クジャクの求愛行動 -12ページ目

クジャクの求愛行動

公共の場にいるとき。笑っちゃいけないところでわらっちゃう、
涙ながしちゃいけないところで泣いてしまう。
でも、公共の場ではSHHHH!!!
色んなものに興味がある私は、
全てのモノに羽を広げて求愛いたす。

 

バーン!!!!!






先日、仕事で買い出しにいっている時に




大きな事故が起こった。





私は、幸いガードレールに守られ車の破片が顔に飛んできた程度だった。





自分半径1m近くまで車が飛んできて私は大きな悲鳴をあげた。






車の中にはぐったりした男女がいてガスが漏れて苦しそう。







ドンドンドンドン!!





窓を叩いて声をかけると意識があるようだった。




「ドアを開けて!」 



カチッとドアが開き、中を見ると、



助手席にいた彼女は動けない様子。




 火事場の馬鹿力だろうか、


私は気づいたら彼女を抱きかかえ外に出していた。




ぐったりする彼女に、



声をかけ、



スカーフをかけ介抱した。





彼女は、自分のことより彼氏の名前を何度も呼んでいた。




彼氏の無事を伝え、





周りの人も懸命に救急車を呼んだり

警察を呼んだりして協力しあってた。




少ししてから救急車と警察がかけつけ私も少し事情聴取をされた。



衝突した相手の運転手も怪我はなく、



怪我人は意識はある状態で搬送された。



医師免許を持っている人だろうか。




すごく慣れた手つきで介抱している女性がいて



私は何もできないなりに彼女の指示に従ってお手伝いをした。




最近、車の事故が本当に多発していて



車というすごく身近な事故でも、




どこか他人事のように感じていたのかもしれない。




私もあと1秒違えば確実に巻き込まれていただろう。



 もし、あのガードレールがなければ、確実にひかれていただろう。



交通事故は、 防ごうと思えば防げる反面、



小さなきっかけですぐに起こり得ること。



車を運転する人もしない人も、




細心の注意を払ってください。




人を乗せてる時はもちろん、




自分一人のときも




携帯とか使わないで。




自分があの場にいたってことは、





伝えるべきことがあると思いかかせてもらいました。






他人事と思わずに読んでもらえたらと思います。
 



追記。

この事故を目撃した夜、



私自身もバイクと衝突しかけた。






キキー!



と急ブレーキかけて転びかけてる私に



その暴走するバイクは



なんの悪びれもなく通り過ぎていった。




レベル2000のガンを飛ばすと、



たまたまそこには信号待ちをしていたパトカーが。




私の思い違いだろうか。




警察官の



「任せろ。」




という無言のテレパスが私の元に届き、



そのパトカーは暴走バイクを追って夜の闇にきえていった。




事故なんかいつあるか分からないから気をつけよう。





そして、
昨日。




事故目撃から二日目。





学校から帰り、駅で自転車にまたがるとパトカーと救急車が私の目に飛び込んできた。




まさかな、と思い、



昨日バイクと事故にあいかけた場所を通ると、




電柱に車がぶつかり、




自転車がガードレールにつっこんでいる光景を目にした。




その前日に私が衝突しかけた場所とぴたりと同じところ。




自分も、あぁなる運命だったのかと思うと急に怖くなった。




「明日は我が身」





この言葉を念頭において、



いつもより気をつけていこう。








オ~コワ!
 




