東鳴子の食堂「千両」の心意気 | 仙台のおいしいもの・宮城のおいしいものをご紹介

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「仙台は食べ物もおいしいし、見るところもたくさんあるし、いい所よね。」とよく言われます。でも、仙台に観光でくる人の中には、牛タンだけ食べて帰ってしまう人もいるのだとか。「せんだい・仙台のおいしいもの」「宮城のおいしいもの」とは何か?を取材いたしますー。

 なんだ!この物体は!


・・・って、もちろん、これは、東鳴子温泉の食堂「千両」さんの看板メニューのタンタンメンとカツカレー。


仙台のおいしいもの・宮城のおいしいものをご紹介-鳴子温泉 千両  仙台のおいしいもの・宮城のおいしいものをご紹介-鳴子温泉 千両


 本当は、この写真ではなくて、カツ丼の写真を探していたのですが、みつからず・・・。「千両」さんは、食堂です。ですから、おっされーなランチとか、カフィーとかはありません。ここにあるのは、人情です。


 東鳴子にいき、打合せが昼ごはんをはさむときには、千両さんでよくお世話になります。実は、ほかにお店の選択肢がありません。千両さんが休みだと、昼を食べそこなうという悲劇も待っています。


 湯治客の減少で、鳴子温泉郷から客足が減りつつあるという中、千両さんは「お店を辞められない」理由があるといいます。地域のお年寄りから、ヘルプがかかるからです。「今日は、からだの調子があまりよくないから、ちょっと出前してけろ~」とか「買物にいくのに天気が悪いから、今日は出前にしようと思ってなー」とか。


 千両さんでごはんを食べていると、時々「おかもち」をもって、すーっとでていく店主の姿をみます。「あれ?と゜っかいっちゃった」ということで、お店にお客さんを置いたままでかけることもあります。でも、それは、ヘルプのサインの答えるウルトラマンの姿です。


 知らずにいると、「なんだかな~客をおいたまま店主が消えちゃったよー」ということになるのですが、事情をわかっている人たちは、あたたかく、のんびり、ゆっくり待っています。


 地域には、それぞれいろいろな事情がありますが、その地域を支えている人たちの姿は、とてもステキです。今年も、いろいろな地域の人たちに出会いたいです。



仙台のおいしいもの・宮城のおいしいものをご紹介-鳴子温泉 千両

追伸 私のよく知っている現在鳴子に在住のある方は、こんなふうにオーダーします。


「すみませーん、カツ丼、ごはん大盛りで!」


うかうかしていると「別盛りで、ごはん追加」と頼みそうな勢いです。