さな部屋から大階段を見ると、蹴上げと一体化になってい作品があります。
岡本啓さんの作品で、写真で使う印画紙の上にペイントしたもので、
女性を表現しているそうです。

そして、隠れ作品を紹介しますと、旧川本邸のファサードに
ピンクと白と青の板が見えます。
これは中島麦さんの作品で、旧川本邸の格子をよく見ると
各階の格子パターンが違うことに気づいて、現場で作ったそうです。

旧川本邸からすぐ近くにある、箱本十三町観光案内所2階で、
oaioaさんの作品が見れます。
手作りの傘で、木々やテントを表現しているとのことです。

次は、杉山小児科医院。
福田遼子さんの作品は、花が咲こうとしているエネルギーを
人物に見立てて表現されています。

ピアノのある部屋には、依美さんの作品が多数あります。
ついつい開けたくなるという好奇心をドアの作品にしてありました。

西岡恵子さんの絵は、絵の具だと思えないほどの細い線で、
花のイメージとそこから広がる波紋を描かれていました。

その向かえの建物、さくら舎さんというカフェでは、
西嶋みゆきさんの作品があります。
和紙に色々な色で版画を刷って重ねるという手法です。
天井からは無数のポイ(金魚すくいの道具)が吊るしてあり、
紙の面には、金魚の影が美しく映し出されています。

また、パネルの作品で驚いたのは、色や配置を変えているだけで、
原版は同じ物を使用しているということでした。
同じ物を同じ技法で作るのが版画という固定概念が覆されました。

菊寿亭という、本家菊屋のお茶会に使われる建物で展示されていたのは、
小野サボコさん。
配管工事で使用するアルミシートで、彫金されています。
表現は繊細なのに、素材は想像もつかない物でした。

浅井邸酒蔵。 ここは去年、藤本絢子さんが展示されていた思い出深い場所です。
(藤本絢子さんといえば、隔月刊He-artの創刊号で特集した作家さんです)
今回は、林和音さんがキュレーター兼作家という立場で展示されています。
シュロを編んで、空間全体に迫力ある作品を展示されていました。
テーマは『繋げる穴 広がる酒蔵』です。

また、別の暗室では、立体作品だけでなく、平面作品を背景にし、
正面からこぼれ日の映像を映し出すという、造型であり、自然を感じさせる
面白い表現でした。
林和音さん自身からも色々なお話しが聞けて楽しかったです。

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