おじいちゃんが泣いていた。




おばあちゃんが笑ってた。









福島県ダンス遠征2日目。




今日も朝が早い。



8人乗りのバンに乗って、いよいよ小高という町へ行く。




原発15km圏内という所で、



住人はおらずがれき処理の方などが雨の中精を出して再建作業にあたっていた。




空はどんより曇っていて、




だんだんテレビで見ていた被害状況を目の当たりにすることになった。









ガードレールは波を打ち、

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電信柱は横たわり、

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がれきこんもりといくつもの山をなしていた。


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車は原形をとどめていないほどぐしゃぐしゃで

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地震と津波の凶暴さが目の前で仁王立ちしていた。




開け放たれた堤防は、草木が水を含んでおり、踏みしめるたびにミシャミシャと不可解な音をたてていた。



「ここに、家族が住んでいたんだろうな。」


と思う家の骨組のみが残されておりなんとも言えない気持ちが交差した。

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原発からほど近く、



見た目にはまだ住めるであろう家々が立ち並んでいるエリアもあった。





「津波や地震の被害は、がんばれば復興できるんです。



でも、放射能は、


がんばってもどうにもならない。」









案内人の方のリアルなお話に、



原発という恐ろしい魔物の脅威を感じずにはいられなかった。



放射能数値は
0.2マイクロシーベルト。


津波の傷跡残る地域にみえるこの町の数値にしては、少ないように感じた。



そして、渡利という地域に戻り放射能を計ってみた。





先程とは逆に数値があがり、



1.0マイクロシーベルト。






なんとこの数値は大阪で計った数値と同じ
だということだった。




渡利でも大阪でも普通にみんなが生活している。



数値が低いががれきの山の小高地域には誰も住んでいない。




この矛盾というのか、なんと名前を付けていい状況なのか困惑してしまった。





「当時、この近くでは25マイクロシーベルトもの数値が測定されたけど、



国は公表しなかったんです。



そうと知らない大人たちは、食糧を買うために何時間も外で並んでいたんです。




あとで自分たちがすごく高い数値で被爆していることを知りました。」








私が、「どうして、そんなに大切なこと公表しなかったんかな。」と言うと







「混乱を避けたかったんじゃないでしょうか…逃げてきた人からしたら、





また高濃度の放射能が浴びせられているとしたらまた大パニックになる…。




もう、何を信じていいのか分からないですよ。」





と言っていた。



パニックを避けるために、被爆している事実を見逃している。



色んな感情が交差したが、



ひとつ言える事は、



原発は本当にものすごく危険な魔物であること。



もう、福島のような災害を出さないというのがこれからの課題であるということを痛感した。





その後、渡利小学校という所へ行って3回目のshow。


対象は6年生約100名で、
「表現」 という授業の一環で出演させてもらえた。




本当に本当に素直で、私達のshowにも素直に反応してくれて本当に幸せだった。



その後のダンスレクチャーもものすごいスピードでマスターし、



将来、日本をしょってたつであろうダンサーの原石にたくさん出会えて気がした。




彼らも、外遊びを制限されておりパワーがありあまっているとのことだった。





みんなポージングの指導では個性全開でそれぞれを表現し、彼らの眩しい笑顔があいまって魅力炸裂だった。

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授業が終わってからも、



昨日showをした学童の子供たちも体育館のそとで待ち伏せしてくれていてハイタッチ。




めちゃくちゃ愛を感じた。



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後ろ髪引かれながら、最後のshowの場所。


それは、偶然にも最愛の祖母が生前お世話になっていた老人介護施設だった。




着くやいなや、多くのお年寄りが拍手で出迎えてくれた。




ずっと子供たちを対象にshowをしてきた私達。喜んでもらえるかな。





ヘルパーさんの温かいご紹介の後に3人で飛び出していった。



「私の祖母は、実は生前この施設で大変お世話になりとても幸せだといっていました。



その恩返しも今日はできたらと思います。」




そして音楽が会場を包み、



私達が動き出すと同時に会場から手拍子がわきあがった。



ひとりひとりのおじいちゃん、おばあちゃんと目を合わせながら踊り笑顔を交わし合った。





少しだけ手だけのフリを練習しみんなで踊り会場がひとつになった空間を肌で感じることが出来た。



すると、まさかのアンコール!





