毎晩、わたしとリョウ君は授乳しながら眠ります。
その日にあったことを振り返りながら。
楽しかったこと、嬉しかったこと、ワクワクしたこと
次の日に目覚めた時にワクワクの続きがはじまるように、寝る前に話すのは楽しい話題だけ!
歌もたくさん歌います。
私からは季節のうた。
最近は秋の童謡を選んで歌うようにしています。
あとは、リョウ君からリクエストがあればそれも歌ってみたり。
私の想いがリョウ君に届くように
耳をさわるか(クラニオ)
腎臓をあたためるか、
足をあたためながら話したり歌ったりします。
それが私たちのいつもの夜。
静かにすぎていく、
そんないつもの夜。
昨日はちょっと違っていました。
いつもとかわりなく、紅葉の歌を歌っていたら。
突然、火が点いたように泣きだすリョウ君。
『ママ、ありがとうね~』
『ママ、うれしかったよ』
赤ん坊のように泣きじゃくります。
何のことだろう?
産まれたときのことかな~?
…結局なんのことかよく解らなかったけど
またちょっとリョウ君との絆が深まったみたいでうれしくなったのでした。
わたしがリョウ君に大好きだよって伝えて
リョウ君もわたしに大好きだよって応えてくれる夜。
このあたたかい夜がいつまで続くかわからないけど、いつまでも母のぬくもりを伝えていこうと思います。
ありがとう、リョウ君。
うれしかったよ。
ありがとう!!