3人でソロまわしをした後、先程レクチャーしたフリでみんなで踊りshowを終えた。





振り返ると、3人のおじいちゃんおばあちゃんが布で作ったチューリップの花束と「福を呼ぶふくろう」と書かれたストラップを贈呈しにきてくれた。





どうしてだろう。




おじいちゃんが泣いていた。




泣きながら、花束を渡してくれた。




どうしてだろう、



ハイタッチをしに行ったらおばあちゃんが泣きながら笑ってた。





もう駄目だ。





涙が止まらなかった。


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「元気を与えたい!」と思って向かったこの地。




元気をもらったのは、


紛れもなく私達の方だった。





寝たきりのおばあちゃんが一生懸命手を振って、




「ありがとう!ほんとうにありがとう!!!」





と声をかけてくれた。






その後、所長さんが私のもとへきて、






「あなたが、とりさん(祖母)のお孫さんだったのね。。。」



すごく優しい目で私の手をとった。




感情が、忙しい。





なんて名前を付けていいのか分からない感情がどっとあふれてきた。




施設をあとにする私達が見えなくなるまで手をふり、見送ってくれた。


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空が、めちゃくちゃ青かった。




それはもう、青かった。



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私達が、これからできること。





それは、



「福島はこんなに素晴らしい場所なんや!」って伝えること。




「みんな、元気にここで生きてんだ!」ってこと。




ここに次は旅行で来たいなと改めて思った。




被災地、被災者、


マイナスイメージを持たれがちなこの地。



中に入ると、




みんな一生懸命生きていて、上をむいて進んでる。





今回、医療団体の被災地支援の中に





私達ダンサーの枠を3つもご用意してくれた民医連の皆様、





並びに現地でありったけのおもてなしをしてくださった皆様、



ダンスが持つ、バリアフリーな無限大のこの可能性に気付かせて頂いて





本当にありがとうございます。



そして、ここに送って下さるきっかけをつくってくれたチャリティーの支援者の皆様、



こころからありがとうございます。




一緒にこの2日間を過ごして下さったGolfさん、雪絵、ほんとうにありがとう。





問題点は、日本中これからまだまだあるのかもしれない。




だけど、




子供たちが心配なく“普通に”外で遊べる東北をつくっていくこと、




復興地をRESTARTさせていくこと。




私達のプロジェクトはまだまだ始まったばっかりだ。











Are you ready?








East Japan RE: project
代表 佐々木 唯

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「ねぇねぇ、どうしてお外で遊んじゃいけないの?」







まっすぐな目でこう尋ねられ、



私はすぐに答えられなかった。






今朝、早朝に大阪を後にし





医療団体の方のご厚意に甘えて、先月主催したダンスチャリティーイベントで集めた義援金を直接被災地へ持ってくるプロジェクトに参加させていただいた。





到着すると、東北訛りの優しい響きが耳にスッと入ってきた。




今回のスケジュールはとってもタイトで、予定していたshowは1本かと思っていたら6本に増えていて嬉しい限りだ。





まず始めは、第二小学校。



もともと6年生だけの予定だったそうだが、


校内で噂が噂をよんで3、5年生が加わり




合計150名がキラキラ笑顔で体育館に入ってきた。





私達を見つけるやいなや、

「こんにちはー!!!!」
と笑顔であいさつ。





育ちがいい!!!





そして、授業の一環として私達のshowが始まった。



まずはEast Japan RE: projectの活動の紹介、



そして先日、スペインから届いた私達の活動紹介short filmの放映。

http://www.youtube.com/watch?v=NUtDe3ExliM



目をキラキラさせて見つめる子供たちがすごく眩しかった。



そして、いよいよ私達が実際に彼らにダンスを見せる番!




踊るって気持いいなぁ~!!!



高校か大学生のころから遠い存在として見ていたブレイクダンサーGolfさんとまさか一緒にルーティーンできるなんて10年前の私には予想だにできなかった。



雪絵に教わったフリをザンザン踊り、




最高に楽しいひと時。



その後は、実際に子供たちにもダンスレクチャー★





両手を広げさせたり、体操体系に並ばせてみたり。



子供ってほんま素直!!




ボックスステップとチャールストンの簡単なルーティーン。



でもダンス未経験の小学生にとっては至難の業。


中には車いすの子供もいて、目を配ってレクチャー開始!



Golfさんと雪絵が12CHのお兄さんとお姉さんのように教えて、
私はとりあえず気になった子供にマイクでツッコミをいれる。笑。




みんな、驚くほど覚えが早くて、



全身全霊楽しんでいるのが伝わってきた。




足のステップだったり、回ったりするフリだったので車いすの子供たちが気になっていた。





でも、やっぱ子供って楽しむ天才。


ステップを踏むシーンでは手を足にみたてて練習し、回るフリでは器用に車いすを回転させとってもきれいな円を描いていた。




心がよりほっこりした瞬間だった。




他の子供たちも本当にお世辞なしに上手に十人十色の動きとポージングを見せてくれた。




拍手大喝采であっという間に45分授業が終わり、



子供たちが愛情表現なのか、わ~~~~!!っと握手を求めてきた。

「ゆいちゃん、忘れないからね!」
とニコニコ言ってきたり、



「そのハチマキ、俺にくれよ!」



と生意気に私のスカーフを引っぺがそうとする男子、




そして、プロ級のマッサージを施しながら、



「ここ、痛いでしょ?ここが痛いってことは、心臓になにかあるわね。」
と中年女医みたいな口調の女子もつめかけ、




シュールさに爆笑してしまった。


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彼らと離れ、次は学童保育施設。



そこでも同じような流れでshowをして交流したり、おいかけっこして幸せなひと時を過ごした。



そこで別れ際に、



学童の先生に物資を渡しすこし話をしていた時。


「この子たち、もうしばらく外遊びしてないからパワー有り余っちゃって。



だから今日みたいな機会があってすごく嬉しかったと思うんです。




パワーを有り余らせちゃう子、



ふさぎこんでしまう子、


子供によっていろいろなんです。」











すると、


一人の子供がこう尋ねた。












「ねぇねぇ、どうしてお外で遊んじゃいけないの?」







一瞬、先生も喉をつまらせ、答えをにごしていた。




私は、適切か不適切か分からなかったけど、










「外には、怪獣がいるねん。でも大丈夫、おねえちゃんが絶対退治したるからな。




だから、それまで今日覚えたダンスをお友達同士で練習してな?」






彼女は大きくうなづいた。





私達がすべきこと、課題はまだまだたくさん残されている



そう痛感した。


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そして、その後は福島で働く伯父の診療所で震災以降の福島の現状のプレゼンを聞きに行き、



最終額¥360,712まで集まった義援金を直接お渡しした。



額を見て、びっくりしてくれていた。




みんなの思いは、ちゃんと託しました。

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その後、ホテルに戻ると、




福島に住む友人たちがわずかな時間だったのにもかかわらず会いに来てくれた。





「大阪からわざわざ来てくれてありがとう。」と何度もお礼をいってくれた。




ちょっとの時間でも「顔を見に来る」ということに時間を惜しまない、そういう人すごく好きだ。




心が何度もホッとなった一日だった。

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そして、これとは直接関係ないが福島にいる間に朗報も入った。





先日、ある出版社のエッセイコンテストで特別賞を頂いた。



そこで、オムニバス本の著者にかかわらないかと依頼の電話があった。




2日後の締め切りで、大丈夫かなとヒヤヒヤしているが、まぁそれもありだろう。




そして、その文書の評価の中でとても嬉しい事を言って頂けた。




「さっき電話した時、新幹線にいると言っていましたが、どこかにお出かけ中ですか?」



ときかれ、福島県で支援にきています、と答えた。


そして軽く私の経歴をお話すると



「色んなことを経験したからこそ出てきた表現力なんですね。




今回は惜しくも特別賞だったのですが、全国約800通の応募の中で、



約7名の方に文書発行の推薦をさせていただきました。その中にあなたも入っています。




今後、プロの作家にかなり近い枠でお仕事されることを考えてみてはどうですか。」





と言って頂けた。




大学の頃、ふと思った「作家への道」が少しドアを開いてくれてた。




まだまだどうなるか分からないが、福島ですごくいい経験をさせてもらえてる上にこういった依頼を頂きもったいない限りである。




自分を過信しすぎず、まず一歩ずつ踏み出していこうと思う。





私が福島にいくということで本当に多くの応援メッセージが寄せられ、




私の生きている理由。みたいなものに面と向かって向き合えている気がする。



みんな、ほんとうにありがとう。





明日は、まだまだ去年の震災被害からほぼ手つかずと言われている区域を往復4時間ほどかけて視察。


その後は小学校と老人介護施設でshow2本!






最後の最後までありったけのものを伝えれるようにけっぱってきます!






Wish me luck!!!!!!


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